2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

覚え書:「「天皇主義者」宣言のわけ 思想家・内田樹さんに聞く」、『朝日新聞』2017年06月20日(火)付。

- 「天皇主義者」宣言のわけ 思想家・内田樹さんに聞く 2017年6月20日 内田樹さん=細川卓撮影 9条護憲や脱原発などリベラルな主張で知られる思想家の内田樹(たつる)さん(66)が、雑誌のインタビューで、自分は「天皇主義者」になったと宣言した。右派…

覚え書:「【東京エンタメ堂書店】今、よみがえる植木等 輝く時代の巨星と共に」、『東京新聞』2017年10月02日(日)付。

- 【東京エンタメ堂書店】今、よみがえる植木等 輝く時代の巨星と共に 2017年10月2日 コメディアンの小松政夫さん(75)が、師匠と仰いだ俳優で歌手の故植木等さんについて記した『昭和と師弟愛 植木等と歩いた43年』(KADOKAWA)を出版した。小…

覚え書:「【書く人】平和に住まう幸せ 『くらしの昭和史』 昭和のくらし博物館館長・小泉和子さん(83)」、『東京新聞』2017年09月17日(日)付。

- 【書く人】平和に住まう幸せ 『くらしの昭和史』 昭和のくらし博物館館長・小泉和子さん(83) 2017年9月17日 東京・大田区の住宅街にひっそりと建つ簡素な木造二階建ての自宅を「昭和のくらし博物館」として開館して十八年。建物はテレビドラマの撮影に…

覚え書:「書評:ブラック・フラッグス 「イスラム国」台頭の軌跡(上)(下) ジョビー・ウォリック 著」、『東京新聞』2017年09月10日(日)付。

- ブラック・フラッグス 「イスラム国」台頭の軌跡(上)(下) ジョビー・ウォリック 著 2017年9月10日 ◆欧米の介入が動機づけに [評者]宮田律(おさむ)=現代イスラム研究センター理事長 八月にスペイン・バルセロナなどで百三十人以上が死傷するテロが…

覚え書:「考論 長谷部×杉田 マフィア化する政治」、『朝日新聞』2017年06月19日(月)付。

- 考論 長谷部×杉田 マフィア化する政治 2017年6月19日 数の力にまかせた奇手に個人攻撃。認めず調べず謝らず――。「1強」に余裕がなくなり、過剰なまでの強硬姿勢を見せる安倍政権。森友学園と加計学園の問題では、数々の疑惑にフタをするばかり。かつてな…

覚え書:「社説 安倍政権 「議論なき政治」の危機」、『朝日新聞』2017年06月18日(日)付。

- 社説 安倍政権 「議論なき政治」の危機 2017年6月18日 通常国会がきょう閉幕する。 150日間の会期を振り返って痛感するのは、民主主義の根幹である国会の議論が空洞化してしまっていることだ。 その責任は、巨大与党に支えられ、「1強」を謳歌(おうか…

覚え書:「書評:ふたつの憲法と日本人 川口暁弘 著」、『東京新聞』2017年09月10日(日)付。

- ふたつの憲法と日本人 川口暁弘 著 2017年9月10日 ◆統制経済下で出た違憲論 [評者]古関彰一=獨協大名誉教授 ふたつの憲法、それは言うまでもなく明治憲法と日本国憲法であり、日本の近代そのものでもある。とはいえ憲法理念は、異なる激変した時代の中…

覚え書:「書評:フリーランスぶるーす 栗山圭介 著」、『東京新聞』2017年09月10日(日)付。

- フリーランスぶるーす 栗山圭介 著 2017年9月10日 ◆自分の道を切り開く [評者]広小路尚祈=作家 バブルの香りが、まだいくらか残る時代。フリーターであった「僕」は、「ギョーカイ」の門を叩(たた)く。編集プロダクションに勤務するうち、諸々(もろ…

覚え書:「書評:森の探偵 宮崎学 著 文・構成 小原真史」、『東京新聞』2017年09月10日(日)付。

- 森の探偵 宮崎学 著 文・構成 小原真史 2017年9月10日 ◆生と死の舞台を撮る [評者]桜木奈央子=フォトグラファー 「オリジナルな写真はオリジナルの機材から」という稀有(けう)な動物写真家の撮影方法を、著者自身が語りによって解き明かす。自作の無…

日記:私たちは都市のあり方を見なおすべき時期にきているのではないだろうか。

- 地方が創生すること。都市が再生すること。地域が活性化すること。それはどういう状態をさすのだろうか。若者が安心して子供を産み育て……。高齢者が元気でいきいきと……。減少と超高齢化が同時進行する地方都市の再生を語るならば、経済的な側面は避けて通…

覚え書:「折々のことば:785 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年06月16日(金)付。

