2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

覚え書:「考2016:1 私たちの今 思想家・内田樹さん 成長もう望めない、公正な分配に焦点=内田樹」、『朝日新聞』2016年01月05日(火)付。

- 考2016:1 私たちの今 思想家・内田樹さん 成長もう望めない、公正な分配に焦点=内田樹 2016年1月5日 ■思想家・内田樹(うちだたつる)さん なんだか目の前がモヤモヤしている。株価は高い水準にあり、都心は買い物を楽しむ人であふれている。「1強…

覚え書:「証言で綴る日本のジャズ [著]小川隆夫 [評者]宮沢章夫(劇作家・演出家)」、『朝日新聞』2015年12月20日(金)付。

- 証言で綴る日本のジャズ [著]小川隆夫 [評者]宮沢章夫(劇作家・演出家) [掲載]2015年12月20日 [ジャンル]歴史 アート・ファッション・芸能 ■質問が引き出す「時代の空気」 ジャズについてそれほど詳しくなくても、ミュージシャンや評論家らの証言を読む…

覚え書:「香港パク [著]李承雨 [評者]蜂飼耳(詩人・作家)」、『朝日新聞』2015年12月20日(金)付。

- 香港パク [著]李承雨 [評者]蜂飼耳(詩人・作家) [掲載]2015年12月20日 [ジャンル]文芸 社会 ■見えないもの暴く、精神の深層 韓国の作家・李承雨の小説は、たたみかけるように重なる叙述がやがて未知の場を拓(ひら)いてみせるところに、無類の魅力をも…

覚え書:「誰が「橋下徹」をつくったか―大阪都構想とメディアの迷走 [著]松本創 [評者]星野智幸(小説家)」、『朝日新聞』2015年12月20日(金)付。

- 誰が「橋下徹」をつくったか―大阪都構想とメディアの迷走 [著]松本創 [評者]星野智幸(小説家) [掲載]2015年12月20日 [ジャンル]政治 社会 ■「言葉」を乗っ取られた社会 「彼が政治家になった7年半で、ずいぶん荒っぽい言葉が社会に蔓延(まんえん)する…

日記:友達でも何でもないのに安保法強行採決後粘着してくるグンマーの創価学会員ゴカンさん(後閑由治 @gokonowsky )、ストーカー行為はおやめなさい。

@tomoshiokuda @ujikenorio @aki21st 親子揃って被害妄想または被害者ぶる狂言か。— 後閑由治 (@gokonowsky) 2015, 9月 28創価学会活動家の後閑さん、シールズの奥田さんに殺害予告した人間は逮捕されました。奥田さん親子の訴えを「被害妄想」「被害者ぶる…

覚え書:「<社説>2016年を考える 安倍政権と憲法 生活者の実感を大切に」、『毎日新聞』2016年01月04日(月)付。

- <社説>2016年を考える 安倍政権と憲法 生活者の実感を大切に2016年1月4日毎日ジャーナリズム 政治は選挙を経てギアチェンジを繰り返す。今年は参議院の選挙が実施される年だ。 返り咲きから4年目に入った安倍晋三首相は、参院選に並々ならぬ闘志を…

覚え書:「13歳のホロコースト [著]エヴァ・スローニム」、『朝日新聞』2015年12月20日(日)付。

- 13歳のホロコースト [著]エヴァ・スローニム [掲載]2015年12月20日 [ジャンル]歴史 ノンフィクション・評伝 「コスモポリタン」としてスロバキアで暮らしていた裕福なユダヤ人家族の生活は、ナチス・ドイツの襲来で一変する。13歳の時、妹と共にアウ…

覚え書:「名前も呼べない [著]伊藤朱里」、『朝日新聞』2015年12月20日(日)付。

- 名前も呼べない [著]伊藤朱里 [掲載]2015年12月20日 [ジャンル]文芸 恋愛や仕事、家族関係にもがき苦しみながらも誠実に向き合う主人公の姿が胸に迫る。第31回太宰治賞受賞作。 25歳の恵那は、元職場の女子会で不倫相手が娘を授かったと知って動揺す…

覚え書:「イケアとスウェーデン―福祉国家イメージの文化史 [著]サーラ・クリストッフェション [評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)」、『朝日新聞』2015年12月20日(日)付。

- イケアとスウェーデン―福祉国家イメージの文化史 [著]サーラ・クリストッフェション [評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授) [掲載]2015年12月20日 [ジャンル]経済 社会 ■共感と消費を呼ぶ「物語」の力 家具や雑貨を販売する巨大なイケアの店舗に足…

覚え書:「おんなのしんぶん・加藤登紀子 Tokiko’s Kiss 松本零士×加藤登紀子 対談全文」、『毎日新聞』2016年01月04日(月)付。

- おんなのしんぶん・加藤登紀子 Tokiko’s Kiss 松本零士×加藤登紀子 対談全文2016年1月4日松本零士さん(左)と加藤登紀子さん=東京都練馬区で2015年12月10日、内藤絵美撮影 加藤登紀子さんが会いたい人と語り合う「おんなのしんぶん」…

