2013-11-23から1日間の記事一覧

覚え書:「JB論 ジェイムズ・ブラウン闘論集1959−2007 [編著]ネルソン・ジョージ、アラン・リーズ [評者]いとうせいこう(作家・クリエーター)」、『朝日新聞』2013年11月17日(日)付。

- JB論 ジェイムズ・ブラウン闘論集1959−2007 [編著]ネルソン・ジョージ、アラン・リーズ [評者]いとうせいこう(作家・クリエーター) [掲載]2013年11月17日 [ジャンル]アート・ファッション・芸能 ■黒い音楽を変えた男のファンク ジェイムズ・ブラ…

覚え書:「ビスマルク(上・下) [著]ジョナサン・スタインバーグ [評者]水野和夫(日本大学教授・経済学)」、『朝日新聞』2013年11月17日(日)付。

- ビスマルク(上・下) [著]ジョナサン・スタインバーグ [評者]水野和夫(日本大学教授・経済学) [掲載]2013年11月17日 [ジャンル]ノンフィクション・評伝 ■大帝国を育んだ天才性と悪魔性 鉄血宰相オットー・フォン・ビスマルクには、様々な冠がつく。「天才…

書評:N・ファーガソン(櫻井祐子訳)『劣化国家』東洋経済新報社、2013年。

N・ファーガソン『劣化国家』東洋経済新報社、読了。「なぜ豊かな国が貧困へと逆戻りするのか?」。西欧がトップに立ち続けた二つの要因は民主主義と資本主義、法の支配と市民社会というの4つのエンジンを実装した国民国家。その劣化を前に開発独裁の如き妖…

日記:旅に出ることは日常の生活環境を脱けることであり、平生の習慣的な関係から逃れることである

- 旅に出ることは日常の生活環境を脱けることであり、平生の習慣的な関係から逃れることである。旅の嬉しさはかように解放されることの嬉しさである。ことさら解放を求めてする旅でなくても、旅に老いては誰も何等か解放された気持になるものである。或る者…