2013-01-24から1日間の記事一覧

覚え書:「書評:『アホウドリと「帝国」日本の拡大』 平岡昭利著」、『読売新聞』2013年01月13日(日)付。

- 書評:『アホウドリと「帝国」日本の拡大』 平岡昭利著 評・星野博美(ノンフィクション作家・写真家) 明石書店 6000円 羽毛目当ての南進 南洋の絶海を優雅に舞う姿から、昔は信天翁、沖の太夫などと呼ばれた巨大な鳥、アホウドリ。 阿呆鳥、馬鹿鳥な…

覚え書:「今週の本棚・本と人:『パレスチナ問題とキリスト教』 著者・村山盛忠さん」、『毎日新聞』2013年01月20日(日)付。

- 今週の本棚・本と人:『パレスチナ問題とキリスト教』 著者・村山盛忠さん (ぷねうま舎・1995円) ◇身に刺さったトゲに向き合って−−村山盛忠(むらやま・もりただ)さん 昨年11月に国連のオブザーバー国家となったパレスチナ、反発するイスラエル−−…

書評:ニーアル・ファーガソン(仙名紀訳)『文明 西洋が覇権をとれた6つの真因』勁草書房、2012年。

- 「いったいどのようにして……ヨーロッパはこれほど強大になり得たのだろうか。ヨーロッパ人は交易や征服のためにアジアやアフリカをたやすく訪れることができるのに、アジア人やアフリカ人がなぜヨーロッパの沿岸や港湾を侵略して植民地を築けないのだろう…