2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

覚え書:「文化の扉 本屋さんの明日 「一冊との出会い」演出に活路」、『朝日新聞』2016年11月13日(日)付。

- 文化の扉 本屋さんの明日 「一冊との出会い」演出に活路 2016年11月13日 本屋の青空。書棚を前に時を忘れ、遠くに思いをはせ、広がっていく心持ちを、そうたとえた書店主がいた。ただ、リアル書店の経営には、視界の悪い世の中になっている。明日を探る人…

覚え書:「書評:人生の踏絵 遠藤周作 著」、『東京新聞』2017年02月26日(日)付。

- 人生の踏絵 遠藤周作 著 2017年2月26日◆罪業の傍らにイエス [評者]加藤宗哉=作家 難しい言いまわしが苦手、と遠藤周作はよく口にした。金メッキのように外国の人名や専門用語で彩った文章が嫌で、易しい表現に徹(てっ)したいと言った。なるほど、遠藤…

覚え書:「書評:まだまだ知らない 夢の本屋ガイド 花田菜々子 ほか編」、『東京新聞』2017年02月26日(日)付。

- まだまだ知らない 夢の本屋ガイド 花田菜々子 ほか編 2017年2月26日 ◆濃密な出会いを想う [評者]長岡義幸=フリーランス記者 刑務所の服役者のために本を選ぶ神戸市の「GOKUCHU BOOKS」。子どものころ本読みの父親が監獄に収監され、差し入…

覚え書:「文庫この新刊! 池上冬樹が薦める文庫この新刊! [文]池上冬樹(文芸評論家)」、『朝日新聞』2017年02月26日(日)付。

- 文庫この新刊! 池上冬樹が薦める文庫この新刊! [文]池上冬樹(文芸評論家) [掲載]2017年02月26日 (1)『彼が通る不思議なコースを私も』 白石一文著 集英社文庫 670円 (2)『盲目的な恋と友情』 辻村深月著 新潮文庫 594円 (3)『活版印刷…

:覚え書:「耕論 PKOと駆けつけ警護 山本洋さん、岡本行夫さん、伊勢崎賢治さん」、『朝日新聞』2016年11月15日(火)付。

- 耕論 PKOと駆けつけ警護 山本洋さん、岡本行夫さん、伊勢崎賢治さん 2016年11月15日 主な自衛隊海外派遣 国連平和維持活動(PKO)に赴く自衛隊に駆けつけ警護という新任務をつけることが、きょう閣議決定される。国際的な役割と戦闘に巻き込まれる懸…

覚え書:「インタビュー トランプ大統領と世界 米社会学者、イマニュエル・ウォーラーステインさん」、『朝日新聞』2016年11月11日(金)付。

- インタビュー トランプ大統領と世界 米社会学者、イマニュエル・ウォーラーステインさん 2016年11月11日「どんな少数派も自己決定権を持つのが民主主義国家だとすると、いまだ存在したことがない。米国も含めて」=ニューヨーク、矢木隆晴撮影 覇権国家の…

覚え書:「売れてる本 発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由 [著]栗原類 [文]最相葉月(ノンフィクションライター)」、『朝日新聞』2017年03月12日(日)付。

- 売れてる本 発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由 [著]栗原類 [文]最相葉月(ノンフィクションライター) [掲載]2017年03月12日 ■「できた」ことをよしとする 栗原類くん、22歳。イギリス人の父、日本人の母をもち、竹久夢二が描く少女のように…

覚え書:「著者に会いたい 我が名は、カモン 犬童一心さん [文]太田匡彦」、『朝日新聞』2017年03月05日(日)付。

- 著者に会いたい 我が名は、カモン 犬童一心さん [文]太田匡彦 [掲載]2017年03月05日 「我が名は、カモン」の著者、映画監督の犬童一心さん=山本和生撮影 ■「熱さ」にあこがれ、歯止めなく 原作ものが増え、オリジナル作品を撮る機会が減った。でも、アイ…

覚え書:「ビジネス 情報法のリーガル・マインド [著]林紘一郎 [文]小林雅一(ジャーナリスト)」、『朝日新聞』2017年03月12日(日)付。

- ビジネス 情報法のリーガル・マインド [著]林紘一郎 [文]小林雅一(ジャーナリスト) [掲載]2017年03月12日■自動運転車の事故、責任を負うのは? 情報化社会の到来と言われて久しいが、それを律する「情報法」はいまだ確立されていない。法学は安定性を…

日記:篭池理事長証人喚問:公明党・竹谷とし子氏のパーフォーマンス質問。私は逆に彼女に聞きたい。「公明党はなぜこの森友学園問題についてだんまりなの?」 あべの家来だからです。

公明新聞に掲載して頂きました。尋問する竹谷、富田氏=23日 国会内首相夫人の寄付、国会議員の関与客観的な証拠なし金額違う契約書3通「訴追の恐れ」で証言拒否「森友」問題で籠池氏証人喚問https://t.co/ePsqdwZtsH— 竹谷 とし子 (@t_takeya) 2017年3月24…

