宗教と政治

日記:森友学園疑獄に、地元豊中の公明党・参院議員石川ひろたか氏が火消しに躍起のご様子。国の土地 格安で売る 売国土を庇って大勝利とはこれいかに。

#予算委員会 で現在審議される議題は来年度政府予算案です。国民の皆様から頂いてる貴重な審議時間をどう使うかは各党の全くの自由ですが、本日、民進党はこの問題を続けて追求。真に国民の為の質疑であるか、皆様の厳正な審判を仰ぎたい!https://t.co/3Ooq…

日記:差別との戦いの闘士である辛淑玉さんへの個人攻撃を集中する公明党大阪市議会議員辻よしたか氏

沖縄タイムズには、校正担当者がいないのだろうか? #ニュース女子の報道は、正確だったわけで、名誉棄損ならば、お年寄りに対してそういう了見で活動している団体を訴えるべき。#のりこえねっと #辛淑玉@mbs_hodo pic.twitter.com/KHgwmAHylw— 辻よしたか (…

日記:何から超越しなければならないかって言えば、結局は「この世のものにすぎない」ことを「絶対化」してはならないというシンプルな話

帰宅したらNHKのファミリーヒストリーで女優の大竹しのぶさんの回が放映されていて見ていた。祖母の幸徳秋水や内村鑑三との親交や、祖父が吉川一水であったことにびっくりした。無教会諸派の研究もきちんとしないとねと襟を正した次第。https://t.co/yQqVywH…

日記:自民党とその不愉快な仲間である公明党による権力の暴走への「共謀」の議論には一切誠実さと真実が見られない。

小泉政権で過去3回、共謀罪は国会に提出されているが、法案は成立しなかった。その理由の一つは、公明党内での反対が根強くあったことに由来する。公明党はその思想的淵源といえる創価教育学会(当時)は、戦時下に治安維持法によって初代会長・牧口常三郎…

覚え書:「インタビュー 創価学会はどこへ 創価学会会長・原田稔さん」、『朝日新聞』2016年09月22日(木)付。

- インタビュー 創価学会はどこへ 創価学会会長・原田稔さん 2016年9月22日 「東京大空襲で焼け出されました。戦争の悲惨さは忘れません」=早坂元興撮影 理想を掲げる宗教。現実の世界を動かす政治。創価学会=キーワード=はその二つの領域に関わる。巨大…

日記:早速、公明党の現職議員(辻よしたか・大阪市議会議員)が治安維持法より真っ黒なテロ等準備罪(共謀罪)をヨイショアシスト(°▽°) 思想的源流は、治安維持法違反で逮捕・獄死じゃありませんでしたっけ?

「共謀罪」改め、たとえば「テロ等準備罪」に反対すれば、動機がリベラルでも「テロを容認するんだやっぱりwww」となりかねない。残念ながらそれが今の日本であり、呼称を改めたい向きの狙いもそこにあるのでは。— 冨永 格 (@tanutinn) 2017年1月12日どうや…

日記:宮田光雄 ローマ書一三章と南原繁『国家と宗教』(岩波書店、1942年)

- 同じ年の秋(引用者注……大石兵太郎『君主の神的権威』が出版された一九四二年)、南原繁『国家と宗教』が出版された。ローマ書一三章に関しては、ここ「から、直ちに国家権力の宗教的認証を与えたものとなし、これによって、たとえば後世の《君権神授説》…

日記:百田尚樹さんが「レイシスト」である意味が理解できない大阪市議会議員辻よしたか先生へ。その2

氏家法雄さん、@ujikenorio 何故にチホウ議員とカタカナ表記をされたのでしょうか?また、百田さん @hyakutanaoki や和田さん @wadamasamune のことをレイシスト呼ばわりされていますが、どういった根拠に基づくものなのでしょうか?お示し下さい。 pic.twit…

日記:「賀川豊彦と吉野作造 貧しき者、弱き者のために」展 於・賀川豊彦記念松沢資料館、4/28〜6/27 開催告知

- ともにキリスト教者だった賀川豊彦と吉野作造は、当時の未熟な資本主義社会の中で困窮する人々を助けるため、様々な社会事業に取り組みました。日本のセツルメント活動の草分け的存在となった2人の事跡から、大正デモクラシーの中に芽生えた相互扶助の心…

日記:「全国のホテルに古事記を置こう!」プロジェクトのいかがわしさについて……

竹田研究財団が『古事記』編纂1300年を記念して「全国のホテルに古事記を置こう!」プロジェクトを立ち上げたそうですが、少しだけコメンタリーを残しておこうと思います。同webによると概要は次の通り。 - 一般財団法人竹田研究財団 『古事記』編纂1300年記…

覚え書:「『不戦の誓い』場所が違う 程永華・駐日中国大使が寄稿」、『毎日新聞』2013年12月30日(月)付。

- 「不戦の誓い」場所が違う 程永華・駐日中国大使が寄稿 安倍晋三首相の靖国神社参拝について、中国の程永華駐日大使が毎日新聞に寄稿し、「不戦の誓い」をする場を間違えていると厳しく批判した。 日本を代表する政府の指導者が第二次世界大戦のA級戦犯も…

覚え書:「書評:ろくでなしのロシア―プーチンとロシア正教 [著]中村逸郎 [評者]保阪正康」、『朝日新聞』2013年04月28日(日)付。

- ろくでなしのロシア―プーチンとロシア正教 [著]中村逸郎 [評者]保阪正康(ノンフィクション作家) [掲載]2013年04月28日 [ジャンル]国際 ■結託して神聖さを醸成する 著者は、ロシア現代政治を専門とする研究者だが、しばしばモスクワに滞在して、この国の現…

