2013-05-30から1日間の記事一覧

覚え書:「書評:『幸せ』の戦後史 菊地 史彦 著」、『東京新聞』2013年5月26日(日)付。

- 「幸せ」の戦後史 菊地 史彦 著 2013年5月26日 [評者]藤井淑禎=立教大教授 ◆厚い論述、ほろ苦い着地点 四百ページを超える大部の戦後史入門書である。巻末には各章で引用・参考にされた文献が目録化されており、これだけでも堂々たる戦後史関連文献目録…

覚え書:「今週の本棚:沼野充義・評 『ロシアとソ連 歴史に消された者たち』=下斗米伸夫・著」、『毎日新聞』2013年05月26日(日)付。

- 今週の本棚:沼野充義・評 『ロシアとソ連 歴史に消された者たち』=下斗米伸夫・著 毎日新聞 2013年05月26日 東京朝刊 (河出書房新社・3465円) ◇民族史の底流を貫く「古儀式派」の謎 ロシアやソ連の歴史に関する数多い研究書の中でも、本書はひとき…

書評というかファーストインプレッション:安部龍太郎『等伯』日本経済新聞出版、2012年。

ほんとは稿を改めて推敲したいのだけど、衝撃だったので、連twのまとめです。 『等伯』(上) 2012/05/17さて、とうとう、読み見ましたよ、上巻だけですが。安部龍太郎『等伯』日本経済新聞出版(直木賞)。評伝なので筋は横に置きますが、久しぶりに「感…