2017-01-01から1年間の記事一覧

覚え書:「特集ワイド ビール党に聞いた 究極の一杯はこれ!」、『毎日新聞』2017年07月05日(水)付夕刊。

- 特集ワイドビール党に聞いた 究極の一杯はこれ!毎日新聞2017年7月5日 東京夕刊社会 食 話題 紙面掲載記事 ライフ ビールを手に笑顔の椎名誠さん=東京都新宿区で、宮武祐希撮影 [PR] 夏はビールがおいしい。ひと仕事終えた後や風呂上がりは格別だ。しか…

覚え書:「子どもの本棚「やもじろうとはりきち」」、『朝日新聞』 2017年11月25日(土)付。

- 子どもの本棚 「やもじろうとはりきち」子どもの本棚 「やもじろうとはりきち」 2017年11月25日 赤ちゃんの頃からなかよしだったのに、いつからか疎ましくなった幼なじみ。だって足はのろいし、木登りもできないし、意地悪しても笑っているし……。「はりき…

覚え書:「子どもの本棚「まほろ姫とにじ色の水晶玉」」、『朝日新聞』 2017年11月25日(土)付。

- 子どもの本棚「まほろ姫とにじ色の水晶玉」子どもの本棚 「まほろ姫とにじ色の水晶玉」 2017年11月25日 「まほろ姫とブッキラ山の大テング」の続編。ほぼ全ページに作者の楽しいさし絵があり、読み手をぐいぐいファンタジーの世界へと引き込んでいく。まほ…

覚え書:「コミック 天地創造デザイン部(1) [原作]蛇蔵&鈴木ツタ [作画]たら子」、『朝日新聞』 2017年12月10日(日)付。

- コミック> 天地創造デザイン部(1) [原作]蛇蔵&鈴木ツタ [作画]たら子コミック 天地創造デザイン部(1) [原作]蛇蔵&鈴木ツタ [作画]たら子 2017年12月10日 ■“生き物”をつくる個性的な人々 地球上の生物のなかには「誰かの想像の産物?」と疑…

日記:人類を統御する三大事=ジョン・ロック

- 42 理性、情念、迷信 Reason, Passion,Superstition一六八一年五月一六日。表題なし。 MS Locke,f.5,p.59 King 1829,p.119;1830,I,223-4;Cox 1960,p.33 に収録。 人類を統御する三大事は、理性、情念、そして迷信である。最初のものは、少数者を統御し、…

覚え書:「特集ワイド 続報真相 東南アジア的「縁故主義」と日本 忍び寄る「独裁」の影」、『毎日新聞』2017年06月30日(金)付夕刊。

- 特集ワイド続報真相 東南アジア的「縁故主義」と日本 忍び寄る「独裁」の影毎日新聞2017年6月30日 東京夕刊フィリピン インドネシア 政治一般 紙面掲載記事 政治 学校法人「加計学園」が開学予定の岡山理科大獣医学部の建設現場。安倍晋三首相が知人に便宜…

覚え書:「コミック ルーヴルの猫(上・下) [作]松本大洋」、『朝日新聞』2017年12月03日(日)付。

- コミック ルーヴルの猫(上・下) [作]松本大洋コミック ルーヴルの猫(上・下) [作]松本大洋 2017年12月03日 ■美術館の絵の中に消えた少女を探して 世界の気鋭作家たちがルーヴル美術館を題材にしたマンガを描く企画が進行中だ。本作もその一環。日…

覚え書:「リスクと生きる、死者と生きる [著]石戸諭 [評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)」、『朝日新聞』2017年10月29日(日)付。

- リスクと生きる、死者と生きる [著]石戸諭 [評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論) [掲載]2017年10月29日 ■東日本大震災をどう記憶するか 社会が何かを記憶するとはどういうことなのか。 二〇一一年三月一一日の東日本大震災と福島第一…

覚え書:「戦争の大問題—それでも戦争を選ぶのか。 [著]丹羽宇一郎 [評者]保阪正康(ノンフィクション作家)」、『朝日新聞』2017年10月29日(日)付。

- 戦争の大問題—それでも戦争を選ぶのか。 [著]丹羽宇一郎 [評者]保阪正康(ノンフィクション作家) [掲載]2017年10月29日■歴史を知らずに大人になる不幸 一冊の書はときに生命体になりうる。本書はまさにそうだ。 伊藤忠商事名誉理事、元中国大使、日中友好…

覚え書:「特集ワイド 「共謀罪」施行、無力な「法の番人」 元裁判官2人が警告」、『毎日新聞』2017年07月18日(火)付夕刊。

- 特集ワイド「共謀罪」施行、無力な「法の番人」 元裁判官2人が警告毎日新聞2017年7月18日 東京夕刊 木谷明さん=庄司哲也撮影 「法の番人」は、その名に恥じない役割を果たすのか。11日施行された、犯罪を計画した段階で罰する「共謀罪」の趣旨を盛り込…

