2015-05-27から1日間の記事一覧

覚え書:「今こそ新渡戸稲造:働く青年に自分磨き説いた」、『朝日新聞』2015年05月18日(月)付。

- 今こそ新渡戸稲造:働く青年に自分磨き説いた 2015年05月18日 百年前に「自己啓発本」を書いた元祖教養人。もう一つの「教養」が、そこに。 「シェークスピアではなく、観光業に必要な英語を」「憲法ではなく道交法を」。昨秋、大学の役割などを話し合う政…

覚え書:「牛と土 福島、3・11その後。 [著] 眞並恭介 [評者]中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学)」、『朝日新聞』2015年05月17日(日)付。

- 牛と土 福島、3・11その後。 [著] 眞並恭介 [評者]中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学) [掲載]2015年05月17日 [ジャンル]社会 ■巨大な矛盾に対峙する牛飼い 食べられない肉牛、売れない乳を出す乳牛に、経済的価値はない。しかしそれでも、牛は生き…

覚え書:「ウィーン大学生フロイト 精神分析の始点 [著] 金関猛 [評者]佐倉統(東京大学教授・科学技術社会論)」、『朝日新聞』2015年05月17日(日)付。

- ウィーン大学生フロイト 精神分析の始点 [著] 金関猛 [評者]佐倉統(東京大学教授・科学技術社会論) [掲載]2015年05月17日 [ジャンル]ノンフィクション・評伝 ■不条理な心、合理的な分析貫く フロイトの精神分析は、しばしば胡散臭(うさんくさ)く非科学的…

覚え書:「遠すぎた家路 戦後ヨーロッパの難民たち [著] ベン・シェファード [評者]吉岡桂子(本社編集委員)」、『朝日新聞』2015年05月17日(日)付。

- 遠すぎた家路 戦後ヨーロッパの難民たち [著] ベン・シェファード [評者]吉岡桂子(本社編集委員) [掲載]2015年05月17日 [ジャンル]歴史 国際 ■数百万人、大戦最大の「後遺症」 欧州は歴史のかさぶたに覆われている。乾いて癒えたように見える皮膚もあれば…

拙文:「読書:中嶋洋平『ヨーロッパとはどこか』吉田書店 統合の理想と現実を綴る」、『聖教新聞』2015年05月23日(土)付。

- 読書ヨーロッパとはどこか 中嶋洋平 著統合の理想と現実を綴る ユーラシア大陸の西端の狭い一角に、数多くの主権国家がひしめくヨーロッパ−−複雑な国境線を超えた一つのまとまりとして理解されている。なぜなら、現代世界を規定する理念と仕組みの全ては国…