2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

覚え書:「米海兵隊研修 沖縄に偏見、着任兵士用資料に 世論、論理的より感情的/反基地、少数派の声増幅」、『毎日新聞』2016年05月29日(月)付。

- 米海兵隊研修 沖縄に偏見、着任兵士用資料に 世論、論理的より感情的/反基地、少数派の声増幅毎日新聞2016年5月29日 東京朝刊 「沖縄の文化認識研修」と題された在沖縄米海兵隊の資料。基地容認、反対双方の意見がある沖縄の政治風土について解説している…

覚え書:「書評:ロダン 天才のかたち ルース・バトラー 著」、『東京新聞』2016年07月31日(日)付。

- ロダン 天才のかたち ルース・バトラー 著 2016年7月31日 ◆恋多い彫刻家の実像 [評者]小倉孝誠=慶応大教授 ロダンは近代彫刻の代名詞である。本書は同時代の文献だけでなく、未公刊の手紙や資料も参照しながら、この不世出の巨人の生涯を跡づけた評伝の…

覚え書:「書評:疾れ、新蔵 志水辰夫 著」、『東京新聞』2016年07月31日(日)付。

- 疾れ、新蔵 志水辰夫 著 2016年7月31日◆力強い「冒険」への回帰 [評者]池上冬樹=文芸評論家 純文学には“作家は第一作に向かって成熟する”という言葉があるが、エンターテインメントの本書でそれを思い出した。志水辰夫は二〇〇七年に『青に候』で現代小…

覚え書:「書評:川原慶賀の「日本」画帳 下妻みどり 編」、『東京新聞』2016年07月31日(日)付。

- 川原慶賀の「日本」画帳 下妻みどり 編 2016年7月31日 ◆江戸・長崎の風物を絵解き [評者]神崎宣武=民俗学者 江戸後期の長崎に、川原慶賀という画家がいた。オランダ商館長ブロンホフや商館医シーボルトらの注文に応じて、数多くの写実画を描いた。動植…

覚え書:「ストーリー:カンボジア支援 86歳神父 貧困と向き合い35年」、『毎日新聞』2016年05月29日(日)付。

- ストーリー カンボジア支援 86歳神父(その1) 貧困と向き合い35年毎日新聞2016年5月29日 東京朝刊後藤文雄神父らはカンボジアの19カ所に校舎を建てた。村の小学校では子どもたちが目を輝かせ、肩を寄せ合って授業を受けていた=カンボジア・プレイ…

覚え書:「くらしの扉:子猫、救うには まず動物病院、飼い主探しも」、『朝日新聞』2016年05月29日(月)付。

- くらしの扉:子猫、救うには まず動物病院、飼い主探しも 2016年5月29日子猫、救うには<グラフィック・秋沢祐磨> 帰宅途中の道ばたで、散歩先の草むらで、もし子猫に出会ったら――。その命を救うために、できることがあります。一歩、踏み出してみません…

覚え書:「ひもとく:歴史に学ぶ 次の戦争を起こさない責任 赤川次郎 [文]赤川次郎」、『朝日新聞』2016年08月14日(日)付。

- ひもとく 歴史に学ぶ 次の戦争を起こさない責任 赤川次郎 [文]赤川次郎 [掲載]2016年08月14日 被爆71年を迎えた原爆ドーム。奥は式典が行われた平和記念公園=6日、広島市 広島生まれの女優、綾瀬はるかが、自分の祖母をはじめ、広島、長崎から沖縄など…

覚え書:「ひもとく:EU離脱する英国 帝国の歴史と折り合えるか 木畑洋一 [文]木畑洋一」、『朝日新聞』2016年08月07日(日)付。

- ひもとく EU離脱する英国 帝国の歴史と折り合えるか 木畑洋一 [文]木畑洋一 [掲載]2016年08月07日 1972年、英国のヒース首相(中央)がEC加盟条約に調印した=AP 欧州連合(EU)をめぐる英国の国民投票の結果は、世界中に大きな衝撃を与えた。…

覚え書:「ひもとく:ブラジルの精神 交ざり合うことを美徳とする [文]今福龍太(文化人類学者)」、『朝日新聞』2016年07月31日(日)付。

- ひもとく ブラジルの精神 交ざり合うことを美徳とする [文]今福龍太(文化人類学者) [掲載]2016年07月31日 「アマゾナス 2015」(C)渋谷敦志 ブラジルという建物があるのなら、正面玄関からは入りたくない。観光客のためにとり繕ったピカピカの玄関…

日記:目的のためには手段を選ばない、グンマーの創価学会アクテイブ後閑さん。

@ishigaki425 @paradentana 目的の為なら手続きを経なくても良いなんて言うなら、誰も法律すら守らなくなるだろうよ。それこそ共産党の毒まんじゅう喰らった氏家や佐野らパヨク連中なんか、人殺し始めるぜ。「広宣流布ノ為ニ、邪魔者ハ殺シテモ良イ!」とか…

