2014-01-23から1日間の記事一覧

覚え書:「書評:憲法と、生きる 東京新聞社会部 編」、『東京新聞』2014年01月19日(日)付。

- 憲法と、生きる 東京新聞社会部 編 2014年1月19日 ◆一人ひとりの身近に [評者]横尾和博=文芸評論家 「憲法」が身近ではなかった。抽象的で日々の生活からは遠く離れていた。多くの人がそう感じているのではないか。私も同様だ。しかし自民党憲法改正草…

覚え書:「書評:本ってなんだったっけ? 森 彰英+『週刊読書人』取材チーム 著」、『東京新聞』2014年1月19日(日)付。

- 【書評】本ってなんだったっけ? 森 彰英+「週刊読書人」取材チーム 著 2014年1月19日 ◆紙の本が持つ魅力伝える [評者]川井良介=東京経済大教授、日本出版学会会長 本書は「紙の本の将来」を憂慮するフリージャーナリストらによる「紙の本へのエール」…

覚え書:「書評:濱口雄幸伝(上)(下) 今井 清一 著」、『東京新聞』2014年1月19日(日)付。

- 濱口雄幸伝(上)(下) 今井 清一 著 2014年1月19日 ◆強く明るい政治めざして [評者]櫻井良樹=麗澤大教授 一九三○(昭和五)年十一月十四日、濱口雄幸(おさち)首相は東京駅で狙撃された。犯人は、金解禁と緊縮財政が農村の窮乏を招き、ロンドン軍縮…

書評:立木康介『露出せよ、と現代文明は言う 「心の闇」の喪失と精神分析』河出書房新社、2013年。

立木康介『露出せよ、と現代文明は言う 「心の闇」の喪失と精神分析』河出書房新社、読了。全てを晒そうとする欲望と内面の露出が人間を突き動かしている。現代文明の特徴とは「露出」ではないか−−挑発的な現代批評だが肯きながら読んだ。躍起になってベール…