2014-10-24から1日間の記事一覧

覚え書:「日曜に想う:ヘイトスピーチ、聞き流すのではなく 特別編集委員・冨永格」、『朝日新聞』2014年10月19日(日)付。

- (日曜に想う)ヘイトスピーチ、聞き流すのではなく 特別編集委員・冨永格 2014年10月19日 アテネの太陽は、たとえばアクロポリスの丘を朱に染めて昇り、遺跡群を紫の影絵にして沈む。光の気まぐれで古都の空気は百の色になる。 多彩な暁の中で、金色のそ…

覚え書:「今週の本棚・新刊:『基準値のからくり 安全はこうして数字になった』=村上道夫、永井孝志、小野恭子、岸本充生・著」、『毎日新聞』2014年10月19日(日)付。

- 今週の本棚・新刊:『基準値のからくり 安全はこうして数字になった』=村上道夫、永井孝志、小野恭子、岸本充生・著 毎日新聞 2014年10月19日 東京朝刊 (講談社ブルーバックス・994円) 「安全」は科学的に説明できるが、「安心」は主観的な感情なので…

覚え書:「今週の本棚:松原隆一郎・評 『保守のアポリアを超えて−共和主義の精神とその変奏』=佐藤一進・著」、『毎日新聞』2014年10月19日(日)付。

- 今週の本棚:松原隆一郎・評 『保守のアポリアを超えて−共和主義の精神とその変奏』=佐藤一進・著 毎日新聞 2014年10月19日 東京朝刊 (NTT出版・4320円) ◇熱狂を回避し「自由」と「徳」の世を 「保守主義」が世界を統治する有力な思想となって久…

覚え書:「今週の本棚:井波律子・評 『無名の人生』=渡辺京二・著」、『毎日新聞』2014年10月19日(日)付。

- 今週の本棚:井波律子・評 『無名の人生』=渡辺京二・著 毎日新聞 2014年10月19日 東京朝刊 (文春新書・810円) ◇現代文明を相対化 生きる意味語りかけ 『逝きし世の面影』をはじめ、ユニークな角度から日本近代を照射しつづける著者の語りおろしエッ…

覚え書:修復的正義論の観点

- わたしは、民主主義を、じっさいには平等でも自由でもない諸個人が、それでも平等に扱われることを求めたさいに、一つひとつ制度を精査し、批判的に現状を捉え、改革していく政治システムだと考えている。その意味において、軍事的性奴隷制という人道に対…