2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

覚え書:「メディア時評:報道の自由 守る気概はあるか=佐藤学・沖縄国際大教授(米国政治)」、『毎日新聞』2016年02月20日(土)付。

- メディア時評 報道の自由 守る気概はあるか=佐藤学・沖縄国際大教授(米国政治)毎日新聞2016年2月20日 東京朝刊 米大統領選に向けた民主、共和両党の候補者指名争いが始まった。毎日新聞の報道を見ると、米国での党員集会の様相が広く知られていない中、…

覚え書:「今週の本棚・佐藤優・評 『この国の冷たさの正体−一億総「自己責任」時代を生き抜く』=和田秀樹・著」、『毎日新聞』2016年02月14日(日)付。

- 今週の本棚 佐藤優・評 『この国の冷たさの正体−一億総「自己責任」時代を生き抜く』=和田秀樹・著毎日新聞2016年2月14日 東京朝刊心に余裕を持って、自他に優しく 生活保護受給者へのバッシング、大量の自殺者、うつ病や依存症に罹患(りかん)する社会…

覚え書:「今週の本棚・新刊『昭和史のかたち』=保阪正康・著」、『毎日新聞』2016年02月14日(日)付。

- 今週の本棚・新刊 『昭和史のかたち』=保阪正康・著毎日新聞2016年2月14日 東京朝刊 (岩波新書・842円) 昭和史の第一人者が、新境地をみせた一冊だ。 それはどんな時代だったのか。なぜ勝ち目のない戦争に突き進んだのか。軍人や政治家、官僚、言論…

覚え書:「今週の本棚・新刊『働く女子の運命』=濱口桂一郎・著」、『毎日新聞』2016年02月14日(日)付。

- 今週の本棚・新刊 『働く女子の運命』=濱口桂一郎・著毎日新聞2016年2月14日 東京朝刊 (文春新書・842円) 昨年、女性活躍推進法を成立させ、女性管理職の比率を高める施策を採る日本だが、社会進出における男女格差を示す「ジェンダーギャップ指数」…

日記:「国民の不安をあおることで権利や自由を制限し、権力者に有利な憲法に変えようとする危険な動き」に抗うことには、イデオロギーや宗教の垣根は存在しない

今日の『東京新聞』こちら特報部、あすわかの「憲法カフェ」をパクった日本会議系の「憲法おしゃべりカフェ」を特集。「災害を改憲のダシにするな」! pic.twitter.com/7jbKF47BuF— 氏家法雄 (@ujikenorio) 2016年3月22日 日本会議は、今の政権とあうんの呼…

覚え書:「キャンパる 全国大学生111人アンケート調査 2割が「デモに行った」、『毎日新聞』2016年02月19日(金)付夕刊。

- キャンパる 全国大学生111人アンケート調査 2割が「デモに行った」毎日新聞2016年2月19日 東京夕刊 「SEALDs」(シールズ)が昨年の流行語大賞にノミネートされるなど、社会現象にもなった学生デモ。当の大学生たちはデモについてどう考えている…

覚え書:「今週の本棚・この3冊 ジャーナリズム 斎藤貴男・選」、『毎日新聞』2016年2月14日(日)付。

- 今週の本棚・この3冊 ジャーナリズム 斎藤貴男・選毎日新聞2016年2月14日 東京朝刊 (1)ルポライター入門−−取材の仕方から書き方まで(青地晨編著/みき書房/品切れ) (2)くたばれGNP−−高度経済成長の内幕(朝日新聞経済部編/朝日新聞社/品切…

覚え書:「今週の本棚:荒川洋治・評 『新版 更級日記 全訳注』=関根慶子・訳注」、『毎日新聞』2016年2月14日(日)付。

- 今週の本棚 荒川洋治・評 『新版 更級日記 全訳注』=関根慶子・訳注毎日新聞2016年2月14日 東京朝刊 (講談社学術文庫・1274円)消えた文章から始まる世界 平安期日記文学の代表作『更級(さらしな)日記』は、一〇六〇年ころの成立。本書は、定評あ…

覚え書:「今週の本棚:中島京子・評 『民主主義 <一九四八−五三>中学・高校…』=文部省・著、西田亮介・編」、『毎日新聞』2016年2月14日(日)付。

- 今週の本棚 中島京子・評 『民主主義 <一九四八−五三>中学・高校…』=文部省・著、西田亮介・編毎日新聞2016年2月14日 東京朝刊 (幻冬舎新書・864円)安保法制、改憲議論を始める前に 昨年秋、安保関連法案を審議中の国会前に、大勢の人々が押しかけ…

日記:「特集ワイド:高市氏の「停波」発言 ホントの怖さ」、『毎日新聞』2016年02月18日(木)付夕刊。

- 特集ワイド 高市氏の「停波」発言 ホントの怖さ毎日新聞2016年2月18日 東京夕刊(写真キャプション)衆院予算委で放送法に関した質問に対する安倍晋三首相(左)の答弁を聞く高市早苗総務相=国会内で15日午後、藤井太郎撮影 テレビ局が政治的公平性を欠…