覚え書:「オピニオン:選べない国で 藤田孝典さん、安田菜津紀さん、工藤啓さん」、『朝日新聞』2016年01月01日(金)付。

- オピニオン:選べない国で 藤田孝典さん、安田菜津紀さん、工藤啓さん 2016年1月1日 さまざまな選択肢を自由に選べる社会に――。1990年代以降、日本ではそんな声が高まった。だが現状はむしろ、選ぶことができず、息苦しくなってはいないか。「選択」を…

覚え書:「震災復興の政治経済学―津波被災と原発危機の分離と交錯 [著]齊藤誠 [評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)」、『朝日新聞』2015年12月20日(日)付。

- 震災復興の政治経済学―津波被災と原発危機の分離と交錯 [著]齊藤誠 [評者]諸富徹(京都大学教授・経済学) [掲載]2015年12月20日 [ジャンル]経済 社会 ■費用負担のあり方、鋭く問う 東日本大震災の復興政策の枠組みを根本的に問い直す、優れた著作がついに…

覚え書:「天国でまた会おう [著]ピエール・ルメートル [評者]市田隆(本社編集委員)」、『朝日新聞』2015年12月20日(日)付。

- 天国でまた会おう [著]ピエール・ルメートル [評者]市田隆(本社編集委員) [掲載]2015年12月20日 [ジャンル]歴史 文芸 ■称えられる戦死者、捨てられる帰還兵 日本で爆発的な人気を博した海外ミステリーの作者が、初めて手がけた文芸作品。フランスで最も…

覚え書:「書評:戦争はさせない デモと言論の力 鎌田慧 著」、『東京新聞』2015年12月20日(日)付。

- 戦争はさせない デモと言論の力 鎌田慧 著 2015年12月20日 ◆激しい怒りと静かな思考 [評者]永江朗=フリーライター 表紙の写真(本紙提供)が象徴的だ。ことし八月三十日、国会議事堂の周囲を埋めつくす大量の人びとの姿である。本書のタイトル「戦争は…

日記:憲政の常道(立憲政治)を取り戻す国民運動委員会」(略称・民間「立憲」臨調)発起人の一人として……。

市民団体「立憲政治を取り戻す国民運動委員会」を結成! https://t.co/x6OuJH3vk7 メンバーには、SEALDsの奥田愛基、精神科医の香山リカ、俳優の宝田明、弁護士の宇都宮健児など pic.twitter.com/4SUyzOiQ8F— VOTE for DEMOCRACY (@supportV4D) 2016, 1月 19…

覚え書:「憲法改正 改憲へ緊急事態条項 議員任期特例 安倍政権方針」、『毎日新聞』2016年01月01日(金)付。

- 憲法改正 改憲へ緊急事態条項 議員任期特例 安倍政権方針毎日新聞2016年1月1日 安倍政権は、大規模災害を想定した「緊急事態条項」の追加を憲法改正の出発点にする方針を固めた。特に衆院選が災害と重なった場合、国会に議員の「空白」が生じるため、特例…

覚え書:「書評:哲学な日々 野矢茂樹 著」、『東京新聞』2015年12月20日(日)付。

- 哲学な日々 野矢茂樹 著 2015年12月20日 ◆理解される言葉の大切さ [評者]南木佳士=作家・医師 読み始めで文章の骨格の頑丈さが感じられる本には、平易な表現ながらも深い内容が記されているのが常だ。その典型である本書の、とくに前半は新聞連載の短文…

覚え書:「書評:首塚・胴塚・千人塚 室井康成 著」、『東京新聞』2015年12月20日(日)付。

- 首塚・胴塚・千人塚 室井康成 著 2015年12月20日 ◆非業の死 悼み伝える [評者]礫川(こいしかわ)全次=在野史家 東京・大手町に平将門の首塚がある。平安時代に敗死した武将の首塚が、なぜ今でも残り、追悼されているのだろうか。 首塚・胴塚・千人塚と…

覚え書:「書評:私の戦後70年 北海道新聞社 編著」、『東京新聞』2015年12月20日(日)付。

- 私の戦後70年 北海道新聞社 編著 2015年12月20日 ◆10年後を危ぶむ証言 [評者]沼田良=東洋大教授 誰もが知る著名人は、どのような思いで戦後七十年を迎えているのか。今年七月から九月にかけて、北海道新聞は夕刊の一面でインタビュー記事を連載した…

覚え書:「憲法のある風景 公布70年の今/2 「公」のため2度までも 「陸軍飛行場」の次は「中間貯蔵施設」か」、『毎日新聞』2016年1月3日(日)付。

- 憲法のある風景 公布70年の今/2 「公」のため2度までも 「陸軍飛行場」の次は「中間貯蔵施設」か毎日新聞2016年1月3日 東京朝刊門馬力さんは今、戦前に続き2度目の土地明け渡しを求められている=宮城県石巻市で、佐々木順一撮影 庭の柿の木は、阿武…

