2013-10-10から1日間の記事一覧

覚え書:「書評:桃源郷 中国の楽園思想 川合 康三 著」、『東京新聞』2013年10月06日(日)付。

- 桃源郷 中国の楽園思想 川合 康三 著 2013年10月6日◆長生の夢 古典に探す [評者]池上正治=作家・翻訳家 人は幸せを願い、長生を求め、楽園を想(おも)う。この永遠のテーマを、中国の古典文学の世界に渉猟した力作である。 七百六十歳になっても元気だ…

覚え書:「今週の本棚・この3冊:村上春樹=内田樹・選」、『毎日新聞』2013年10月06日(日)付。

- 今週の本棚・この3冊:村上春樹=内田樹・選 毎日新聞 2013年10月06日 東京朝刊 ◇内田樹(たつる)・選 <1>羊をめぐる冒険 上・下(村上春樹著/講談社文庫/各500円) <2>中国行きのスロウ・ボート(村上春樹著/中公文庫/600円) <3>村…

書評:マーク・ユルゲンスマイヤー(立山良司監修、古賀林幸、櫻井元雄訳)『グローバル時代の宗教とテロリズム いま、なぜ神の名で人の命が奪われるのか』明石書店、2003年。

マーク・ユルゲンスマイヤー『グローバル時代の宗教とテロリズム いま、なぜ神の名で人の命が奪われるのか』明石書店、読了。宗教は本来、暴力に終止符を打ち、平和と秩序をもたらすものだが、「平和」を実現するために戦っているのが宗教の歴史。本書は、宗…