覚え書:「耕論 パリ協定と日本 枝広淳子さん、朝日弘美さん、小宮山宏さん」、『朝日新聞』2016年11月05日(土)付。

- 耕論 パリ協定と日本 枝広淳子さん、朝日弘美さん、小宮山宏さん 2016年11月5日 地球温暖化対策と日本<グラフィック・小倉誼之> 世界で温暖化対策を進める「パリ協定」がきのう発効した。「京都議定書」には不参加だった米・中が早々と締結するなか、後…

覚え書:「「ソフィアのとってもすてきなぼうし」 [文]さくまゆみこ(翻訳家)」、『朝日新聞』2017年02月25日(月)付。

- 子どもの本棚 「ソフィアのとってもすてきなぼうし」 [文]さくまゆみこ(翻訳家) [掲載]2017年02月25日 ソフィアは、おとなりのおばちゃまと仲良し。おばちゃまは毛糸で帽子を編んでみんなにあげるのが好きだけど、自分は帽子がなくて寒そう。ソフィアは…

覚え書:「「紅のトキの空」 [文]越高一夫(ちいさいおうち書店店長)」、『朝日新聞』2017年02月25日(月)付。

- 子どもの本棚 「紅のトキの空」 [文]越高一夫(ちいさいおうち書店店長) [掲載]2017年02月25日 12歳の少女スカーレットは母と弟と3人暮らし。貧しい生活の中でも、家族が一緒にいられることを第一に考えている。そしていつか弟と、父のふるさとに行き…

覚え書:「子どもの本棚 「男の子のふり」リアルな描写 [文]さくまゆみこ(翻訳家)」、『朝日新聞』2017年01月28日(月)付。

- 子どもの本棚 「男の子のふり」リアルな描写 [文]さくまゆみこ(翻訳家) [掲載]2017年01月28日 ■「ジョージと秘密のメリッサ」 4年生のジョージは、体は男の子でも自分は女の子(メリッサ)なのだと感じている。しかし、学校でも家でもそのことは秘密に…

覚え書:「憲法を考える 押しつけって何?:2 「自分ではない者」探し、迷走」、『朝日新聞』2016年11月05日(土)付。

- 憲法を考える 押しつけって何?:2 「自分ではない者」探し、迷走 2016年11月5日 「米国第一」「フランス人最優先」「日本を、取り戻す」……。世界のあちこちで「国家」の復権を印象づける政治的スローガンが飛び交う。グローバル化に疲れた人たちの共感も…

覚え書:「憲法を考える 押しつけって何?:1 生い立ち様々、各国で知恵」、『朝日新聞』2016年11月04日(金)付。

- 憲法を考える 押しつけって何?:1 生い立ち様々、各国で知恵 2016年11月4日 地中海に浮かぶキプロス島で来年5月、国際憲法学会の部会が開かれる。テーマは「押しつけ憲法(imposed constitution)」だ。 「日本の憲法の際だった特徴…

覚え書:「子どもの本棚 「こわい、こわい、こわい? しりたがりネズミのおはなし」 [文]広松由希子(絵本評論家・作家)」、『朝日新聞』2017年01月28日(月)付。

- 子どもの本棚 「こわい、こわい、こわい? しりたがりネズミのおはなし」 [文]広松由希子(絵本評論家・作家) [掲載]2017年01月28日 「コワイ」ってどんなものか知りたくて探しに出かけた子ネズミのミナ。「ねえ、コワイってもってる?」ライオンやカバ、…

覚え書:「子どもの本棚 子どもの本棚 「銀杏堂」 [文]兼森理恵(丸善丸の内本店児童書担当)」、『朝日新聞』2017年01月28日(月)付。

- 子どもの本棚 「銀杏堂」 [文]兼森理恵(丸善丸の内本店児童書担当) [掲載]2017年01月28日 巨大な「にしきごいのうろこ」や古い瓶の中の「文字虫」。銀杏堂(ぎんなんどう)には不思議な骨董(こっとう)品がいっぱい。主人の高田さんがレンちゃんに聞か…

覚え書:「子どもの本棚 身よりのない師弟に一筋の光 [文]越高一夫(ちいさいおうち書店店長)」、『朝日新聞』2016年12月24日(月)付。

- 子どもの本棚 身よりのない師弟に一筋の光 [文]越高一夫(ちいさいおうち書店店長) [掲載]2016年12月24日 ■「青空のかけら」 この本はおよそ30年前のイギリスが舞台です。児童養護施設のスキリー・ハウスでくらす子どもたちを主人公に、厳しい状況の中…

日記:境を変えるには、あなたが変わること。あなたが変わるには、あなたが動くこと。

- 人間が楽しいときは、どういうときでしょうか。あれを買って楽しい、あきたら次を買う。政治家がだめだから、こんどはこの人に期待する。この運動に参加してみたいがいまひとつなので、ほかへ行ってみる。自分が持っている者を自慢して、他人を批判する。…

