2013-02-21から1日間の記事一覧

覚え書:「書評:ふたつの講演―戦後思想の射程について [著]加藤典洋」、『朝日新聞』2013年02月17日(日)付。

- ふたつの講演―戦後思想の射程について [著]加藤典洋 [掲載]2013年02月17日 [ジャンル]社会 鶴見俊輔や吉本隆明らの「戦後思想」は圧倒的な外来思想への抵抗だった。それを受け継ぎ、その先に出るには、「戦後」がなくても善悪を考えられる足場を築くことだ…

覚え書:「書評:革命の季節―パレスチナの戦場から [著]重信房子/オウム事件 17年目の告白 [著]上祐史浩 [評者]保阪正康」、『朝日新聞』2013年02月17日(日)付。

- 革命の季節―パレスチナの戦場から [著]重信房子/オウム事件 17年目の告白 [著]上祐史浩 [評者]保阪正康(ノンフィクション作家) [掲載]2013年02月17日 [ジャンル]ノンフィクション・評伝 ■空虚さ漂う自省、歴史の歪み続く 1960年代後半から70年代に…

書評:南原繁研究会編『平和か戦争か 南原繁の学問と思想』to be出版、2008年。

- 南原は、その生涯において一度だけバルトと出会っています。一九五二年にヨーロッパを回ったとき、ドイツでは歴史家フリードリヒ・マイネッケやヒトラーと闘ったバルトの盟友マルティン・ニーメラーなどと出会い、とても共感を覚えています。 「私がドイツ…