2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

覚え書:「特集ワイド 「ノーベル賞疲れ」小説に−− 春樹さんを解放せよ 「ファン」加藤典洋さん訴え」、『毎日新聞』2017年10月30日(月)付夕刊。

- 特集ワイド「ノーベル賞疲れ」小説に−− 春樹さんを解放せよ 「ファン」加藤典洋さん訴え毎日新聞2017年10月30日 東京夕刊村上春樹さんのノーベル文学賞受賞を期待して集まったファンら。カズオ・イシグロさんの受賞決定の知らせを聞き、クラッカーを鳴らし…

覚え書:「売れてる本 ソール・ライターのすべて [著]ソール・ライター」、[朝日新聞]2018年05月12日(土)付。

- 売れてる本 ソール・ライターのすべて [著]ソール・ライター売れてる本 ソール・ライターのすべて [著]ソール・ライター 2018年05月12日 ■おしゃれな写真のお手本? 世の写真表現は、「大きな写真」と「小さな写真」に大別できそうだ。社会問題や戦争…

覚え書:「文庫この新刊! 東直子が薦める文庫この新刊!」、[朝日新聞]2018年05月05日(土)付。

- 文庫この新刊! 東直子が薦める文庫この新刊!文庫この新刊! 東直子が薦める文庫この新刊! 2018年05月05日 (1)『ちいさな桃源郷 山の雑誌アルプ傑作選』 池内紀編 中公文庫 972円 (2)『ラオスにいったい何があるというんですか?』 紀行文集 村…

覚え書:「文庫この新刊! 福永信が薦める文庫この新刊!」、[朝日新聞]2018年04月21日(土)付。

- 文庫この新刊! 福永信が薦める文庫この新刊!文庫この新刊! 福永信が薦める文庫この新刊! 2018年04月21日 (1)『怠惰の美徳』 梅崎春生著 荻原魚雷編 中公文庫 972円 (2)『額の星/無数の太陽』 レーモン・ルーセル著 國分俊宏、新島進訳 平凡…

日記:学問の目標について=ニーチェ

- 第一書 一二 学問の目標について。 −−なんだって? 学問の究極の目標は、人間に出来るだけ多くの快楽と出来るだけ少ない不快をつくりだしてやることだって? ところで、もし快と不快とが一本の綱でつながれていて、出来るだけ多くの一方のものを持とうと欲…

覚え書:「特集ワイド 9条2項+「自衛隊」=交戦OKか」、『毎日新聞』2017年10月27日(金)付夕刊。

- 特集ワイド9条2項+「自衛隊」=交戦OKか毎日新聞2017年10月27日 東京夕刊 衆院選での与党勝利を受け、安倍晋三首相は改憲に改めて意欲を見せている。今回の選挙公約で自民党は「憲法への自衛隊明記」の方針を掲げた。戦争の放棄、軍備と交戦権の否認…

覚え書:「古典百名山 サミュエル・ベケット「ゴドーを待ちながら」 桜庭一樹が読む」、『朝日新聞』2018年04月14日(土)付。

- 古典百名山 サミュエル・ベケット「ゴドーを待ちながら」 桜庭一樹が読む古典百名山 サミュエル・ベケット「ゴドーを待ちながら」 桜庭一樹が読む 2018年04月14日■私も同じ!ドン詰まり この演劇は、木が一本生えてるだけの場所で、二人の老人が、神(ゴッ…

覚え書:「エンタメfor around 20 ゲームと現実、焦燥と昂揚と」、『朝日新聞』2018年04月28日(土)付。

- エンタメfor around 20 ゲームと現実、焦燥と昂揚とエンタメfor around 20 ゲームと現実、焦燥と昂揚と 2018年04月28日 「日本が中国に完敗した今、26歳の私が全てのオッサンに言いたいこと」――。昨年12月に、そう題された記事が講談社のウェブサイト…

覚え書:「お寺はじめました [著]渡邊源昇 [評者]横尾忠則(美術家)」、『朝日新聞』2018年04月14日(土)付。

- お寺はじめました [著]渡邊源昇 [評者]横尾忠則(美術家) [掲載]2018年04月14日■一から布教「好きでやってます」 「お寺はじめました」と一言で片付けてしまうほど簡単な話ではないのです。 15歳で同級生の住職の父親に「お坊さんにならないか」と声を…

覚え書:「特集ワイド 投票前に読み直してみる 遠のく憲法前文の理想」、『毎日新聞』2017年10月20日(金)付夕刊。

- 特集ワイド投票前に読み直してみる 遠のく憲法前文の理想毎日新聞2017年10月20日 東京夕刊終戦直後、永田町の焼け跡から国会議事堂を望む=1945年9月23日撮影 衆院選も大詰めだ。争点の一つが、戦後日本の柱である憲法を変えるかどうか、という議論…