覚え書:「むのたけじさん死去 101歳、「戦争絶滅」訴え ジャーナリスト」、『朝日新聞』2016年08月22日(月)付。

謹んでご冥福をお祈りします。 - むのたけじさん死去 101歳、「戦争絶滅」訴え ジャーナリスト 2016年8月22日 秋田県横手市で講演するむのたけじさん=2015年10月13日 「戦争絶滅」を訴え続けたジャーナリストむのたけじ(本名・武野武治)さんが…

覚え書:「時事小言:オバマ大統領とアメリカ 核兵器を拒絶するには 藤原帰一」、『朝日新聞』2016年05月25日(水)付夕刊。

- 時事小言:オバマ大統領とアメリカ 核兵器を拒絶するには 藤原帰一 2016年5月25日 オバマ米大統領の広島訪問にあたり、謝罪すべきではないかという点に議論が集中している。さて、どう考えるべきだろうか。 アメリカ国民のなかに広島・長崎への原爆投下を…

覚え書:「三島由紀夫 幻の皇居突入計画 [著]鈴木宏三 [評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)」、『朝日新聞』2016年07月24日(日)付。

- 三島由紀夫 幻の皇居突入計画 [著]鈴木宏三 [評者]原武史(放送大学教授・政治思想史) [掲載]2016年07月24日 [ジャンル]ノンフィクション・評伝 ■理想としての天皇を守るとは 1960年代後半は、学生運動が高揚した時代だった。68年10月21日の国…

覚え書:「未確認動物UMAを科学する [著]D・ロクストン、D・R・プロセロ [評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)」、『朝日新聞』2016年07月24日(日)付。

- 未確認動物UMAを科学する [著]D・ロクストン、D・R・プロセロ [評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論) [掲載]2016年07月24日 [ジャンル]人文 ■“それ”を見させるものは何か? 雪男。ネッシー。一度でいいから見てみたい。考えただ…

覚え書:「黄昏の調べ―現代音楽の行方 [著]大久保賢 [評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)」、『朝日新聞』2016年07月24日(日)付。

- 黄昏の調べ―現代音楽の行方 [著]大久保賢 [評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授) [掲載]2016年07月24日 [ジャンル]文芸 新しさを求めて、クラシックから進化した現代音楽の歴史をコンパクトにまとめている。20世紀初頭の調性からの離脱や民俗音…

日記:無党派とかあざ笑うまえに、自分自身の顔を鏡で見ろよ。

SEALDsの解散会見。「今後どうするの?と尋ねられるが、まず自分はどうするのかを問うてほしい」「洗濯物をたたむのと同じ感覚で、政治と関わる」「失敗しかしていないかも。でも変わったものもあると信じている」。最後も一人ひとりスピーチ。 pic.twitter.…

覚え書:「ひと 笹森恵子さん=米国に移住した被爆者」、『毎日新聞』2016年5月28日(日)付。

- ひと 笹森恵子さん=米国に移住した被爆者毎日新聞2016年5月28日 東京朝刊 笹森恵子(ささもり・しげこ)さん(83) 「ヒロシマへようこそ。勇気を持って、来てくれてありがとう」 「原爆乙女」の一人として渡米し、26歳から米国在住。郷里の広島へた…

覚え書:「愉しき夜―ヨーロッパ最古の昔話集 [著]ストラパローラ [評者]蜂飼耳(詩人・作家)」、『朝日新聞』2016年07月24日(日)付。

- 愉しき夜―ヨーロッパ最古の昔話集 [著]ストラパローラ [評者]蜂飼耳(詩人・作家) [掲載]2016年07月24日 [ジャンル]文芸 ヨーロッパの昔話といえばペローやグリムが思い浮かぶ。それらの成立に重要な影響を与えたのが十六世紀半ばにヴェネツィアで出版さ…

覚え書:「イエスの幼子時代 [著]J・M・クッツェー [評者]星野智幸(小説家)」、『朝日新聞』2016年07月24日(日)付。

- イエスの幼子時代 [著]J・M・クッツェー [評者]星野智幸(小説家) [掲載]2016年07月24日 [ジャンル]文芸 ■善意だけの静かな国、その恐怖 世界の酷薄さと暴力性を最も知悉(ちしつ)している作家クッツェーの、驚異的な新作。あまりに面白すぎて、作品世…

覚え書:「伯爵夫人 [著]蓮實重彦 [評者]斎藤美奈子(文芸評論家)」、『朝日新聞』2016年07月24日(日)付。

- 伯爵夫人 [著]蓮實重彦 [評者]斎藤美奈子(文芸評論家) [掲載]2016年07月24日 [ジャンル]文芸 ■官能の奥に戦争へのまなざし 東大元総長という肩書。三島賞の受賞会見での不機嫌な振る舞い。そんな外形的な情報に惑わされてはなりませぬ。 本書は往年の文…