覚え書:「論壇時評 人間と機械 AIが絶対できないこと 歴史社会学者・小熊英二」、『朝日新聞』2017年07月27日(木)付。

- 論壇時評 人間と機械 AIが絶対できないこと 歴史社会学者・小熊英二 2017年7月27日小熊英二さん=竹花徹朗撮影 将棋の藤井聡太四段は、AI(人工知能)に勝てるだろうか。そもそもAIは何ができて、何ができないのか。論壇委員が選ぶ今月の3点(20…

覚え書:「ギガマネー 巨大資金の闇—富の支配者たちを狙え [著]太田康夫 [評者]市田隆(本社編集委員)」、『朝日新聞』2017年10月29日(日)付。

- ギガマネー 巨大資金の闇—富の支配者たちを狙え [著]太田康夫 [評者]市田隆(本社編集委員) [掲載]2017年10月29日 プライベートバンキングと呼ばれる富裕層向け金融業務の実態に迫った本書で、富の集中のすさまじさを知った。世界の全資産の半分近くを資…

覚え書:「吹奏楽の神様 屋比久勲を見つめて—叱らぬ先生の出会いと軌跡 [著]山崎正彦 [評者]斎藤美奈子(文芸評論家)」、『朝日新聞』2017年10月29日(日)付。

- 吹奏楽の神様 屋比久勲を見つめて—叱らぬ先生の出会いと軌跡 [著]山崎正彦 [評者]斎藤美奈子(文芸評論家) [掲載]2017年10月29日 高名なジャズトランペッターが舞台上で中学生のドラマーを往復ビンタした、と報じられたのは2カ月ほど前。スポーツや音楽…

覚え書:「大人のための社会科—未来を語るために [著]井手英策・宇野重規・坂井豊貴・松沢裕作 [評者]野矢茂樹(東大教授)」、『朝日新聞』2017年10月29日(日)付。

- 大人のための社会科—未来を語るために [著]井手英策・宇野重規・坂井豊貴・松沢裕作 [評者]野矢茂樹(東大教授) [掲載]2017年10月29日[ジャンル]政治 社会■「どこかおかしい」を解き明かす 「現代社会の基礎知識を教えてくれる本かな」 「そう思っちゃう…

日記:生活保護費を抑制してまでも軍拡に邁進する公営党。平和・福祉・教育などもはやどこ吹く風。

北朝鮮の脅威をあおり「国難」という言葉を巧みに利用することび怒りを憶える=前田哲男さん/住民が戦争に巻き込まれるのは避けられない。秋田にも全国のどこにも必要ない。「陸上イージス2基決定 秋田・山口配備見込み 地元に不安も」『朝日新聞』2017年1…

覚え書:「論壇時評 人間と機械 AIが絶対できないこと 歴史社会学者・小熊英二」、『朝日新聞』2017年07月27日(木)付。

- 論壇時評 人間と機械 AIが絶対できないこと 歴史社会学者・小熊英二 2017年7月27日小熊英二さん=竹花徹朗撮影 将棋の藤井聡太四段は、AI(人工知能)に勝てるだろうか。そもそもAIは何ができて、何ができないのか。論壇委員が選ぶ今月の3点(20…

覚え書:「ギガマネー 巨大資金の闇—富の支配者たちを狙え [著]太田康夫 [評者]市田隆(本社編集委員)」、『朝日新聞』2017年10月29日(日)付。

- ギガマネー 巨大資金の闇—富の支配者たちを狙え [著]太田康夫 [評者]市田隆(本社編集委員) [掲載]2017年10月29日 プライベートバンキングと呼ばれる富裕層向け金融業務の実態に迫った本書で、富の集中のすさまじさを知った。世界の全資産の半分近くを資…

覚え書:「吹奏楽の神様 屋比久勲を見つめて—叱らぬ先生の出会いと軌跡 [著]山崎正彦 [評者]斎藤美奈子(文芸評論家)」、『朝日新聞』2017年10月29日(日)付。

- 吹奏楽の神様 屋比久勲を見つめて—叱らぬ先生の出会いと軌跡 [著]山崎正彦 [評者]斎藤美奈子(文芸評論家) [掲載]2017年10月29日 高名なジャズトランペッターが舞台上で中学生のドラマーを往復ビンタした、と報じられたのは2カ月ほど前。スポーツや音楽…

覚え書:「大人のための社会科—未来を語るために [著]井手英策・宇野重規・坂井豊貴・松沢裕作 [評者]野矢茂樹(東大教授)」、『朝日新聞』2017年10月29日(日)付。

- 大人のための社会科—未来を語るために [著]井手英策・宇野重規・坂井豊貴・松沢裕作 [評者]野矢茂樹(東大教授) [掲載]2017年10月29日[ジャンル]政治 社会■「どこかおかしい」を解き明かす 「現代社会の基礎知識を教えてくれる本かな」 「そう思っちゃう…

日記:生活保護費を抑制してまでも軍拡に邁進する公営党。平和・福祉・教育などもはやどこ吹く風。

北朝鮮の脅威をあおり「国難」という言葉を巧みに利用することび怒りを憶える=前田哲男さん/住民が戦争に巻き込まれるのは避けられない。秋田にも全国のどこにも必要ない。「陸上イージス2基決定 秋田・山口配備見込み 地元に不安も」『朝日新聞』2017年1…