覚え書:「憲法を考える 押しつけって何?:1 64年 調査会、評価踏み込まず」、『朝日新聞』2016年11月04日(金)付。

- 憲法を考える 押しつけって何?:1 64年 調査会、評価踏み込まず 2016年11月4日(1面から続く) 日本国憲法公布を報じた1946年11月4日付、朝日新聞朝刊1面(東京本社版)。「歴史の日・新憲法公布」「十萬人の大唱和」の見出しが躍り、写真は…

覚え書:「子どもの本棚 「ローラとつくるあなたのせかい」 [文]兼森理恵(丸善丸の内本店児童書担当)」、『朝日新聞』2016年12月24日(月)付。

- 子どもの本棚 「ローラとつくるあなたのせかい」 [文]兼森理恵(丸善丸の内本店児童書担当) [掲載]2016年12月24日 自分だけの世界をつくるとしたらどうする? ローラに導かれて、決まり事なんてない自由な手法で描かれた絵本の世界で遊びましょう。想像力…

覚え書:「子どもの本棚 「レイン 雨を抱きしめて」 [文]さくまゆみこ(翻訳家)」、『朝日新聞』2016年12月24日(月)付。

- 子どもの本棚 「レイン 雨を抱きしめて」 [文]さくまゆみこ(翻訳家) [掲載]2016年12月24日 父親と暮らす5年生のローズは高機能自閉症と診断され、周囲にうまく適応できない。拾ってきた犬のレインが友だちだが、ハリケーンで行方不明に。必死の捜索で見…

覚え書:「子どもの本棚 「ニット帽の天使 プロイスラーのクリスマス物語」 [文]越高一夫(ちいさいおうち書店店長)」、『朝日新聞』2016年11月26日(月)付。

- 子どもの本棚 「ニット帽の天使 プロイスラーのクリスマス物語」 [文]越高一夫(ちいさいおうち書店店長) [掲載]2016年11月26日 「ニット帽の天使 プロイスラーのクリスマス物語」(さ・え・ら書房=新刊) 名作「クラバート」で知られる作家と画家の名コ…

覚え書:「日本会議 『理想はサザエさん一家』啓発 24条改正巡り」、『毎日新聞』2016年11月03日(木)付。

- 日本会議 「理想はサザエさん一家」啓発 24条改正巡り毎日新聞2016年11月3日憲法改正を訴える日本会議や関連団体の頒布物=東京都千代田区で2016年11月2日撮影 改憲運動を展開している保守団体「日本会議」(田久保忠衛会長)は、憲法24条を改…

覚え書:「論点 シリーズ憲法70年 何から考えるか」、『毎日新聞』2016年11月2日(水)付。

- 論点 シリーズ憲法70年 何から考えるか毎日新聞2016年11月2日 東京朝刊 日本国憲法は1946年11月3日に公布されてから、70年の節目を迎える。衆参両院で改憲勢力が3分の2を占め、憲法改正が初めて政治的日程として浮上してきた。憲法の下で統治…

覚え書:「文豪の朗読 高橋たか子「きれいな人」 江國香織が聴く [文]江國香織(作家)」、『朝日新聞』2017年02月26日(日)付。

- 文豪の朗読 高橋たか子「きれいな人」 江國香織が聴く [文]江國香織(作家) [掲載]2017年02月26日 高橋たか子(1932〜2013)=2002年、首藤幹夫氏撮影■透明な空気感にさらわれる 親交のあるフランス人女性(名前はシモーヌ)の百歳の誕生日パ…

覚え書:「キャッツ・アイ [著]マーガレット・アトウッド [訳]松田雅子ほか [評者]中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学)」、『朝日新聞』2017年02月19日(日)付。

- キャッツ・アイ [著]マーガレット・アトウッド [訳]松田雅子ほか [評者]中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学) [掲載]2017年02月19日 [ジャンル]文芸 ■透徹した目で憎悪の結晶を解体 老年にさしかかり、成功を手にした画家イレインは自分の回顧展のた…

覚え書:「洞窟ばか―すきあらば、前人未踏の洞窟探検 [著]吉田勝次 [評者]横尾忠則(美術家)」、『朝日新聞』2017年02月19日(日)付。

- 洞窟ばか―すきあらば、前人未踏の洞窟探検 [著]吉田勝次 [評者]横尾忠則(美術家) [掲載]2017年02月19日 [ジャンル]歴史 ■底もゴールもない未知への挑戦 運命の力が作用して、なるべくして洞窟探検家になった「俺」は高校を辞めるまでは無謀なアウトロー…

日記:「おとなしくしていれば何とかしてもらえる」という考え方はよしましょう

- 参加者のみんなが生き生きとして、思わず参加したくなる「まつりごと」が、民主主義の原点です。自分たちが、自分個人を超えたものを「代表」していると思えるとき、それとつながっていると感じられるときは、人は生き生きとします。 これはデモにかぎらず…