2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

覚え書:「折々のことば:713 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年04月02日(日)付。

- 折々のことば:713 鷲田清一 2017年4月2日 よのなかは 〈こども〉と〈もと こども〉で できている富安陽子 元はみな子どもであった。どんな子どももいつかは元子どもになる。というか、人はおとなになっても内に子どもを宿している。どどっと感動する力…

覚え書:「ひもとく マインドフルネス瞑想 覚めた意識で「気づき」を重視 越川房子」、『朝日新聞』2017年07月09日(日)付。

- ひもとく マインドフルネス瞑想 覚めた意識で「気づき」を重視 越川房子ひもとく マインドフルネス瞑想 覚めた意識で「気づき」を重視 越川房子 2017年07月09日テーラワーダ仏教の「座る瞑想」=2012年、東京都渋谷区 最近、マスメディアで「マインド…

覚え書:「ひもとく 文化財と学芸員 公開(観光)と保存の両立へ 宮代栄一」、『朝日新聞』2017年07月02日(日)付。

- ひもとく 文化財と学芸員 公開(観光)と保存の両立へ 宮代栄一ひもとく 文化財と学芸員 公開(観光)と保存の両立へ 宮代栄一 2017年07月02日世界遺産の二条城(京都市)で行われた結婚式。文化財の活用は着実に進んでいる 「一番がんなのは学芸員。連中…

覚え書:「ひもとく 築地市場の価値 人間と自然が共存する聖域 中沢新一」、『朝日新聞』2017年06月25日(日)付。

- ひもとく 築地市場の価値 人間と自然が共存する聖域 中沢新一 「つきじ獅子祭」の渡御祭で波除神社から宮出しされた獅子頭=2017年6月11日、東京都中央区築地 東京の真ん中に、日本文化の宝物のような場所がある。築地市場である。そこには、400…

覚え書:「インタビュー ポピュリズムの行方 独歴史家、マグヌス・ブレヒトケンさん」、『朝日新聞』2017年04月06日(木)付。

- インタビュー ポピュリズムの行方 独歴史家、マグヌス・ブレヒトケンさん 2017年4月6日マグヌス・ブレヒトケンさん=石合力撮影 フランス大統領選やドイツ総選挙など大きな選挙が今年相次ぐ欧州各国で、排外主義を掲げ、欧州統合にも批判的な右派ポピュリ…

覚え書:「耕論 大学の独立 都倉武之さん、田中優子さん、小川洋さん」、『朝日新聞』2017年04月05日(水)付。

- 耕論 大学の独立 都倉武之さん、田中優子さん、小川洋さん 2017年4月5日コラージュ・野口哲平 文部科学省からの天下りも、軍事研究の誘いも、受けるかどうかは大学が決めればいいことだ――。「自由」や「独立」の理想は高いけれども、実際どこまで自立でき…

覚え書:「ひもとく 沖縄の経験 監視と制裁、他人事ではない 鳥山淳」、『朝日新聞』2017年06月18日(日)付。

- ひもとく 沖縄の経験 監視と制裁、他人事ではない 鳥山淳ひもとく 沖縄の経験 監視と制裁、他人事ではない 鳥山淳 2017年06月18日クレーンで砕石が海に投入される辺野古の埋め立て工事=5月、沖縄県名護市 沖縄戦から72年、沖縄の本土復帰から45年が…

覚え書:「古典百名山 ゲーテ「ファウスト」 桜庭一樹が読む」、『朝日新聞』2017年07月16日(日)付。

- 古典百名山 ゲーテ「ファウスト」 桜庭一樹が読む古典百名山 ゲーテ「ファウスト」 桜庭一樹が読む 2017年07月16日ゲーテ(1749〜1832)。ドイツの詩人、劇作家。甘い破滅へ誘う大叙事詩 時は一六世紀。老ファウスト博士は「哲学、神学、医学、法…

覚え書:「古典百名山 ジョン・エリス・マクタガート「時間の非実在性」 大澤真幸が読む」、『朝日新聞』2017年07月09日(日)付。

- 古典百名山 ジョン・エリス・マクタガート「時間の非実在性」 大澤真幸が読む 2017年07月09日ジョン・エリス・マクタガート■世界の不可解、直視する勇気 時間は、哲学の中心テーマである。20世紀の初頭に書かれたマクタガートのこの論文は、時間の哲学の…

日記:「あんときのデジカメ」 Nikon COOLPIX SQ 2003年製造 「ガンダムがカメラになった」

■「これが、おまえの生まれた年に製造されたカメラだ」 ちょっと更新が滞っておりましたが、写真だけは毎日、取り続けておりますので、インプットにアウトプットが追いついていけない状況というのが正直な話なのですが、これが俗にいう「嬉しい悲鳴」という…