- 折々のことば:785 鷲田清一 2017年6月16日 経験は物語られることによって初めて経験へと転成を遂げる (野家啓一) ◇ 心の内を赤裸々に吐露する「告白」も、社会の姿を粉飾なしに描写する「写実」も、叙述の形式こそ違え「真実をありのままに描く」こ…

覚え書:「コミック タイニードライブ(1) [作]大石まさる」、『朝日新聞』2017年09月10日(日)付。

- コミック タイニードライブ(1) [作]大石まさるコミック タイニードライブ(1) [作]大石まさる 2017年09月10日 ■姉妹の日常、スカッと爽快に スピーディーな切れ味の4コマ風ギャグ作品。スカッと爽快感がありながら、作り込みがとんでもなく細か…

覚え書:「コミック 僕はまだ野球を知らない(1) [作]西餅」、『朝日新聞』2017年09月17日(日)付。

- コミック 僕はまだ野球を知らない(1) [作]西餅コミック 僕はまだ野球を知らない(1) [作]西餅 2017年09月17日 ■データオタクが弱小チームの監督に 大の野球好きだけど運動オンチな物理教師が弱小野球部の監督に。セイバーメトリクス(統計学的分…

覚え書:「コミック カフェでカフィを [作]ヨコイエミ」、『朝日新聞』2017年10月08日(日)付。

- コミック カフェでカフィを [作]ヨコイエミコミック カフェでカフィを [作]ヨコイエミ 2017年10月08日 ■鮮やかに切り取る日常のひとコマ 一読して、あまりの巧みさに唸(うな)った。おしゃれなカフェの3組の客を、それぞれの視点で描いた連作に始ま…

覚え書:「右傾化問う本、集まる関心 多様な切り口、重版相次ぐ」、『朝日新聞』2017年06月17日(土)付。

- 右傾化問う本、集まる関心 多様な切り口、重版相次ぐ 2017年6月17日写真・図版 『徹底検証 日本の右傾化』 改憲へアクセルを踏み込む安倍政権。ネット上に飛び交う「反日」「売国」といった言葉。日本は急速に右傾化していると感じる人も多いはずだ。いっ…

覚え書:「耕論 熟議は幻想か 脇雅史さん、大山礼子さん、遥洋子さん」、『朝日新聞』2017年06月16日(金)付。

- 耕論 熟議は幻想か 脇雅史さん、大山礼子さん、遥洋子さん 2017年6月16日 「共謀罪」法が、採決強行の末、成立した。審議時間は衆院で30時間余、参院で18時間弱にとどまる。議論の中身も堂々巡りのまま、審議が打ち切られた。国会の熟議はもはや幻想か…

覚え書:「コミック 血の轍(1) [作]押見修造」、『朝日新聞』2017年10月01日(日)付。

- コミック 血の轍(1) [作]押見修造コミック 血の轍(1) [作]押見修造 2017年10月01日 ■偽りの安定? 毒親の不穏な空気 底にガスでも溜(た)まっているのか、穏やかな池の水面に不気味な泡がわき、弾けては消えてゆく……本作を読んでいて、偽りの安…

覚え書:「コミック カフェでカフィを [作]ヨコイエミ」、『朝日新聞』2017年10月08日(日)付。

- コミック カフェでカフィを [作]ヨコイエミコミック カフェでカフィを [作]ヨコイエミ 2017年10月08日 ■鮮やかに切り取る日常のひとコマ 一読して、あまりの巧みさに唸(うな)った。おしゃれなカフェの3組の客を、それぞれの視点で描いた連作に始ま…

覚え書:「ビジネス 荒くれ漁師をたばねる力―ド素人だった24歳の専業主婦が業界に革命を起こした話 [著]坪内知佳」、『朝日新聞』2017年10月08日(日)付。

- ビジネス 荒くれ漁師をたばねる力―ド素人だった24歳の専業主婦が業界に革命を起こした話 [著]坪内知佳ビジネス 荒くれ漁師をたばねる力―ド素人だった24歳の専業主婦が業界に革命を起こした話 [著]坪内知佳 2017年10月08日 ■とっくみ合いもあり、壮…

日記:権力と対峙する市民が「人間主義」を政党横断的に実践できるかどうかつう話ですよね。微力ながら自分もその手足となるつもりなのでよろしくお願いします。

「教育負担の軽減」「高齢者支援の強化」「軽減税率の実施」の三つの政策・実績を掲げて臨む衆院選公明党が連立政権にいるからこそ、政治の安定が生まれ、さまざまな課題を打開することができます。比例区は「公明党」へ よろしくお願い致しますhttps://t.co…