覚え書:「書評:明治神宮―「伝統」を創った大プロジェクト [著]今泉宜子 [評者]保阪正康」、『朝日新聞』2013年04月14日(日)付。

- 明治神宮―「伝統」を創った大プロジェクト [著]今泉宜子 [評者]保阪正康(ノンフィクション作家) [掲載]2013年04月14日 [ジャンル]ノンフィクション・評伝 ■造営に挑んだ無数の庶民の姿 明治神宮造営運動は、明治天皇逝去の2日後から始まったという。渋沢…

研究ノート:南原繁と吉野作造

- (2)人間人格と自由の精神 南原思想の現代的意味を尋ねるならば、その一つは何と言っても「人間人格の自由」「良心の自由」の根拠、神的な根拠を語って、それによって実践的に生きたことでしょう。その「良心の自由」は、彼にとっては人間性に生得的なも…

書評:南原繁研究会編『平和か戦争か 南原繁の学問と思想』to be出版、2008年。

- 南原は、その生涯において一度だけバルトと出会っています。一九五二年にヨーロッパを回ったとき、ドイツでは歴史家フリードリヒ・マイネッケやヒトラーと闘ったバルトの盟友マルティン・ニーメラーなどと出会い、とても共感を覚えています。 「私がドイツ…

覚え書:「書評:ヴェールの政治学 [著]ジョーン・W・スコット [評者]鷲田清一」、『朝日新聞』2012年12月16日(日)付。

- ヴェールの政治学 [著]ジョーン・W・スコット [評者]鷲田清一(大谷大学教授・哲学)■仏共和制の矛盾、映し出した排除 2004年、フランス議会は、公立学校において宗教的帰属を「誇示」するアイテムの着用を禁じた法律を可決した。10年には、公共の場…

覚え書:「ViewPoint 宗教がリトマス紙の時代は終わった=ケント・ギルバート」、『毎日新聞』2012年10月22日(月)付。

- ViewPoint 宗教がリトマス紙の時代は終わった ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士・タレント 2週間後に迫った米大統領選で政権奪還を目指す共和党は今回、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事を正式候補に指名した。彼は4年前の大統領選…

覚え書:信教の自由と現代日本,阿満利麿『宗教は国家を超えられるか』

- 近代日本が、思想信条、「信教の自由」について、どれほど強固な合意をつくってきたといえるか、もしうまくそれがつくられていないとすれば、その原因はなにか、を検討する必要がある。とりわけ「信教の自由」についての検討が重要だと私は考える。なぜな…

宗教者が俗権から爵位を受けて、それを名誉と感ずるとは何事であるか。

- 「然るに此の仏法も、初生の時より治者の党に入りて其の力に帰依せざる者なし。古来、名僧智識と称する者、或は入唐して法を求め、或は自国に在りて新教を開き、人を教化し寺を建つるもの多しと雖ども、大概皆、天子将軍等の眷顧を微倖し、其の余光を仮り…

「95年、東京の地下鉄でサリンガスによって市民を虐殺するテロ事件がありました。この犯人は以下のA〜Eのどれか。1つ選択して選べ」みたいな「歴史」化が進むことへの恐怖といらだち

- 歴史は暗記? −−でも、歴史が得意だからといって特別いいわけでもないしな……。あと、確かに暗記科目っていうイメージはある。 そうです、学科目としての歴史は、かわいそうなのです。高等学校までの歴史が「暗記もの」のように思われてしまう理由は、試験…

書評:姜克實『近代日本の社会事業思想―国家の「公益」と宗教の「愛」』ミネルヴァ書房、2011年。

国家と宗教の関係を主軸に置き、近代日本の社会事業の足跡をたどる。 近代日本の社会事業思想―国家の「公益」と宗教の「愛」 (MINERVA人文・社会科学叢書)posted with amazlet at 12.04.22姜 克實 ミネルヴァ書房 売り上げランキング: 570039Amazon.co.jp で…

国民が主権者であり、政治の主体者であるという近代民主主義の基本原理を無視した「お上の政治」論がいまだにまかり通っているかのような風土には驚くほかないが……

- 西洋近代に誕生した国民国家モデルは、いくつかの下位モデルを生み出しつつ今日までの国際社会の単位として機能してきた。しかし、そうした「近代的」な国民国家の限界と弊害が今日ほど明らかになってきた時代はない。何よりもまず、世俗的な近代国家を目…

覚え書:「社説:視点・オウムの教訓 今後に生かしたい=重里徹也」、『毎日新聞』2011年12月30日(金)付。

- 社説:視点・オウムの教訓 今後に生かしたい=重里徹也 今年はオウム真理教をめぐる刑事裁判がすべて終結した年だった。重い教訓を生かしたいが、信者たちがなぜ、深刻な犯罪に走ってしまったのか、解明するのはこれからの課題だ。 大部な研究書「情報時代…

覚え書:「米保守革命:第2部・福音派の力」、『毎日新聞』まとめ

- 米保守革命:第2部・福音派の力/上 共和党指名争い第1弾、アイオワ州 米大統領選の共和党の候補者選びが来年1月3日の中西部アイオワ州の党員集会から正式に始まる。保守的な土地柄のアイオワ州などでは、人工妊娠中絶への反対などを掲げるキリスト教…

【覚え書】森本あんり「今を読み解く アメリカ史左右する宗教」、『日本経済新聞』2010年12月12日(日)付。

- SUNDAY NIKKEI 今を読み解く:アメリカ史左右する宗教 象徴・信念の国柄示す 日本の最重要相手国アメリカを理解するのは、簡単なようで案外むずかしい。理由の一端はその宗教性にある。たとえば昨年1月のオバマ大統領就任式の報道では、テレビ中継の通訳…