覚え書:「折々のことば:712 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年04月01日(土)付。

- 折々のことば:712 鷲田清一 2017年4月1日 ホラは他人を喜ばすためにふくもの ウソは自分のためにつくもの (ある父親) ◇ ウソはだめだが、ホラならいっぱい吹きなさいと、童話作家の富安陽子は若い頃、父に言われた。それで母になっても、怪談で息子…

覚え書:「速水健朗の出版時評 上半期ベストセラー AIブームと文明批判」、『朝日新聞』2017年07月02日(日)付。

- 速水健朗の出版時評 上半期ベストセラー AIブームと文明批判速水健朗の出版時評 上半期ベストセラー AIブームと文明批判 2017年07月02日通勤客を狙い発売日早朝から売り出された『騎士団長殺し』=2月24日午前8時、東京都中央区 上半期のベストセ…

覚え書:「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。 [著]川上和人 [評者]山室恭子(東工大教授)」、『朝日新聞』2017年06月18日(日)付。

- 鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。 [著]川上和人 [評者]山室恭子(東工大教授) [掲載]2017年06月18日 [ジャンル]科学・生物 ■わくわくワールドを観察すれば ◇進路相談室だより◇ 鳥類学者になりたいです。胸がドキドキする本に出合いました。噴…

覚え書:「語り継ぐハンセン病―瀬戸内3園から [編]山陽新聞社 [評者]椹木野衣 (美術評論家)」、『朝日新聞』2017年06月18日(日)付。

- 語り継ぐハンセン病―瀬戸内3園から [編]山陽新聞社 [評者]椹木野衣 (美術評論家) [掲載]2017年06月18日 [ジャンル]政治 社会 ■今、伝えたい 孤絶の中の希望 国立療養所大島青松園を初訪問したのは、2010年の瀬戸内国際芸術祭のことだった。90年近…

覚え書:「障害の壁、なくして学ぼう 障害者差別解消法の施行1年、模索する大学」、『朝日新聞』2017年04月01日(土)付。

- 障害の壁、なくして学ぼう 障害者差別解消法の施行1年、模索する大学 2017年4月1日介助体験をする日本福祉大の学生たち=愛知県美浜町 誰もが自分らしく生きられるよう、障害を理由にした差別を禁じた「障害者差別解消法」の施行から4月で1年。大学も対…

覚え書:「村上春樹さん「騎士団長殺し」語る 「私」新たな一人称」、『朝日新聞』2017年04月02日(日)付。

- 村上春樹さん「騎士団長殺し」語る 「私」新たな一人称 柏崎歓2017年4月2日ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞を受賞した村上春樹さん(中央)=2016年10月、デンマーク・オーデンセ、渡辺志帆撮影 『騎士団長殺し』(全2冊、新潮社)を出し…

覚え書:「自民党―「一強」の実像 [著]中北浩爾 [評者]齋藤純一(早大教授)」、『朝日新聞』2017年06月18日(日)付。

- 自民党―「一強」の実像 [著]中北浩爾 [評者]齋藤純一(早大教授) [掲載]2017年06月18日 [ジャンル]政治 いま自民党は、「安倍一強」の党内権威主義の傾向が著しく、党内からの異論は聞こえてこない。なぜそうなったかを理解する上でも本書の周到な分析は…

覚え書:「金融e時代―中国における金融デジタル化の現在と未来 [著]万建華 [評者]加藤出 (東短リサーチチーフエコノミスト)」、『朝日新聞』2017年06月18日(日)付。

- 金融e時代―中国における金融デジタル化の現在と未来 [著]万建華 [評者]加藤出 (東短リサーチチーフエコノミスト) [掲載]2017年06月18日 [ジャンル]経済 中国におけるフィンテック(金融IT)の拡大は、北欧と並び世界最速ペースで進んでいる。特にモバ…

覚え書:「物語論 基礎と応用 [著]橋本陽介 [評者]円城塔  (作家)」、『朝日新聞』2017年06月18日(日)付。

- 物語論 基礎と応用 [著]橋本陽介 [評者]円城塔 (作家) [掲載]2017年06月18日 ■面白さを技術として解き明かす 好きな小説を一冊、手元に用意して欲しい。 登場人物の名前や、あらすじを言える人は多いだろう。ではそのお話は、三人称で書かれていただろう…

日記:『人間革命』における「教育勅語」記述の変化

いろいろと気になることがあり、自分でも確かめてみましたが、牧口常三郎が、「教育勅語、あれは最低のものです」とかたった言葉が「教育勅語、あれは道徳の最低基準です」と改変されている。「教育勅語、あれは道徳の最低基準です」には、端的に言えば、解…

覚え書:「特集ワイド どうする余剰プルトニウム 日本は「核燃料サイクル」にこだわるが…米の「秘策」希釈処分とは」、『毎日新聞』2017年03月13日(月)付夕刊。

