2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

覚え書:「インタビュー:台湾で日本軍にいた私 台湾の実業家・辜寛敏さん」、『朝日新聞』2015年06月04日(木)付。

- インタビュー:台湾で日本軍にいた私 台湾の実業家・辜寛敏さん 2015年06月04日(写真キャプション)「立派な台湾人であれという父の思いと、立派な日本人であれという母の思いを感じて、私は育ちました」=熊谷俊之氏撮影 第2次世界大戦が終わった194…

覚え書:「帳簿の世界史 [著]ジェイコブ・ソール [評者]島田雅彦(作家・法政大学教授)」『朝日新聞』2015年06月07日(日)付。

- 帳簿の世界史 [著]ジェイコブ・ソール [評者]島田雅彦(作家・法政大学教授) [掲載]2015年06月07日 [ジャンル]歴史 ■国家の繁栄と没落、分ける法則 教会法で金貸しが禁じられていた一四世紀のイタリアで、最後の審判を恐れる商人や金融業者が少しでもその…

覚え書:「四月は少しつめたくて [著]谷川直子 [評者]星野智幸(小説家)」『朝日新聞』2015年06月07日(日)付。

- 四月は少しつめたくて [著]谷川直子 [評者]星野智幸(小説家) [掲載]2015年06月07日 [ジャンル]文芸 ノンフィクション・評伝 ■自分の言葉を取り戻すために 例えば、戦争に荷担(かたん)する法律を作るのに、なぜ、「平和のため」という言い方をするのか…

覚え書:「セルデンの中国地図―消えた古地図400年の謎を解く [著]ティモシー・ブルック [評者]吉岡桂子(本社編集委員)」『朝日新聞』2015年06月07日(日)付。

- セルデンの中国地図―消えた古地図400年の謎を解く [著]ティモシー・ブルック [評者]吉岡桂子(本社編集委員) [掲載]2015年06月07日 [ジャンル]歴史 ■自由な海こそ富や文化の源泉 雲のように波がうねる緑がかった海原を、中国沿岸部と東南アジアの島々…

日記:戦争を推進する平和学者への短い手紙

嬉々として戦争法案に前のめりの平和学者の公明党代議士・遠山清彦閣下ですけど、fbにて、先にあった公明党代表山口那津男氏の記者会見(6月12日)をながながと引用して信者がわいておったので、そこに書き込んだコメントに若干の書き込みをして記録と…

覚え書:「萎縮する社会:不寛容時代に 第2部/1 自治体後援「中立」の壁 護憲集会への対応「政権批判」で一変」、『毎日新聞』2015年06月10日(水)付。

- 萎縮する社会:不寛容時代に 第2部/1 自治体後援「中立」の壁 護憲集会への対応「政権批判」で一変 毎日新聞 2015年06月10日 東京朝刊(写真キャプション)憲法記念日集会の講演会で熱心にメモを取る参加者。憲法に関する議論への市民の関心は高まって…

覚え書:「汽車ポッポ判事の鉄道と戦争 [著]ゆたかはじめ」、『朝日新聞』2015年06月07日(日)付。

- 汽車ポッポ判事の鉄道と戦争 [著]ゆたかはじめ [掲載]2015年06月07日 [ジャンル]歴史 文芸 ノンフィクション・評伝 1928(昭和3)年、東京生まれの著者の家は、東京駅が炎上した45年5月25日の大空襲で焼けたという。戦争中、父の赴任先の長崎…

覚え書:「「反米」日本の正体 [著]冷泉彰彦」、『朝日新聞』2015年06月07日(日)付。

- 「反米」日本の正体 [著]冷泉彰彦 [掲載]2015年06月07日 [ジャンル]政治 社会 新書 米国に滞在して22年の著者が、日米の間にある矛盾や「ねじれ」を解説した。 著者は自民党の「親米保守」は、打算的な日米協調と反米的なイデオロギーが貼りあわされた…

覚え書:「ルワンダ・ジェノサイド 生存者の証言—憎しみから赦しと和解へ [著]ジョセフ・セバレンジ、ラウラ・アン・ムラネ [評者]保阪正康(ノンフィクション作家)」、『朝日新聞』2015年06月07日(日)付。

- ルワンダ・ジェノサイド 生存者の証言—憎しみから赦しと和解へ [著]ジョセフ・セバレンジ、ラウラ・アン・ムラネ [評者]保阪正康(ノンフィクション作家) [掲載]2015年06月07日 [ジャンル]ノンフィクション・評伝 ■赦しあえた時、次世代の平和が ルワンダ…

覚え書:「こちら特報部:憲法だけ『押しつけ』なぜ オスプレイ配備・基地問題・TPP…も米圧力」、『東京新聞』2015年06月12日(金)付。

- こちら特報部 憲法だけ「押しつけ」なぜ オスプレイ配備・基地問題・TPP…も米圧力「対米従属が日常化」失敗した戦後の自立戦略 「不満の代償 憲法憎悪」 安保関連法案は国会で審議中だが、骨子は四月に米国政府と合意した「新たな防衛協力指針(新ガイ…

