2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

日記:自公政権はアサド政権の虐殺を側面支援するプーチンをアシストして「独自外交で安倍首相は自信を持って新たな安全保障の枠組みをつくる」と宣う辻よしたか大センセイ

今回も親米派が与野党問わず苦言。メディアも総じて失敗を強調。そろそろ国民も気づくのではないだろうか?独自外交で安倍首相は自信を持って新たな安全保障の枠組みをつくるときかも知れません。親露のトランプ大統領の出現をどう生かすか。真の戦後レジュ…

覚え書:「インタビュー 文化大革命50年 米ニュースクール大学客員研究員・徐友漁さん」、『朝日新聞』2016年08月31日(水)付。

- インタビュー 文化大革命50年 米ニュースクール大学客員研究員・徐友漁さん 2016年8月31日 「文革前、高校時代に愛読したトルストイ、ユーゴーは今も好きです」=ニューヨーク、増池宏子氏撮影 写真・図版 中国建国のカリスマ、毛沢東(マオツォートン)…

覚え書:「【書く人】わずかな光 探す親と子 『老乱』 作家・久坂部羊さん(61)」、『東京新聞』2016年12月18日(日)付。

- 【書く人】わずかな光 探す親と子 『老乱』 作家・久坂部羊さん(61) 2016年12月18日 認知症の老人が列車にはねられ鉄道会社から遺族が損害賠償を求められた裁判、高齢運転者の車による死亡事故…。今、そうしたニュースを「ひとごとじゃない」と思う人…

覚え書:「【書く人】「貧困は悪」合意形成を 『現代貧乏物語』早稲田大教授・橋本健二さん(57)」、『東京新聞』2016年12月11日(日)付。

- 【書く人】「貧困は悪」合意形成を 『現代貧乏物語』早稲田大教授・橋本健二さん(57) 2016年12月11日 河上肇が一九一六年に『貧乏物語』を新聞に連載してから百年、彼を心の師と仰ぐ橋本健二さんが『現代貧乏物語』を刊行した。河上は第一次大戦の戦時…

覚え書:「書評:飾らず、偽らず、欺かず 管野須賀子と伊藤野枝 田中伸尚 著」、『東京新聞』2016年12月04日(日)付。

- 飾らず、偽らず、欺かず 管野須賀子と伊藤野枝 田中伸尚 著 2016年12月4日 ◆闘う女性たちの歴史空間 [評者]山泉進=明治大教授 副題にあるように、先駆的な人生を生き抜いた二人の女性の評伝である。一人は明治末期に大逆事件に連座して死刑に処せられた…

覚え書:「インタビュー ゆらぐ文民統制 元防衛事務次官・守屋武昌さん」、『朝日新聞』2016年09月01日(木)付。

- インタビュー ゆらぐ文民統制 元防衛事務次官・守屋武昌さん 2016年9月1日 「法改正を議論した国会議事録をみても、先人たちの思いが伝わってこないのはとても残念です」=迫和義撮影 文民統制が変質している。安保法制に国民の耳目が集中している間に、当…

覚え書:「異議あり 「縄文時代」はつくられた幻想に過ぎない 考古学と社会の関わりを研究する山田康弘さん」、『朝日新聞』2016年08月30日(日)付。

- 異議あり 「縄文時代」はつくられた幻想に過ぎない 考古学と社会の関わりを研究する山田康弘さん 2016年8月30日 山田康弘さん=迫和義撮影 あなたは「縄文時代」にどんなイメージを持っていますか? 「狩猟採集で生活し、自然と共生していた」「貧富や身分…

覚え書:「書評:感情化する社会 大塚英志 著」、『東京新聞』2016年12月04日(日)付。

- 感情化する社会 大塚英志 著 2016年12月4日 ◆「つぶやき」と「文学」の距離 [評者]仲俣暁生=文芸評論家 インターネット上のSNSで日々つぶやかれている言葉や、天皇が生前退位への意向を語った「おことば」への国民による圧倒的な支持と、現在の「文…

覚え書:「書評:世界一ありふれた答え 谷川直子 著」、『東京新聞』2016年12月04日(日)付。

- 世界一ありふれた答え 谷川直子 著 2016年12月4日 ◆無力さを認め、気づく [評者]最相葉月=作家 雨の日のカフェで女と男が言葉を交わす。女は市議会議員の元妻まゆこ。男はピアニストのトキオ。二人は同じクリニックでうつ病の治療を受けている。まゆこ…

覚え書:「書評:相倉久人にきく昭和歌謡史 相倉久人・松村洋 著」、『東京新聞』2016年12月04日(日)付。

- 相倉久人にきく昭和歌謡史 相倉久人・松村洋 著 2016年12月4日 ◆現場の記憶をたどる [評者]上野昂志=評論家 相倉さんは、徹底して現場の人だった。評者は、開店間もない新宿ピットインで、ジャズメンと聴衆の双方を盛り上げる彼の司会を楽しんだ記憶が…