覚え書:「特集ワイド アウシュビッツのガイド、中谷剛さんに聞く ヘイトとガス室は一本の線 「今の日本は黄信号」」、『毎日新聞』2017年10月06日(金)付夕刊。

- 特集ワイドアウシュビッツのガイド、中谷剛さんに聞く ヘイトとガス室は一本の線 「今の日本は黄信号」毎日新聞2017年10月6日 東京夕刊説明する中谷剛さん。写真は、ビルケナウに停車した列車から降り立つ人々。1車両あたり約70人がトランクとともに詰…

覚え書:「潜伏キリシタンは何を信じていたのか [著]宮崎賢太郎

[評者]宮田珠己(エッセイスト)」、『朝日新聞』2018年04月14日(土)付。 - 潜伏キリシタンは何を信じていたのか [著]宮崎賢太郎 [評者]宮田珠己(エッセイスト) [掲載]2018年04月14日■先祖崇拝を重視し独自形に変容 長年にわたりカクレキリシタンのフィー…

覚え書:「復興の空間経済学―人口減少時代の地域再生 [著]藤田昌久、浜口伸明、亀山嘉大 [評者]石川尚文(本社論説委員)」、『朝日新聞』2018年04月14日(土)付。

- 復興の空間経済学―人口減少時代の地域再生 [著]藤田昌久、浜口伸明、亀山嘉大 [評者]石川尚文(本社論説委員) [掲載]2018年04月14日■人や産業の集積・分散で考える 「津浪(つなみ)後の復興は目覚ましく、たちどころに失われた戸数、人口の満たされてし…

覚え書:「石を聴く―イサム・ノグチの芸術と生涯 [著]ヘイデン・ヘレーラ [評者]椹木野衣 (美術評論家)」、『朝日新聞』2018年04月14日(土)付。

- 石を聴く―イサム・ノグチの芸術と生涯 [著]ヘイデン・ヘレーラ [評者]椹木野衣 (美術評論家) [掲載]2018年04月14日■孤独を代償に、自由を武器に イサム・ノグチの凄(すご)さを初めて実感したのは、札幌の郊外にあるモエレ沼公園を訪ねた時のことだった…

日記:現場主義という名の反知性主義

- 現場主義、行動主義、「いまここ」主義、個別主義、家族主義、そしてすべてを貫く「愛と信頼」主義。彼らが一様に言うところの「行動してみなければわからない」ということばは「関係してみなければわからない」と言い換えられるし、さらには「関係しさえ…

覚え書:「折々のことば:919 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年10月31日(火)付。

- 折々のことば:919 鷲田清一 2017年10月31日 KEEP BRITAIN KIND AND TIDY (デイヴィッド・シュリグリー) ◇ 紙屑(くず)をゴミ箱に捨てる人物のドローイングに、KEEP BRITAIN TIDY(英国をきれいに)という標語…

覚え書:「童謡の百年―なぜ「心のふるさと」になったのか [著]井手口彰典 [評者]保阪正康(ノンフィクション作家)」、『朝日新聞』2018年04月14日(土)付。

- 童謡の百年―なぜ「心のふるさと」になったのか [著]井手口彰典 [評者]保阪正康(ノンフィクション作家) [掲載]2018年04月14日■時代の要請に応えた変遷たどる 私の本書への関心は、童謡、唱歌に対する日本人のイメージが「心のふるさと」に収斂(しゅうれ…

覚え書:「AIvs.教科書が読めない子どもたち [著]新井紀子 [評者]野矢茂樹(立正大教授)」、『朝日新聞』2018年04月14日(土)付。

- AIvs.教科書が読めない子どもたち [著]新井紀子 [評者]野矢茂樹(立正大教授) [掲載]2018年04月14日■「東ロボくん」の挑戦と限界 世の中にはAIに関する発言が溢(あふ)れ、素人にはなんだかよく分からないことになっている。そんな中でこの本は、…

覚え書:「水田マリのわだかまり [著]宮崎誉子 [評者]斎藤美奈子(文芸評論家)」、『朝日新聞』2018年04月14日(土)付。

- 水田マリのわだかまり [著]宮崎誉子 [評者]斎藤美奈子(文芸評論家) [掲載]2018年04月14日■工場で働くやけくそ16歳の胸中 佐多稲子『キャラメル工場から』(1928年)って知ってます? 野澤富美子『煉瓦女工』(1940年)は? どちらも主人公は1…

覚え書:「特集ワイド 利己主義ばかりのこの国で サラリーマン、酔って語るは政(まつりごと)」、『毎日新聞』2017年10月18日(水)付夕刊。

- 特集ワイド利己主義ばかりのこの国で サラリーマン、酔って語るは政(まつりごと)毎日新聞2017年10月18日 東京夕刊新橋駅ガード下の「羅生門」はサラリーマンらで満席だ=東京都港区で10日、根岸基弘撮影 将来を託す衆院選の真っただ中、街場も政治談議…

