2014-11-13から1日間の記事一覧

覚え書:「インタビュー:ローカリストの時代 石巻日日新聞社長・近江弘一さん」、『朝日新聞』2014年11月07日(金)付。

- インタビュー:ローカリストの時代 石巻日日新聞社長・近江弘一さん 2014年11月7日(写真キャプション)「父の命日は昭和三陸大津波の日。調べると岩手の親類が亡くなっていた。忘れるなと言うこと」=福留庸友撮影 震災からの復興や地方の再生は、税金を…

覚え書:「今週の本棚:養老孟司・評 『理不尽な進化−遺伝子と運のあいだ』=吉川浩満・著」、『毎日新聞』2014年11月09日(日)付。

- 今週の本棚:養老孟司・評 『理不尽な進化−遺伝子と運のあいだ』=吉川浩満・著 毎日新聞 2014年11月09日 東京朝刊 (朝日出版社・2376円) ◇絶滅も歴史のうち「自然淘汰」超える哲学 私たちは進化論が大好き。著者はそう書き出す。私も進化論が好きで…

覚え書:「今週の本棚:三浦雅士・評 『カミュ 歴史の裁きに抗して』=千々岩靖子・著」『毎日新聞』2014年11月09日(日)付。

- 今週の本棚:三浦雅士・評 『カミュ 歴史の裁きに抗して』=千々岩靖子・著 毎日新聞 2014年11月09日 東京朝刊 (名古屋大学出版会・5940円) ◇『異邦人』ムルソーの無関心は何を意味するか? カミュ復活、これが率直な読後感だ。 カミュといえば一九五…

覚え書:「今週の本棚:鴻巣友季子・評 『献灯使』=多和田葉子・著」、『毎日新聞』2014年11月09日(日)付。

- 今週の本棚:鴻巣友季子・評 『献灯使』=多和田葉子・著 毎日新聞 2014年11月09日 東京朝刊 (講談社・1728円) ◇恐怖と笑いの「反・反ユートピア」小説 未来小説は未来のことを書いたものではないし、歴史小説は過去のことを書いたものではない。どち…

日記:「未来はよくなる」し「未来をよくしていこう」と思っていたけど……1995年という問題。

こないだ若い衆と呑んだとき話題になったのが、村上春樹さんが、“「孤絶」超え、理想主義へ」”(*1)を語ったこと。思い出すと、春樹さんではないけど、高校3年の時に、ベルリンの壁が崩壊したボクにも「未来はよくなる」というか「よくしていこう」と思…