2012-11-02から1日間の記事一覧
- 民主主義のあとに生き残るものは [著]アルンダティ・ロイ [評者]柄谷行人(評論家) [掲載]2012年10月28日■インドにおける恐るべき抑圧 本書は、インドにおける政府、大企業、財団、ヒンドゥー原理主義者による恐るべき抑圧を伝えるものである。たとえば、カ…
- 今週の本棚:伊東光晴・評 『ガルブレイスを読む』=中村達也・著 (岩波現代文庫・1491円) ◇現代資本主義の特質を知る手引書 二〇世紀の経済の歴史をふりかえると、先進国での巨大企業体の出現が浮びあがってくる。それは電機、化学、石油、自動車な…
- ……私たちが話しているのは二つの種類の学ぶことについてです。ひとつは知識や経験の蓄積を通して行為をすること、そしてもうひとつは、蓄積することなく、生きるという行為のなかでつねに学んでゆくことです。片方は技術的なことには絶対に必要なものです…