覚え書:「特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 「平和」の名の下に 政治学者、C・ダグラス・ラミスさん」、『毎日新聞』2015年06月09日(火)付夕刊。

- 特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 「平和」の名の下に 政治学者、C・ダグラス・ラミスさん 毎日新聞 2015年06月09日 東京夕刊(写真キャプション)Charies Douglas Lummis 1936年米サンフランシスコ生まれ。専門は政治思想史、比較文化論…

覚え書:「戦艦大和講義—私たちにとって太平洋戦争とは何か [著]一ノ瀬俊也 [評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)」、『朝日新聞』2015年06月07日(日)付。

- 戦艦大和講義—私たちにとって太平洋戦争とは何か [著]一ノ瀬俊也 [評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授) [掲載]2015年06月07日 [ジャンル]政治 社会 ■欲と運命背負い、今も飛び立つ 海に沈んだ大和が宇宙戦艦ヤマトになって、人類を救う。子供のと…

覚え書:「詩に就いて [著]谷川俊太郎 [評者]蜂飼耳(詩人・作家)」、『朝日新聞』2015年06月07日(日)付。

- 詩に就いて [著]谷川俊太郎 [評者]蜂飼耳(詩人・作家) [掲載]2015年06月07日 [ジャンル]文芸 ノンフィクション・評伝 ■ウィットと軽み、原点を見つめる 谷川俊太郎の新詩集。タイトルはずばり『詩に就いて』だ。六十年以上詩を書き続けてきた著者が、八…

覚え書:「書評:米朝らくごの舞台裏 小佐田 定雄 著」、『東京新聞』2015年06月07日(日)付。

- 米朝らくごの舞台裏 小佐田 定雄 著 2015年6月7日◆弟子思う小言幸兵衛 [評者]秋山真志=作家 本書は先頃亡くなられた桂米朝のよりすぐりの落語四十席のあらすじと、それらの一席にまつわる米朝やその師匠である四代目桂米團治などの芸談で構成されている…

日記:内村鑑三と吉野作造に対する誤解について

キリストの幕屋的な立場から、ことさら内村鑑三の二つのJを取り上げ、吉野作造の普遍志向を「西洋かぶれ」って批判する流れ。この誤解、百年ずーっと続いている。内村の二つのJはネトウヨがありがたがる「この世のもの」をすべて無効化することで成立するし…

覚え書:「この人:カントの3部作を完訳した東大教授 熊野純彦さん(56)」、『東京新聞』2015年06月08日(月)付。

※新聞広告は、2015年06月08日(月)付『朝日新聞』1面掲載のもの - この人 カントの3部作を完訳した東大教授 熊野純彦さん(56) 哲学者カントの有名な3部作「純粋理性批判」「実践理性批判」「判断力批判」を初めて個人で完訳した(いずれも作品社刊)…

覚え書:「書評:九相図をよむ 山本 聡美 著」、『東京新聞』2015年06月07日(日)付。

- 九相図をよむ 山本 聡美 著 2015年6月7日 ◆朽ちゆく体に探る生 [評者]藤田一人=美術評論家 どんなに望まれても、人間社会が平等であった試しはない。それでも、人間にとって唯一平等であるのが“死”。ゆえに、人間は死を考えることから、みんなに等しく…

覚え書:「書評:エジソンと映画の時代 チャールズ・マッサー 著」、『東京新聞』2015年06月07日(日)付。

- エジソンと映画の時代 チャールズ・マッサー 著 2015年6月7日 ◆発明王が撮るキスシーン [評者]四方田犬彦=映画研究者 映画がいつ、どのように考案されたかについては二説ある。フランスのリュミエール兄弟が発明したシネマトグラフは、不特定多数の人々…

覚え書:「書評:遠すぎた家路 戦後ヨーロッパの難民たち ベン・シェファード 著」、『東京新聞』2015年06月07日(日)付。

- 遠すぎた家路 戦後ヨーロッパの難民たち ベン・シェファード 著 2015年6月7日 ◆再定住までの多難な現実 [評者]春名徹=ノンフィクション作家 ナチス・ドイツは国防軍に兵士として国民を動員した結果、国内生産を外国人労働者に頼った。結果として、第二…

覚え書:「耕論:イエスかノーかの民主主義 國分功一郎さん、北川正恭さん、高村薫さん」、『朝日新聞』2015年06月06日(土)付。

- 耕論:イエスかノーかの民主主義 國分功一郎さん、北川正恭さん、高村薫さん 2015年06月06日 有権者がイエスかノーのどちらかを選ぶ住民投票。憲法改正に向けた近い将来の国民投票も取りざたされる中、小差で決まった大阪市の例をみながら、民主主義のこれ…