覚え書:「インタビュー:広島と核めぐる意識 神戸市外国語大学准教授・山本昭宏さん」、『朝日新聞』2016年05月28日(日)付。

- インタビュー:広島と核めぐる意識 神戸市外国語大学准教授・山本昭宏さん 2016年5月28日「かつては、広島を語ることが戦後の日本を語ることでした。今はそうではなくなってしまった」=水野義則撮影 写真・図版 米大統領の歴史的な広島訪問を、日本社会は…

覚え書:「危機の20年 北田暁大が聞く 第2回 ゲスト・姜尚中さん 保守政治の流れ」、『毎日新聞』2016年05月28日(日)付。

- 危機の20年 北田暁大が聞く 第2回 ゲスト・姜尚中さん 保守政治の流れ(その1)毎日新聞2016年5月28日 東京朝刊 21世紀の日本は、経済の「失われた20年」を経て、政治や社会も激変した。北田暁大・東京大教授(社会学)が当事者や識者と振り返る。…

覚え書:「【東京エンタメ堂書店】戦争の実相に迫る3冊 報道の視点から探る」、『東京新聞』2016年08月15日(月)付。

- 【東京エンタメ堂書店】戦争の実相に迫る3冊 報道の視点から探る 2016年8月15日 ちょうど30年前、私は「戦争を取材したい」と考え、新聞記者を職業に選びました。学生時代に、18世紀のドイツの哲学者カントが著した「永遠平和のために」などの平和論…

覚え書:「【書く人】居場所求め「個」の闘い 『ジニのパズル』 作家・崔実(チェシル)さん(30)」、『東京新聞』2016年08月14日(日)付。

- 【書く人】居場所求め「個」の闘い 『ジニのパズル』 作家・崔実(チェシル)さん(30) 2016年8月14日 「この小説は、いま居場所がないと感じている人たちにも、読んでほしい」 そう話す崔実さんが紡いだのは、自らと同じ在日コリアンの少女ジニの物語…

覚え書:「書評:移民大国アメリカ 西山隆行 著」、『東京新聞』2016年07月24日(日)付。

- 移民大国アメリカ 西山隆行 著 2016年7月24日 ◆共存目指して新たな難問 [評者]池田智=アメリカ文化研究者 シリアからの難民受け入れの賛否が各国で生活保護や就労問題などを軸に問われ、英国がEUから離脱することになった理由に移民への福祉付与の是…

日記:ホンキで戦う「新聞」にならないと、第二次大戦下、「大本営発表」を煽り「聖戦」を高揚させた罪を再び犯しますよ。「あの時は抵抗できなかった」と手遅れになる前に。まだ「抵抗」できるんだから。

#SEALDs解散 DMに寄せられたご意見ですまたSNSで所属されていた方々が意見を積極的に発信していましたが、中には保守の人間に対し安易にネトウヨだの戦争主義者だのとレッテル貼りをし差別することで議論を放棄するような方もおり。非常に残念だと思いました…

覚え書:「記者の目:ハンセン病特別法廷 最高裁謝罪=山本将克(東京社会部)」、『毎日新聞』2016年5月27日(土)付。

- 記者の目 ハンセン病特別法廷 最高裁謝罪=山本将克(東京社会部)毎日新聞2016年5月27日 東京朝刊 謝罪する最高裁の今崎幸彦事務総長(手前)=東京都千代田区の最高裁で4月25日、丸山博撮影 誰もが差別を傍観 ハンセン病患者の裁判が隔離施設などに設…

覚え書:「書評:老生 賈平凹 著」、『東京新聞』2016年07月24日(日)付。

- 老生 賈平凹 著 2016年7月24日 ◆中国最下層の生ながめる [評者]豊崎由美=書評家 二○一二年にノーベル文学賞を受賞した莫言(モオイェン)と並び称される作家・賈平凹の『老生』は、北京のような都会とは対極の、辺境といっていい山奥の村に生きる貧しい…

覚え書:「書評:私の消滅 中村文則 著」、『東京新聞』2016年07月24日(日)付。

- 私の消滅 中村文則 著 2016年7月24日 ◆記憶や脳は誰のもの [評者]横尾和博=文芸評論家 著者特有の鋭敏な感性に溢(あふ)れた小説である。読後、デカルトの「我思う、ゆえに我あり」を思い出した。「私とは誰か」は哲学や文学の長年の命題であり、これ…

覚え書:「書評:化粧の日本史 山村博美 著」、『東京新聞』2016年07月24日(日)付。

- 化粧の日本史 山村博美 著 2016年7月24日 ◆文化を映して移ろう [評者]和田博文=東洋大教授 日本人の化粧はどのような文化的特性を持ち、どのように変化してきたのだろうか。化粧の範囲は広いが、本書は中心をメイクアップにしぼることで、通史を描き出…