日記:ロバート・ベラーの「亡命」経験

- パーソンズがいう「普遍主義」がアメリカという共同体内部の普遍だったとすれば、ベラーの「普遍性」はアメリカという共同体を内側から突き破り、その外に立つ(ベラーは一九八五年の『徳川時代の宗教』「ペーパーバック版まえがき」で、「アメリカの精神…

覚え書:「待遇同じだから、父も時短 同一労働同一賃金、オランダでは」、『朝日新聞』2016年08月29日(月)付。

- 待遇同じだから、父も時短 同一労働同一賃金、オランダでは 2016年8月29日 夫婦ともに週4日の時短勤務を選んだエドガーさん一家。平日に休む1日を「子どもの日」と呼ぶ=オランダ、和気真也撮影 働き方の先進地とされるオランダでは、育児で働く時間や日…

覚え書:「売れてる本 罪の声 [著]塩田武士 [文]武田砂鉄(ライター)」、『朝日新聞』2016年12月04日(日)付。

- 売れてる本 罪の声 [著]塩田武士 [文]武田砂鉄(ライター) [掲載]2016年12月04日 ■15年温めた「グリ森」への思い 昭和最大の未解決事件「グリコ・森永事件」をモデルにした小説だと聞き、既に検証本や番組がいくらでも積もった題材に改めて首を突っ込ん…

覚え書:「売れてる本 心が折れる職場 [著]見波利幸 [文]山口文憲(エッセイスト)」、『朝日新聞』2016年11月20日(日)付。

- 売れてる本 心が折れる職場 [著]見波利幸 [文]山口文憲(エッセイスト) [掲載]2016年11月20日 ■リスク回避へ、事例に説得力 その昔は神経衰弱だった。それがある時期からノイローゼになる。いまではそれをメンタル不調と呼んで「心が折れる」と文学的ない…

覚え書:「売れてる本 ポケットマスターピース01 カフカ [編]多和田葉子 [文]市川真人(批評家・早稲田大学准教授)」、『朝日新聞』2016年11月27日(日)付。

- 売れてる本 ポケットマスターピース01 カフカ [編]多和田葉子 [文]市川真人(批評家・早稲田大学准教授) [掲載]2016年11月27日 ■時間が主題の“今”の小説 光文社の古典新訳文庫が話題を呼んで、亀山郁夫訳『カラマーゾフの兄弟』が百万部を数えたり、『…

覚え書:「今こそ鶴見俊輔 素人の作品、限界芸術と定義」、『朝日新聞』2016年08月29日(月)付。

- 今こそ鶴見俊輔 素人の作品、限界芸術と定義 2016年8月29日 鶴見俊輔 戦後を代表するリベラリストは、くらしと芸術との境界を考え続けた。 たとえばハロウィーンで街中にあふれるコスプレ、あるいは盆暮れに開かれる世界最大級の同人誌即売会「コミックマ…

覚え書:「戦後の原点 帝国の解体 植民地支配の記憶の中で」、『朝日新聞』2016年08月28日(日)付。

- 戦後の原点 帝国の解体 植民地支配の記憶の中で 2016年8月28日 日本の勢力範囲の変遷<グラフィック・大屋信徹> 日本の歩みを振り返るシリーズ「戦後の原点」は今回、植民地帝国の解体を取り上げます。海外の版図を失った日本は復興と経済成長を成し遂げ…

覚え書:「日曜に想う 詩聖の残した「百年の言葉」 編集委員・福島申二」、『朝日新聞』2016年09月04日(日)付。

- 日曜に想う 詩聖の残した「百年の言葉」 編集委員・福島申二 2016年9月4日 「空想」 絵・皆川明 アジア初のノーベル文学賞を受けたインドの詩聖タゴールが、大歓迎のなかに初来日して今年で100年になる。3カ月にわたって滞在し、行く先々で即興の短詩…

覚え書:「老人ホームで生まれた〈とつとつダンス〉―ダンスのような、介護のような [著]砂連尾理 [評者]宮沢章夫(劇作家・演出家)」、『朝日新聞』2016年11月27日(日)付。

- 老人ホームで生まれた〈とつとつダンス〉―ダンスのような、介護のような [著]砂連尾理 [評者]宮沢章夫(劇作家・演出家) [掲載]2016年11月27日 [ジャンル]医学・福祉 社会 ■からだが接し、生まれる関係 京都舞鶴にある特別養護老人ホーム「グレイスヴィル…

覚え書:「ひらかれる建築―「民主化」の作法 [著]松村秀一 [評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)」、『朝日新聞』2016年11月27日(日)付。

- ひらかれる建築―「民主化」の作法 [著]松村秀一 [評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授) [掲載]2016年11月27日 [ジャンル]社会 新書 ■生活者の想像が未来を切り開く 本書はケンチクやタテモノからの卒業をうたう。ケンチクとは建築家の先生が設計す…