覚え書:「マンガに息づく宗教性 「存在の根っこ」求め格闘・「自分を超えたもの」感じる」、『朝日新聞』2015年06月05日(金)付。

- マンガに息づく宗教性 「存在の根っこ」求め格闘・「自分を超えたもの」感じる 2015年06月05日 宗教者や研究者らが最近、マンガの中の宗教性に注目している。宗教そのものは描いていないのに、生身の人間の苦悩やそれを受け入れていく姿に「宗教的なもの」…

覚え書:「今週の本棚:荒川洋治・評 『やちまた 上・下』=足立巻一・著」、『毎日新聞』2015年06月07日(日)付。

- 今週の本棚:荒川洋治・評 『やちまた 上・下』=足立巻一・著 毎日新聞 2015年06月07日 東京朝刊 (中公文庫・各1296円) ◇文法学者の一筋の道照らす 長編評伝『やちまた』は一九七四年の刊行。足立巻一(けんいち)(一九一三−一九八五)が残した内…

覚え書:「今週の本棚・新刊:『希望の資本論 私たちは資本主義の限界にどう向き合うか』=池上彰・佐藤優著」、『毎日新聞』2015年06月07日(日)付。

- 今週の本棚・新刊:『希望の資本論 私たちは資本主義の限界にどう向き合うか』=池上彰・佐藤優著 毎日新聞 2015年06月07日 東京朝刊 (朝日新聞出版・1188円) カール・マルクスの『資本論』をめぐって、ジャーナリストの池上彰氏と作家で元外務省主…

覚え書:「今週の本棚:堀江敏幸・評 『風の吹き抜ける部屋』=小島信夫・著」、『毎日新聞』2015年06月07日(日)付。

- 今週の本棚:堀江敏幸・評 『風の吹き抜ける部屋』=小島信夫・著 毎日新聞 2015年06月07日 東京朝刊 (幻戯書房・4644円) ◇小島文学の核心形成する二重構造 小島信夫は郷里の岐阜市について、微妙に屈折した言い方で、不満とも諦めともつかない、場…

日記:良心とかないのかね。

昨年7月の閣議決定は、60年にわたって積み重ねられてきた「集団的自衛権の行使は憲法違反」という政府解釈を、国会や国民の議論に付さず覆した。(「安保法案『廃案』求める憲法研究者」『東京新聞』2015年06月11日(木)付より)。2015年6月12日時点で合計…

覚え書:「特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 「平和」の名の下に 作家・半藤一利さん」、『毎日新聞』2015年06月08日(月)付夕刊。

- 特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 「平和」の名の下に 作家・半藤一利さん 毎日新聞 2015年06月08日 東京夕刊(写真キャプション)半藤一利 作家=明田和也撮影 ◇「非国民」にされる空気 1年前と同じ喫茶店の同じ席で、作家、半藤一利さん…

覚え書:「今週の本棚:三浦雅士・評 『棟方志功の原風景』=長部日出雄・著」、『毎日新聞』2015年06月07日(日)付。

- 今週の本棚:三浦雅士・評 『棟方志功の原風景』=長部日出雄・著 毎日新聞 2015年06月07日 東京朝刊 (津軽書房・3456円) ◇ポストモダンの先駆を描く絵物語 小説家・長部日出雄の代表作の一つ『鬼が来た 棟方志功伝』が出たのは一九七九年。それから…

覚え書:「今週の本棚・新刊:『シベリア抑留 日本人はどんな目に遭ったのか』=長勢了治・著』 著者・丸山健二さん」、『毎日新聞』2015年06月07日(日)付。

- 今週の本棚・新刊:『シベリア抑留 日本人はどんな目に遭ったのか』=長勢了治・著 毎日新聞 2015年06月07日 東京朝刊 (新潮選書・1836円) いまだに分からないことの多い「シベリア抑留」。民間研究者が日本、ロシア双方の資料を活用し、当事者の体…

覚え書:「今週の本棚・本と人:『夢の夜から口笛の朝まで』 著者・丸山健二さん」、『毎日新聞』2015年06月07日(日)付。

- 今週の本棚・本と人:『夢の夜から口笛の朝まで』 著者・丸山健二さん 毎日新聞 2015年06月07日 東京朝刊 (左右社・3888円) ◇純粋な橋が真の感動語る 丸山健二(まるやま・けんじ)さん 語り手は橋だ。山中の限界集落の入り口にかかる、蔓(つる)で…

覚え書:「インタビュー:米歴史家らの懸念 米コロンビア大学教授、キャロル・グラックさん」、『朝日新聞』2015年06月05日(金)付。

- インタビュー:米歴史家らの懸念 米コロンビア大学教授、キャロル・グラックさん 2015年06月05日(写真キャプション)「今は、日中韓の若者に広がる民族主義が心配だ」=米ニューヨーク、坂本真理氏撮影 米国を代表する日本研究者らが、日本の歴史認識をめ…