覚え書:「折々のことば:822 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年07月24日(月)付。

- 折々のことば:822 鷲田清一 2017年7月24日 怪しんで殺(あや)める前に、誤りを避けることこそ、大事ではないか。 (中西進) ◇ 「怪しむ」「殺める」、そして「誤」と「謝」、二つの「あやまる」。ものの模様や筋目を意味する「あや」がいずれの語に…

覚え書:「中原中也—沈黙の音楽 [著]佐々木幹郎 [評者]蜂飼耳(詩人・作家)」、『朝日新聞』2017年10月29日(日)付。

- 中原中也—沈黙の音楽 [著]佐々木幹郎 [評者]蜂飼耳(詩人・作家) [掲載]2017年10月29日 ■日本語の「歌」、実作者の目から 中原中也における「歌」の問題を、本書は詩と詩集(『山羊の歌』『在りし日の歌』)の生成過程を独自の見方で追うことにより、従来…

覚え書:「ゴースト [著]中島京子 [評者]横尾忠則(美術家)」、『朝日新聞』2017年10月29日(日)付。

- ゴースト [著]中島京子 [評者]横尾忠則(美術家) [掲載]2017年10月29日 ■今もひっそり、「そこ」にいる 文豪の怪談小説は別として現代小説のこの手の本は初めてです。怪談の醍醐味(だいごみ)はジトッと濡(ぬ)れてジワーッと足音もなくひたひたと近づ…

覚え書:「一句頂一万句 [著]劉震雲 / パリに終わりはこない [著]エンリーケ・ビラ=マタス [評者]円城塔  (作家)」、『朝日新聞』2017年10月29日(日)付。

- 一句頂一万句 [著]劉震雲 / パリに終わりはこない [著]エンリーケ・ビラ=マタス [評者]円城塔 (作家) [掲載]2017年10月29日■朴訥と技巧、対照的な笑い 笑いのない人生はつらいが、自分の人生が面白いものかどうかは、当人には意外にわからない。ひど…

覚え書:「ザ・コラム 「圧政撲滅」の闘い 権力に声を上げるとき 駒野剛」、『朝日新聞』2017年07月27日(木)付。

- ザ・コラム 「圧政撲滅」の闘い 権力に声を上げるとき 駒野剛 2017年7月27日 7月初旬。ソバ畑はかれんな白い花が咲き競っていた。会津盆地北西に位置する福島県喜多方市を訪ねた。江戸期から明治初頭にかけて、侍の町、会津若松に対し、周辺の農産物の流…

覚え書:「トランプ氏と旧知→今は批判的報道 CNN社長に聞く」、『朝日新聞』2017年07月27日(木)付。

- トランプ氏と旧知→今は批判的報道 CNN社長に聞く 中井大助、仲村和代2017年7月27日 インタビューに応じるCNN社長のジェフ・ズッカー氏=25日午後、東京都新宿区、長島一浩撮影 写真・図版 朝日新聞のインタビューに応じたCNNのジェフ・ズッカー…

覚え書:「【書く人】しとやかという偏見 『舞台の上のジャポニスム 演じられた幻想の<日本女性>』 西洋美術史家・馬渕明子さん(70)」、『東京新聞』2017年11月12日(日)付。

- 【書く人】 しとやかという偏見 『舞台の上のジャポニスム 演じられた幻想の<日本女性>』 西洋美術史家・馬渕明子さん(70) 2017年11月12日 芸者サイナラに思いを寄せる詩人のカミは、タイフーンという男と争ったのがもとで切腹を命じられる。しかし…

覚え書:「【書く人】過疎地でのみとり描く 『満天のゴール』 作家・藤岡陽子さん(46)」、『東京新聞』2017年11月05日(日)付。

- 【書く人】 過疎地でのみとり描く 『満天のゴール』 作家・藤岡陽子さん(46) 2017年11月5日 「何かを成し遂げた人より、誰にも知られず踏ん張って生きている人にスポットライトを当てたい」 看護師として働きながら小説の執筆を続ける異色の書き手だ。…

覚え書:「書評:ゴッホの耳 天才画家最大の謎 バーナデット・マーフィー 著」、『東京新聞』2017年10月29日(日)付。

- ゴッホの耳 天才画家最大の謎 バーナデット・マーフィー 著 2017年10月29日 ◆素直な目と行動力で迫る [評者]藤田一人=美術評論家 姉の死と自身の病気をきっかけに一人の女性がゴッホの耳切り事件の真相究明にのめり込み、七年の歳月をかけて一つの結論…

日記:虚構=架空の事物について語る能力

- 伝説や神話、神々、宗教は、認知革命に伴って初めて現れた。それまでも、「気をつけろ! ライオンだ!」と言える動物や人類種は多くいた。だがホモ・サピエンスは認知革命のおかげで、「ライオンはわが部族の守護霊だ」と言う能力を獲得した。虚構、すなわ…