- 特集ワイド どうする余剰プルトニウム 日本は「核燃料サイクル」にこだわるが…米の「秘策」希釈処分とは毎日新聞2017年3月13日 東京夕刊コスト増大の問題が浮上したプルトニウム燃料工場の建設現場=米サウスカロライナ州で2016年6月20日撮影、サバ…

覚え書:「アンディ・ウォーホルのヘビのおはなし [著]アンディ・ウォーホル [評者]横尾忠則(美術家)」、『朝日新聞』2017年06月18日(日)付。

- アンディ・ウォーホルのヘビのおはなし [著]アンディ・ウォーホル [評者]横尾忠則(美術家) [掲載]2017年06月18日 [ジャンル]文芸 アート・ファッション・芸能■アートってなんだと思う? ボクはアンディ・ウォーホル。芸術家になるために前歴のイラストレ…

覚え書:「研辰の系譜—道化と悪党のあいだ [著]出口逸平 [評者]サンキュータツオ(お笑い芸人、日本語学者)」、『朝日新聞』2017年06月18日(日)付。

- 研辰の系譜—道化と悪党のあいだ [著]出口逸平 [評者]サンキュータツオ(お笑い芸人、日本語学者) [掲載]2017年06月18日 [ジャンル]アート・ファッション・芸能■世につれ変わる“無責任男”の像【読む前に】 「研辰」って「けんたつ」と読むのかと思ったら「…

覚え書:「最愛の子ども [著]松浦理英子 [評者]蜂飼耳(詩人・作家)」、『朝日新聞』2017年06月18日(日)付。

- 最愛の子ども [著]松浦理英子 [評者]蜂飼耳(詩人・作家) [掲載]2017年06月18日 [ジャンル]文芸■恋愛?友情?友愛? いいえ… 世の中には恋愛や友情や友愛といった言葉があって、誰でも使うことができる。けれど、人と人との関係をじっと見つめるなら、ど…

覚え書:「論点 地学と防災教育」、『毎日新聞』2017年03月31日(金)付。

- 論点 地学と防災教育毎日新聞2017年3月31日 大阪朝刊 <オピニオン opinion> 高校の理科は大きく分けて「物理」「化学」「生物」「地学」の4分野がある。このうち地学は、地質や気象学などが含まれ、防災とかかわりが深い。ところが、地学を選択…

覚え書:「論点 沖縄 癒やされぬ悲しみ」、『毎日新聞』2017年03月17日(金)付。

- 論点 沖縄 癒やされぬ悲しみ毎日新聞2017年3月17日 東京朝刊オピニオン 解説 紙面掲載記事 今年本土復帰45年を迎える沖縄。澄んだ青い空と海、独特の文化に魅力を感じて沖縄を愛する本土の人も多いが、本土防衛の捨て石とされた歴史も、安全保障のため過…

覚え書:「【東京エンタメ堂書店】<江上剛のこの本良かった!>「共謀罪」法が成立 監視国家の怖さを知る」、『東京新聞』2017年07月03日(月)付。

- 【東京エンタメ堂書店】<江上剛のこの本良かった!>「共謀罪」法が成立 監視国家の怖さを知る 2017年7月3日 共謀罪の趣旨を含む「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法、いわゆる共謀罪法が強行採決で成立した。思えば2013年に特定秘密保護法…

覚え書:「【書く人】日本人が受けた恩恵『儒教の歴史』 中国思想史家・小島毅さん(55)」、『東京新聞』2017年06月25日(日)付。

- 【書く人】日本人が受けた恩恵『儒教の歴史』 中国思想史家・小島毅さん(55) 2017年6月25日 紀元前の中国で誕生し、日本や韓国、ベトナムなど東アジアに広がった儒教の通史を一人で書き切った。「共同執筆だとどうしても文体や主張が違って読みにくい…

覚え書:「書評:百年の散歩 多和田葉子 著」、『東京新聞』2017年06月18日(日)付。

- 百年の散歩 多和田葉子 著 2017年6月18日 ◆世界的物思い、ベルリンで [評者]瀬尾育生=詩人 ベルリンという都市は、ニューヨークがアメリカに属するように、パリがフランスに属するように、トウキョウが日本に属するように、ドイツに属しているわけでは…

日記:「池田大作・創価学会名誉会長インタビュー 『あらゆるテロは絶対悪』」、『毎日新聞』2001年09月25日(火)付。

池田大作・創価学会名誉会長インタビュー「あらゆるテロは絶対悪」 毎日新聞 2001/9/25(火)1面掲載【「国連特別総会でテロ対策」を提唱 創価学会池田名誉会長】 創価学会の池田名誉会長(73)はこのほど毎日新聞の取材に答え、米国の同時多発テロ事件につい…