覚え書:「Topics 中島岳志さんと島薗進さん対談 日蓮、親鸞が導いた国家主義 『愛国と信仰の構造』刊行」、『毎日新聞』2016年2月16日(火)付。

- Topics 中島岳志さんと島薗進さん対談 日蓮、親鸞が導いた国家主義 『愛国と信仰の構造』刊行毎日新聞2016年2月16日 東京夕刊(写真キャプション)中島岳志・北海道大准教授=東京都千代田区で、鈴木英生撮影 中島岳志・北海道大准教授(政治思想)…

覚え書:「今週の本棚・『千の顔をもつ英雄 〔新訳版〕 上・下』=ジョーゼフ・キャンベル著」、『毎日新聞』2016年2月14日(日)付。

- 今週の本棚・新刊 『千の顔をもつ英雄 〔新訳版〕 上・下』=ジョーゼフ・キャンベル著毎日新聞2016年2月14日 東京朝刊 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫・各799円) 古今東西の神話、民話に登場する「英雄」たちの冒険譚(たん)を分析した、古典的名…

覚え書:「今週の本棚・伊東光晴・評 『日本の食文化史 旧石器時代から現代まで』=石毛直道・著」、『毎日新聞』2016年2月14日(日)付。

- 今週の本棚 伊東光晴・評 『日本の食文化史 旧石器時代から現代まで』=石毛直道・著毎日新聞2016年2月14日(岩波書店・3456円)歴史を遡り、視野を世界に広げる 著者は文化人類学者で、「食の文化史」研究の第一人者である。その人が傘寿を前に、自ら…

覚え書:「今週の本棚・本と人 『夜中の電話 父・井上ひさし 最後の言葉』 著者・井上麻矢さん」、『毎日新聞』2016年2月14日(日)付。

- 今週の本棚・本と人 『夜中の電話 父・井上ひさし 最後の言葉』 著者・井上麻矢さん毎日新聞2016年2月14日 東京朝刊 (集英社インターナショナル・1296円)父とまた会話できた気持ちに 井上麻矢(いのうえ・まや)さん 日々の暮らしで忘れていても、ふ…

日記:権力を代弁し、その瑕疵を指摘する声を抑えつける津川雅彦氏 #そこまで言って委員会NPは打ち切りに

津川雅彦が「『保育園落ちた日本死ね』って書いた人間が死ねばいいよ」なんて暴言吐いたのか(番組では規制音)「国民は日本のために死ぬべし」と思っている津川は、「国民の生存権を奪う日本は死ね」と看破したブログ主を許せないんだろう。愚かな男だ。#そ…

覚え書:「東日本大震災5年:償えないもの 福島県須賀川市で農業を続ける、樽川和也さん」、『朝日新聞』2016年2月20日(土)付。

- 東日本大震災5年:償えないもの 福島県須賀川市で農業を続ける、樽川和也さん 2016年2月20日 樽川和也さん=萩一晶撮影 土と生きる豊かな暮らしは、あの日、一変した。福島県須賀川市で農業を営む樽川和也さんは、東京電力福島第一原発の事故後まもなく父…

覚え書:「紺野美沙子さん(女優)と読む『定本 育児の百科』(上・中・下) [文]塩原賢」、『朝日新聞』2016年03月13日(日)付。

- 紺野美沙子さん(女優)と読む『定本 育児の百科』(上・中・下) [文]塩原賢 [掲載]2016年03月13日 紺野美沙子さん(女優) 東京都生まれ。17〜19日、東京都千代田区の紀尾井ホールで舞台「歌行燈」を公演=早坂元興撮影■寄り添い、背中押してくれた…

覚え書:「森末慎二さん(スポーツコメンテーター)と読む『黄昏(たそがれ)流星群』 [文]柏崎歓」、『朝日新聞』2016年03月06日(日)付。

- 森末慎二さん(スポーツコメンテーター)と読む『黄昏(たそがれ)流星群』 [文]柏崎歓 [掲載]2016年03月06日 森末慎二さん(スポーツコメンテーター) 57年、岡山県生まれ。84年のロサンゼルス五輪体操で鉄棒金、跳馬銀、団体銅メダルを獲得=山本和…

覚え書:「圏外編集者 [語り]都築響一 [評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)」、『朝日新聞』2016年02月07日(日)付。

- 圏外編集者 [語り]都築響一 [評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授) [掲載]2016年02月07日 [ジャンル]社会 ■必要に迫られた表現の力 モノだらけゆえに超個性的な若者の部屋を紹介した写真集『TOKYO STYLE』など、ユニークな本の企画・執…

覚え書:「東日本大震災5年:『三陸世界』と復興 山内明美さん」、『朝日新聞』2016年02月18日(木)付。

- 東日本大震災5年:「三陸世界」と復興 山内明美さん 2016年2月18日 東北沿岸の被災地では、巨費を投じた復興工事が進む。安心で安全な地に変えるために。でも、それだけでいいのだろうか。宮城県南三陸町で生まれ育ち、震災後の再生に携わってきた歴史社…

