2014-08-22から1日間の記事一覧

覚え書:「書評:真実の「わだつみ」 加古 陽治 編著」、『東京新聞』2014年08月17日(日)付。

- 真実の「わだつみ」 加古 陽治 編著 2014年8月17日 ◆死に向かう学徒兵の思い [評者]道浦母都子=歌人 音もなく我より去りし物なれど書きて偲びぬ明日(あす)と言ふ字を 木村久夫 高校時代、この一首と出会ったことが、私の一生を決めた。多大の影響を及…

覚え書:「書評:移植医療 木勝島 次郎・出河 雅彦 著」、『東京新聞』2014年08月17日(日)付。

- 移植医療 〓島 次郎・出河 雅彦 著 2014年8月17日 ◆ルール不備が招く「事件」 [評者]向井承子=ジャーナリスト ハンディーな新書に凝縮された内容の重さにため息が出た。先端医療のあり方を問い続ける研究者と、医療問題への取材を続けるジャーナリスト…

覚え書:「今週の本棚・本と人:『市川房枝と「大東亜戦争」 フェミニストは戦争をどう生きたか』 著者・進藤久美子さん」、『毎日新聞』2014年08月17日(日)付。

- 今週の本棚・本と人:『市川房枝と「大東亜戦争」 フェミニストは戦争をどう生きたか』 著者・進藤久美子さん 毎日新聞 2014年08月17日 東京朝刊 (法政大学出版局・1万260円) ◇「告発史観」で見落とされたもの−−進藤久美子(しんどう・くみこ)さん …

日記:南原繁と吉野作造 その信仰における屹立さと中庸

月末に南原繁のキリスト教信仰の独自性(修養倫理のキリスト教受容とは違う)の発表をしなきゃならんので、夕方から少し、南原の著作を読み直しておりました。南原繁自身が「ちなみに申しますと、私はある人びとのように、宗教を表に出さない。その点はカン…