2015-04-12から1日間の記事一覧

覚え書:「耕論:戦後とは 原武史さん、アレクサンダー・コッホさん」、『朝日新聞』2015年04月07日(火)付。

- 耕論:戦後とは 原武史さん、アレクサンダー・コッホさん 2015年04月07日 戦後70年。メディアには「戦後」があふれている。現在を生きる私たちにとって、戦後を語るとはどういうことなのだろう。誰の、どんな戦後を語るべきか。そもそも、戦後は戦前と断…

覚え書:「書評:エノケンと菊谷栄 山口 昌男 著」、『東京新聞』2015年04月05日(日)付。

- エノケンと菊谷栄 山口 昌男 著 2015年4月5日 ◆不世出の座付き作者 【評者】堀切直人=文芸評論家 かつて種村季弘さんから、山口昌男さんが喜劇役者エノケンの知られざる座付き作者・菊谷(きくや)栄の評伝を書いているという話を伺ったことがある。菊谷…

覚え書:「書評:世界に冠たる中小企業 黒崎 誠 著」、『東京新聞』2015年04月05日(日)付。

- 世界に冠たる中小企業 黒崎 誠 著 2015年4月5日 ◆前向きな努力の数々 【評者】中沢孝夫=福山大教授 ビッグではないがオンリーワン、ナンバーワンの中小企業がたくさん紹介されている。著者が日本の各地を踏査して描く、自動車や建設機械向けのオリジナル…

覚え書:「書評:議会は踊る、されど進む 谷 隆一 著」、『東京新聞』2015年04月05日(日)付。

- 議会は踊る、されど進む 谷 隆一 著 2015年4月5日 ◆人任せ地方政治の再考を 【評者】五野井郁夫=政治学者 市民が政治への関心を失うと政治はどうなるか。いわば「市民不在」となったとき、地域政治がどのような軌跡をたどったかについて、本書は東京都内…

日記:レーヴィットの「日本哲学」批判

- レーヴィットの「日本哲学」批判 その歪みを最初に指摘したのは、ナチスの台頭とともにそれまで教鞭をとっていたマールブルク大学を追われ、日本へ亡命して、五年間東北帝国大学で哲学とドイツ文学を講じたあと、日独が枢軸同盟を結ぶことになり、米国へと…