日記:正岡子規の句会が育んだ「デモクラティック」ということ

- やや先取り的ではあるが、これからの子規について考えていくうえで、一つの補助線となるのは、大江健三郎氏の次のような認識である。子規はまたいかなる私小説の作家よりも勇敢にかれの全体を見せている。細部にわたって克明に。その細部の選びかたにおい…

覚え書:「文化の扉 浮世絵、庶民の楽しみ 好奇心満たす「情報メディア」」、『朝日新聞』2016年08月28日(日)付。

- 文化の扉 浮世絵、庶民の楽しみ 好奇心満たす「情報メディア」 2016年8月28日 浮世絵、庶民の楽しみ<グラフィック・竹田明日香> 浮世、つまり俗世間を描いて、江戸の庶民に親しまれた浮世絵。役者や遊女、名所風景などさまざまな図柄を、木版による大量…

覚え書:「地域分散型エネルギーシステム [監修]植田和弘 [編著]大島堅一・高橋洋 [評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)」、『朝日新聞』2016年11月27日(日)付。

- 地域分散型エネルギーシステム [監修]植田和弘 [編著]大島堅一・高橋洋 [評者]諸富徹(京都大学教授・経済学) [掲載]2016年11月27日 [ジャンル]経済 科学・生物 ■新たな電力網、支える形を提示 表題の「分散型エネルギーシステム」とは、再生可能エネル…

覚え書:「室町無頼 [著]垣根涼介 [評者]末國善己(文芸評論家)」、『朝日新聞』2016年11月27日(日)付。

- 室町無頼 [著]垣根涼介 [評者]末國善己(文芸評論家) [掲載]2016年11月27日 [ジャンル]歴史 文芸 ■常識を疑う力、閉塞感打ち破る 垣根涼介の2作目の歴史小説は、寛正の土一揆をクライマックスにしている。そのため、南米移民が、自分たちを切り捨てた日…

覚え書:「未来政府―プラットフォーム民主主義 [著]ギャビン・ニューサム、リサ・ディッキー/経済学者 日本の最貧困地域に挑む―あいりん改革 3年8カ月の全記録 [著]鈴木亘 [評者]円城 塔 (作家)」、『朝日新聞』2016年11月27日(日)付。

- 未来政府―プラットフォーム民主主義 [著]ギャビン・ニューサム、リサ・ディッキー/経済学者 日本の最貧困地域に挑む―あいりん改革 3年8カ月の全記録 [著]鈴木亘 [評者]円城 塔 (作家) [掲載]2016年11月27日 [ジャンル]政治 社会 ■情報で社会が変わ…

覚え書:「科学の扉 あれっ、目の錯覚? 脳の性質?数式で錯視、次々」、『朝日新聞』2016年08月28日(日)付。

- 科学の扉 あれっ、目の錯覚? 脳の性質?数式で錯視、次々 2016年8月28日 あれっ、目の錯覚?<グラフィック・大屋信徹> 同じ長さの線の片方が長く見えたり、背景色により色が違って見えたりする錯視。最近、数式で厳密に設計できることがわかってきた。…

覚え書:「日曜に想う ゴジラと保守、破壊と創造 編集委員・曽我豪」、『朝日新聞』2016年08月28日(日)付。

- 日曜に想う ゴジラと保守、破壊と創造 編集委員・曽我豪 2016年8月28日 「高揚」 絵・皆川明 映画「シン・ゴジラ」(庵野秀明総監督)を見た。前評判に違(たが)わず、良く出来た政治ドラマである。戦前と同様、根拠なき楽観論は悲劇をもたらす。だが危機…

覚え書:「オはオオタカのオ [著]ヘレン・マクドナルド [評者]蜂飼耳(詩人・作家)」、『朝日新聞』2016年11月27日(日)付。

- オはオオタカのオ [著]ヘレン・マクドナルド [評者]蜂飼耳(詩人・作家) [掲載]2016年11月27日 [ジャンル]文芸 ノンフィクション・評伝 すばらしいノンフィクション作品だ。著者のヘレン・マクドナルドはケンブリッジ大学で科学史・科学哲学を学んだ女性…

覚え書:「写真をアートにした男―石原悦郎とツァイト・フォト・サロン [著]粟生田弓 [評者]大竹昭子(作家)」、『朝日新聞』2016年11月27日(日)付。

- 写真をアートにした男―石原悦郎とツァイト・フォト・サロン [著]粟生田弓 [評者]大竹昭子(作家) [掲載]2016年11月27日 [ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝 日本初の写真専門ギャラリー、ツァイト・フォト・サロンを創設した石…

覚え書:「狂うひと―「死の棘」の妻・島尾ミホ [著]梯久美子 [評者]武田徹(評論家・ジャーナリスト)」、『朝日新聞』2016年11月27日(日)付。

- 狂うひと―「死の棘」の妻・島尾ミホ [著]梯久美子 [評者]武田徹(評論家・ジャーナリスト) [掲載]2016年11月27日 [ジャンル]ノンフィクション・評伝 ■「事件」渇望した 文学的共犯 「そのとき私は、けものになりました」。歌うように語り始めた島尾ミホの…