覚え書:「Topics:リベラル派識者座談会 議会外の知恵を力に 国会前デモから参院選の先へ」、『毎日新聞』2016年02月18日(木)付夕刊。

- Topics リベラル派識者座談会 議会外の知恵を力に 国会前デモから参院選の先へ毎日新聞2016年2月18日 東京夕刊 民主、豊かな社会像示せ 北田氏/「左」は改憲論乗るな 五野井氏/まず、困っている人助けよ 白井氏 昨夏、反安保法制の国会前デモが戦…

覚え書:「誰がネロとパトラッシュを殺すのか [編著]A・ヴァン・ディーンデレン、D・ヴォルカールト [評者]吉岡桂子(本社編集委員)」、『朝日新聞』2016年02月07日(日)付。

- 誰がネロとパトラッシュを殺すのか [編著]A・ヴァン・ディーンデレン、D・ヴォルカールト [評者]吉岡桂子(本社編集委員) [掲載]2016年02月07日 [ジャンル]文芸 ■社会の価値観映し出す物語 「パトラッシュ、疲れたろう……僕も疲れたんだ……なんだかとても…

覚え書:「都市と暴動の民衆史―東京・1905−1923年 [著]藤野裕子 [評者]原武史(明治学院大学教授・政治思想史)」、『朝日新聞』2016年02月07日(日)付。

- 都市と暴動の民衆史―東京・1905−1923年 [著]藤野裕子 [評者]原武史(明治学院大学教授・政治思想史) [掲載]2016年02月07日 [ジャンル]歴史 ■暴力を誘発、「男らしさ」の論理 1905年、日露戦争の講和条約に反対する集会をきっかけとして、日比…

覚え書:「異類婚姻譚 [著]本谷有希子 [評者]本郷和人(東京大学教授・日本中世史)」、『朝日新聞』2016年02月07日(日)付。

- 異類婚姻譚 [著]本谷有希子 [評者]本郷和人(東京大学教授・日本中世史) [掲載]2016年02月07日 [ジャンル]文芸 ■夫婦を冷徹に見通す普遍性 異類が婚姻するというタイトルを見たぼくは『南総里見八犬伝』の伏姫(ふせひめ)と八房(やつふさ)のような話か…

日記:ロング・グッドバイ。

群れから離れて咲く、一房の桜よ。小さな群れへの挨拶。ロング・グッドバイ。 pic.twitter.com/c6DlGy79cX— 氏家法雄 (@ujikenorio) 2016年3月20日

覚え書:「国会が要求、法制局開示せず 集団的自衛権閣議決定の想定問答」、『朝日新聞』2016年02月17日(水)付。

- 国会が要求、法制局開示せず 集団的自衛権閣議決定の想定問答 2016年2月17日 集団的自衛権の行使を認めた2014年7月の閣議決定に関連し、内閣法制局が国会審議に備えた想定問答を作成しながら、国会から文書開示の要求があったのに開示していなかった…

覚え書:「観察する男 [著]想田和弘」、『朝日新聞』2016年02月07日(日)付。

- 観察する男 [著]想田和弘 [編]ミシマ社 [評者]エンタメ [掲載]2016年02月07日 [ジャンル] 台本やナレーションなどを使わずにありのままを観察して映画を撮る監督を、さらに観察したノンフィクション。編集部が制作過程を2年かけて取材した。「選挙」…

覚え書:「革命とパンダ [著]張予思 [評者]武田徹(評論家・恵泉女学園大教授)」、『朝日新聞』2016年02月07日(日)付。

- 革命とパンダ [著]張予思 [評者]武田徹(評論家・恵泉女学園大教授) [掲載]2016年02月07日 [ジャンル]歴史 政治 社会 ■中国をステレオタイプ化する日本 2009年に中国から来日した著者を出迎えたのは書店に氾濫(はんらん)する「嫌中本」だった。こと…

覚え書:「図書館大戦争 [著]ミハイル・エリザーロフ [評者]星野智幸(小説家)」、『朝日新聞』2016年02月07日(日)付。

- 図書館大戦争 [著]ミハイル・エリザーロフ [評者]星野智幸(小説家) [掲載]2016年02月07日 [ジャンル]文芸 ■現実を塗り替える読書の魔力 この作家は、言葉の呪術的な力を熟知している。麻薬のような本書は、書物自体が教祖と化して、いくつもの教団が形成…

覚え書:「記者の目:ナビラさんと広島を歩いて=高尾具成(阪神支局)」、『毎日新聞』2016年2月17日(水)付。

- 記者の目 ナビラさんと広島を歩いて=高尾具成(阪神支局)毎日新聞2016年2月17日 東京朝刊(写真キャプション)被爆者、小倉桂子さん(右)と話すナビラさん=広島市で昨年11月、高尾具成撮影対話でテロにあらがえ 130人が犠牲になったパリ同時多発…