2016-07-09から1日間の記事一覧

覚え書:「特集ワイド 「クーデター」で立憲主義破壊 憲法学者、石川健治・東大教授に聞く」、『毎日新聞』2016年05月02日(月)付夕刊。

- 特集ワイド 「クーデター」で立憲主義破壊 憲法学者、石川健治・東大教授に聞く毎日新聞2016年5月2日 東京夕刊 石川健治・東京大教授=中村藍撮影 3日は憲法記念日。多くの国民が反対した安全保障関連法が成立してから初の記念日だけに、どこか重苦しさが…

覚え書:「書評:沖縄自立の経済学 屋嘉宗彦 著」、『東京新聞』2016年05月29日(日)付。

- 沖縄自立の経済学 屋嘉宗彦 著 2016年5月29日 ◆自給率と観光産業が鍵に [評者]川平成雄=沖縄社会経済史研究室長・歴史学者 「沖縄自立の経済学」とは魅惑的なタイトルだ。著者は『沖縄の自立と日本−「復帰」40年の問いかけ』(岩波書店、二〇一三年)…

覚え書:「書評:民主主義を直感するために 國分功一郎 著」、『東京新聞』2016年05月29日(日)付。

- 民主主義を直感するために 國分功一郎 著 2016年5月29日 ◆政治参加の姿勢示す [評者]五野井郁夫=高千穂大教授 民主主義とは何か。若き哲学研究者の國分功一郎は「民主主義とは民衆が権力を作る政治体制」であるという。それは、誰か一部の人々に権力の…

覚え書:「書評:原節子の真実 石井妙子 著」、『東京新聞』2016年05月29日(日)付。

- 原節子の真実 石井妙子 著 2016年5月29日 ◆虚像を去る強い決意 [評者]大場正敏=鎌倉市川喜多映画記念館顧問 突然の映画界引退後、半世紀もの間「伝説」として語られてきた女優原節子。九十五歳での逝去も故人の意思で二カ月以上も伏せられた後、その訃…

吉野作造研究:民本主義と軍国主義=新渡戸稲造

- 両主義の衝突を憚る (「我国の現在及将来に於ける軍国化と民本化の二大運動の批判」と題するアンケートへの寄稿 中央公論 大正七年七月) 軍国主義並に民本主義とは、多分ミリタリズムとデモクラシーの意であらう。この二つを相対峙して反対の主張を表す…