2013-06-16から1日間の記事一覧

覚え書:「書評:亡びゆく言語を話す最後の人々 [著]K・デイヴィッド・ハリソン [評者]内澤旬子」、『朝日新聞』2013年06月09日(日)付。

- 亡びゆく言語を話す最後の人々 [著]K・デイヴィッド・ハリソン [評者]内澤旬子(文筆家・イラストレーター) [掲載]2013年06月09日 [ジャンル]ノンフィクション・評伝 ■敬意をもって耳を傾け記録 アメリカ先住民ナバホ族のディネ語の吹き替えによる「スター…

覚え書:「書評:立身出世と下半身―男子学生の性的身体の管理の歴史 [著]澁谷知美 [評者]三浦しをん」、『朝日新聞』2013年06月09日(日)付。

- 立身出世と下半身―男子学生の性的身体の管理の歴史 [著]澁谷知美 [評者]三浦しをん(作家) [掲載]2013年06月09日 [ジャンル]社会 ■「性的充溢=男らしさ」の矛盾 「1890〜1940年代において、男子学生の性的身体は、教育者や医者らによって、どのよ…

書評:松田茂樹『少子化論 なぜまだ結婚、出産しやすい国にならないのか』勁草書房、2013年。

- しかし、当面人口減少は止まらないからといって、少子化対策を諦めてよいのだろうか。仮に出生率が永遠に回復しなければ、この国は、当初どころか、永遠に人口減少をし続けてしまう。 以上にあげた点をみると、筆者としては、「少子化論」の側に少なからぬ…