覚え書:「社説:2016年を考える 民主主義 多様なほど強くなれる」、『毎日新聞』2016年01月01日(金)付。

- 社説 2016年を考える 民主主義 多様なほど強くなれる毎日新聞2016年1月1日 東京朝刊 ] 18歳と19歳の若者が、今夏の参院選から初めて投票権を持つ。政治の新たな幕開けにあたり、民主主義とは何かを考えてみたい。 昨年は、日本の民主主義の成熟度…

覚え書:「今週の本棚:内田麻理香・評 『ガリレオ裁判−400年後の真実』=田中一郎・著」、『毎日新聞』2015年12月20日(日)付。

- 今週の本棚 内田麻理香・評 『ガリレオ裁判−400年後の真実』=田中一郎・著毎日新聞2015年12月20日 (岩波新書・842円)穏便に切り抜け、科学の発展妨げず ルネサンスの発祥地、フィレンツェには、ガリレオ・ガリレイの名を冠した博物館がある。その…

覚え書:「今週の本棚:荒川洋治・評 『水車小屋攻撃 他七篇』=エミール・ゾラ著」、『毎日新聞』2015年12月20日(日)付。

- 今週の本棚 荒川洋治・評 『水車小屋攻撃 他七篇』=エミール・ゾラ著毎日新聞2015年12月20日 東京朝刊 (岩波文庫・929円)新しさを秘める写実の世界 長編『居酒屋』『ナナ』で知られる自然主義文学の巨匠、エミール・ゾラ(一八四〇−一九〇二)の八つ…

覚え書:「今週の本棚・この3冊 落語論 サンキュータツオ・選」、『毎日新聞』2015年12月20日(日)付。

- 今週の本棚・この3冊 落語論 サンキュータツオ・選毎日新聞2015年12月20日 東京朝刊 <1>まくらは落語をすくえるか(澤田一矢著/筑摩書房/品切れ) <2>落語評論はなぜ役に立たないのか(広瀬和生著/光文社新書/品切れ) <3>現在落語論(立川…

日記:対立政党を「サヨク」と罵り続けた末に、「ネトウヨ化」した公明党

現実問題として是々非々を論じる土俵が崩されている訳だから、例えば両論併記で独立不覊とメディアが錯覚しているとすれば、お寒い話になっちゃうんじゃあないかなあ。ニーメラーの言葉を引くまでもなく「まだ大丈夫」っていう外堀はドンドン埋められてきて…

覚え書:「【社会】防衛装備庁、中古武器輸出を検討 「無償・低価格」特例法で」、『東京新聞』2016年01月01日(金)付。

- 【社会】 防衛装備庁、中古武器輸出を検討 「無償・低価格」特例法で 2016年1月1日 朝刊 国産の中古武器を無償や低価格で輸出できるようにするため、防衛装備庁が法整備を検討していることが分かった。武器輸出を原則認めた二〇一四年春の政策転換を受けて…

覚え書:「思い出す本 忘れない本 赤江珠緒さん(アナウンサー)と読む『人にはどれほどの土地がいるか』 [文]大上朝美」、『朝日新聞』2015年12月20日(日)付。

- 思い出す本 忘れない本 赤江珠緒さん(アナウンサー)と読む『人にはどれほどの土地がいるか』 [文]大上朝美 [掲載]2015年12月20日 (写真キャプション)赤江珠緒さん(アナウンサー) TBSラジオ「たまむすび」パーソナリティー、同テレビ「この差って…

覚え書:「「芸」と「能」 [著]清水ミチコ、酒井順子」、『朝日新聞』2015年12月13日(日)付。

- 「芸」と「能」 [著]清水ミチコ、酒井順子 [掲載]2015年12月13日 [ジャンル]アート・ファッション・芸能 「話芸」と「文芸」の2人による、「芸能」をめぐる掛け合いエッセー。「人生において紅白歌合戦を見逃したことが無い」酒井さんは、清水さんがそ…

覚え書:「脳はすごい ある人工知能研究者の脳損傷体験記 [著]クラーク・エリオット [評者]星野智幸(小説家)」、『朝日新聞』2015年12月13日(日)付。

- 脳はすごい ある人工知能研究者の脳損傷体験記 [著]クラーク・エリオット [評者]星野智幸(小説家) [掲載]2015年12月13日 [ジャンル]科学・生物 ノンフィクション・評伝 ■意識下の「自分」との出会い 例えば駐車場の車まで歩くのに、まず右足を出して、次…

覚え書:「憲法のある風景:公布70年の今/1 9条に迷い救われ 被爆、渡米、ベトナム戦、脱走 日米の間に生きた」、『毎日新聞』2016年01月01日(金)付。

- 憲法のある風景 公布70年の今/1 9条に迷い救われ 被爆、渡米、ベトナム戦、脱走 日米の間に生きた毎日新聞2016年1月1日 東京朝刊(写真キャプション)原爆ドームの前で9条について語る清水徹雄さん。生後5カ月で被爆し、米兵としてベトナム戦争に送…