覚え書:「特集ワイド 山尾氏勝たせた女性の「現実」」、『毎日新聞』2017年10月25日(水)付夕刊。

- 特集ワイド山尾氏勝たせた女性の「現実」毎日新聞2017年10月25日 東京夕刊 逆風が伝えられた選挙戦だったが、山尾さんを待つ女性たちがいた=愛知県大府市で、2017年10月15日、田村彰子撮影 意外な結果と言うべきなのか。既婚男性との交際疑惑が週…

覚え書:「【東京エンタメ堂書店】<小林深雪の10代に贈る本>読書の春にミステリー」、『東京新聞』2018年03月26日(日)付。

- 【東京エンタメ堂書店】 <小林深雪の10代に贈る本>読書の春にミステリー 2018年3月26日 春休み。卒業や、学年が終わって、次の始まりを待つ季節。そして、宿題がないので、じつは読書の秋よりも、じっくり本を読むには最適の季節。さあ、この春、時間…

覚え書:「【書く人】暗部を探る駆け引き 『トマト缶の黒い真実』 フランス人ジャーナリスト ジャン=バティスト・マレさん(31)」、『東京新聞』2018年04月22日(日)付。

- 【書く人】 暗部を探る駆け引き 『トマト缶の黒い真実』 フランス人ジャーナリスト ジャン=バティスト・マレさん(31) 2018年4月22日 「食料品の世界は大手企業が支配し、民主主義が守られていない。自分が日々消費するものについて深く知らないことは…

覚え書:「書評:死体は嘘をつかない ヴィンセント・ディ・マイオ&ロン・フランセル 著」、『東京新聞』2018年04月08日(日)付。

- 死体は嘘をつかない ヴィンセント・ディ・マイオ&ロン・フランセル 著 2018年4月8日 ◆小説より奇な真実を発掘 [評者]千街晶之=ミステリ評論家 海外では「検死医マッカラム」、日本では「アンナチュラル」など、検死をモチーフにしたテレビドラマは根強…

日記:私は安倍総理と日蓮大聖人が少し重なって見えちゃいます。

私自身、創価学会と公明党の問題には、もう呆れ果てて関わりたくないというのが正直なところなのだけど、見過ごすことの出来ない認識を発見したので、まあ、歴史の記録として残しておきたい。こういう認識は、公明党を支援することに熱を上げる創価学会の活…

覚え書:「折々のことば:917 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年10月29日(日)付。

- 折々のことば:917 鷲田清一 2017年10月29日 内面と外面のむすびつきのたががはずれているのが人間なのである。 (野村雅一) ◇ 犬たちとは違い(?)、人の感情とふるまいは直結していない。他人と同じ空間にいるとすぐさま同調や反撥(はんぱつ)が生…

覚え書:「書評:瀬戸内文化誌 宮本常一 著」、『東京新聞』2018年04月08日(日)付。

- 瀬戸内文化誌 宮本常一 著 2018年4月8日◆島嶼の変遷に心を寄せる [評者]神崎宣武=民俗学者 宮本常一にとって、「瀬戸内海」は終生の研究テーマであった。本書は、昭和二十一年から五十三年までに月刊誌や叢書(そうしょ)類に寄稿した十五本の文章を編…

覚え書:「書評:私の少女マンガ講義 萩尾望都 著」、『東京新聞』2018年04月08日(日)付。

- 私の少女マンガ講義 萩尾望都 著 2018年4月8日◆生命が輝きだす瞬間 [評者]小林深雪=児童文学作家 萩尾望都先生の漫画を読むと、いつも天地がひっくり返るほどびっくりする。そして、その作品の余韻は、不思議な重みを持って胸の奥に深く深く沈む。こん…

覚え書:「書評:宝塚戦略 小林一三の生活文化論 津金澤聰廣 著」、『東京新聞』2018年04月08日(日)付。

- 宝塚戦略 小林一三の生活文化論 津金澤聰廣 著 2018年4月8日◆モノからコトへ先駆 [評者]森彰英=ジャーナリスト 鉄道関係者の間で「阪急モデル」という言葉がよく使われる。鉄道を幹として沿線の不動産開発、流通・娯楽などの枝葉を茂らせるグループ経営…

覚え書:「論点 2017衆院選 憲法論議の行方」、『毎日新聞』2017年10月20日(金)付。

- 論点2017衆院選 憲法論議の行方毎日新聞2017年10月20日 憲法改正をめぐる衆院選の論争にすれ違いが目立つ。9条への「自衛隊の明記」など4項目の改正を公約に掲げる自民党。一方、希望の党や日本維新の会も憲法改正には前向きだが、重点分野は異なる…