覚え書:「【言わねばならないこと】<特別編>「共謀罪」強行許されない」、『東京新聞』2017年06月16日(金)付。

- 【言わねばならないこと】<特別編>「共謀罪」強行許されない 2017年6月16日 「共謀罪」法の成立を受け、憲法学者の水島朝穂さんと弁護士の三澤麻衣子さんが、いま「言わねばならないこと」を語った。 ◆警察は執拗に監視する 弁護士・三澤麻衣子さん 「共…

覚え書:「古典百名山 オノレ・ド・バルザック「ゴリオ爺さん」 桜庭一樹が読む」、『朝日新聞』2017年10月08日(日)付。

- 古典百名山 オノレ・ド・バルザック「ゴリオ爺さん」 桜庭一樹が読む古典百名山 オノレ・ド・バルザック「ゴリオ爺さん」 桜庭一樹が読む 2017年10月08日Honore de Balzac(1799〜1850) 仏作家■ズシィーンと響く人間喜劇 『ゴリオ…

覚え書:「人口減少時代の土地問題―「所有者不明化」と相続、空き家、制度のゆくえ [著]吉原祥子 [評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)」、『朝日新聞』2017年09月03日(日)付。

- 人口減少時代の土地問題―「所有者不明化」と相続、空き家、制度のゆくえ [著]吉原祥子 [評者]諸富徹(京都大学教授・経済学) [掲載]2017年09月03日 [ジャンル]社会 ■有効利用へ実態解明と問題提起 きっかけは、外資の森林買い占めだった。北海道庁は土地…

覚え書:「湯殿山の哲学―修験と花と存在と [著]山内志朗 [評者]野矢茂樹(東大教授)」、『朝日新聞』2017年09月03日(日)付。

- 湯殿山の哲学―修験と花と存在と [著]山内志朗 [評者]野矢茂樹(東大教授) [掲載]2017年09月03日 [ジャンル]人文 ■故郷の呼び声で現れる「私」 湯殿山は存在の襞(ひだ)だ、と著者は言う。 私は一応哲学をやっているが、曖昧(あいまい)で晦渋(かいじゅ…

覚え書:「【社説】週のはじめに考える 立法府の危機を憂う」、『朝日新聞』2017年06月18日(日)付。

- 【社説】週のはじめに考える 立法府の危機を憂う 2017年6月18日 通常国会が、きょう閉会します。国民の暮らしのために建設的で活発な議論を行うべし、との期待はむなしく、浮き彫りになったのは立法府の危機です。 国会終盤、与党側は驚くような挙に出まし…

覚え書:「社説 国会最終盤 極まる政権の強権姿勢」、『朝日新聞』2017年06月15日(木)付。

- 社説 国会最終盤 極まる政権の強権姿勢 2017年6月15日 あまりに乱暴な国会運営だ。とうてい承服できない。 「共謀罪」法案について、自民党は参院法務委員会での審議を打ち切り、本会議での直接採決に向けて「中間報告」を行うことを提案した。民進など野…

覚え書:「【東京エンタメ堂書店】<小林深雪の10代に贈る本>小説は苦手?それならエッセイ」、『東京新聞』2017年09月25日(月)付。

- 【東京エンタメ堂書店】<小林深雪の10代に贈る本>小説は苦手?それならエッセイ 2017年9月25日 普段あまり本を読まない人、小説が苦手な人は、エッセイを読んでみませんか? 日常生活(ちょっとダメより)をユーモラスに描く三人の本をご紹介します。…

覚え書:「【書く人】皿洗いから始める「自立」 『弘兼流 60歳からの楽々男メシ』漫画家・弘兼憲史さん(70)」、『東京新聞』2017年09月10日(日)付。

- 【書く人】皿洗いから始める「自立」 『弘兼流 60歳からの楽々男メシ』漫画家・弘兼憲史さん(70) 2017年9月10日 レシピ本のようなタイトルだが、エッセーだ。『課長島耕作』などの作品で知られる漫画家の弘兼憲史さんが、中高年男性がラクに楽しく、…

覚え書:「書評:日本の長い戦後 橋本明子 著」、『東京新聞』2017年09月03日(日)付。

- 日本の長い戦後 橋本明子 著 2017年9月3日 ◆加害と被害 絡み合う記憶 [評者]福間良明=立命館大教授 明治維新から七十二年後と言えば、一九四〇年。太平洋戦争開戦が間近に迫った時期である。現在、それと同じだけの歳月が、先の戦争の敗戦から経過した…

日記:「あんときのデジカメ」 SONY Cyber-shot DSC-T5 2005年 ノイズも低く、目で見た印象に近い画作りをするエントリーモデル

■ 増殖するSONY サイバーショット 「あんときのデジカメ」をはじめてから、なぜかSONYの製品が多くなったような気がしますが、ひょっとすると、それだけSONYのデジタルカメラには、選択すべきラインナップが多いのかしら? と思いつつ、今回ご紹介するのは、…