2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

覚え書:「インタビュー:出版流通の壁 スイッチ・パブリッシング社長、新井敏記さん」、『朝日新聞』2016年01月20日(水)付。

- インタビュー:出版流通の壁 スイッチ・パブリッシング社長、新井敏記さん 2016年1月20日 昨年9月に出版された作家村上春樹さんのエッセー「職業としての小説家」は、紀伊国屋書店が初版の9割を買い取る異例の流通で注目を集めた。版元スイッチ・パブリ…

覚え書:「今週の本棚・情報『世界の環境問題』全11巻」、『毎日新聞』2016年1月17日(日)付。

- 今週の本棚・情報 『世界の環境問題』全11巻毎日新聞2016年1月17日 東京朝刊 緑風出版は世界各国の環境問題の歴史と現状を解説し、問題解決への取り組みをまとめた『世界の環境問題』全11巻(川名英之著・3456−4536円)を刊行した。環境ジャー…

覚え書:「今週の本棚・堀江敏幸・評 『1914』=ジャン・エシュノーズ著」、『毎日新聞』2016年1月17日(日)付。

- 今週の本棚 堀江敏幸・評 『1914』=ジャン・エシュノーズ著毎日新聞2016年1月17日 東京朝刊 (水声社・2160円)文体に滲む人の愚かさ揺さぶる感情 物語は一九一四年八月一日の午後、フランス南西部ヴァンデ県の町の、穏やかな空気のなかで始まる…

覚え書:「今週の本棚・新刊『無戸籍の日本人』=井戸まさえ著」、『毎日新聞』2016年1月17日(日)付。

- 今週の本棚・新刊 『無戸籍の日本人』=井戸まさえ著毎日新聞2016年1月17日 東京朝刊 (集英社・1836円) 無戸籍になる理由で最も多いのは「離婚後300日以内に生まれた子は前夫の子」と推定する民法772条により、事実と異なる父の届けを強いられ…

覚え書:「インタビュー:18歳って大人? 精神科医・斎藤環さん」、『朝日新聞』2016年01月19日(火)付。

- インタビュー:18歳って大人? 精神科医・斎藤環さん 2016年1月19日斎藤環さん=東京・上野、堀英治撮影 写真・図版 選挙権年齢の18歳への引き下げに伴い、民法上の成人年齢などほかの基準も18歳に、という議論が出ている。だが、引き下げていい理由…

覚え書:「読書日記 今週の筆者は社会学者・上野千鶴子さん 民主主義を動かす若者たち」、『毎日新聞』2016年1月19日(月)付夕刊。

- 読書日記 今週の筆者は社会学者・上野千鶴子さん 民主主義を動かす若者たち毎日新聞2016年1月19日 東京夕刊 *12月15日〜1月18日 ■ぼくらの民主主義なんだぜ(高橋源一郎著・2015年)朝日新書・842円 ■民主主義ってなんだ?(高橋源一郎×S…

覚え書:「今週の本棚・新刊 『仕事のエッセンス 「はたらく」ことで自由になる』=西きょうじ著」、『毎日新聞』2016年01月17日(日)付。

- 今週の本棚・新刊 『仕事のエッセンス 「はたらく」ことで自由になる』=西きょうじ著毎日新聞2016年1月17日 東京朝刊 (毎日新聞出版・1458円) カリスマ予備校講師が書いた斬新な「仕事論」。そんなふうに紹介すると、どうしたら自分に合った「いい…

覚え書:「今週の本棚・渡辺保・評 『世界演劇辞典』=石澤秀二・著」、『毎日新聞』2016年01月17日(日)付。

- 今週の本棚 渡辺保・評 『世界演劇辞典』=石澤秀二・著毎日新聞2016年1月17日 東京朝刊 (東京堂出版・7344円)見方を変え、新しい演劇の出発点に 丸谷才一さんは、かつて辞書を「読む」楽しみを説いた。しかし辞書は「引く」ものであって「読む」も…

覚え書:「今週の本棚・本と人『勇気の花がひらくとき やなせたかしとアンパンマンの物語』 著者・梯久美子さん」、『毎日新聞』2016年01月17日(日)付。

- 今週の本棚・本と人 『勇気の花がひらくとき やなせたかしとアンパンマンの物語』 著者・梯久美子さん毎日新聞2016年1月17日 東京朝刊カルチャー 本・書評 紙面掲載記事 ノンフィクション作家の梯久美子さん=徳野仁子撮影 [PR] (フレーベル館・129…

日記:「安倍政権NO!☆0214大行進」

【今日です!】安倍政権NO!☆0214大行進in渋谷2016年2月14日(日)13時〜オープニングスピーチ@代々木公園ケヤキ並木14時〜原宿・渋谷大規模デモ◆第1フロートSEALDs主催:安倍政権NO!☆実行委員会 pic.twitter.com/MZuoghIMHn— SEALDs (@SEALDs_jpn) 2016, 2…

覚え書:「ストーリー:『阪神』きょう21年 二つの大震災、結ぶ」、『毎日新聞』2016年01月17日(日)付。

- ストーリー 「阪神」きょう21年(その1) 二つの大震災、結ぶ毎日新聞2016年1月17日 東京朝刊 小名浜港から吹き込む潮風が肌を刺す。福島県いわき市の沿岸部に建つ「県営下神白(しもかじろ)団地」。東京電力福島第1原発事故の影響で同県双葉郡のうち…

覚え書:「今週の本棚・小島ゆかり・評 『四季の名言』=坪内稔典・著」、『毎日新聞』2016年01月17日(日)付。

- 今週の本棚 小島ゆかり・評 『四季の名言』=坪内稔典・著毎日新聞2016年1月17日 東京朝刊 (平凡社新書・864円)「心は猿」ネンテン流に出かけよう 申(さる)年のはじめに、こんな名言はどうだろう。「凡夫の心は物にしたがひてうつりやすし。たとえ…

覚え書:「今週の本棚・養老孟司・評 『道程−オリヴァー・サックス自伝』=オリヴァー・サックス著」、『毎日新聞』2016年01月17日(日)付。

- 今週の本棚 養老孟司・評 『道程−オリヴァー・サックス自伝』=オリヴァー・サックス著毎日新聞2016年1月17日 東京朝刊 (早川書房・2916円)消えゆく昭和に共通な雰囲気 サックスの本はいつも夢中で読んだ。いくつも翻訳されていて、代表作はほぼ日本…

覚え書:「今週の本棚・この3冊 中上健次 高橋一清・選」、『毎日新聞』2016年01月17日(日)付。

- 今週の本棚・この3冊 中上健次 高橋一清・選毎日新聞2016年1月17日 東京朝刊 <1>岬(中上健次著/文春文庫/540円) <2>火まつり(中上健次著/文藝春秋/品切れ) <3>讃歌(中上健次著/文藝春秋/品切れ) 中上健次さんと会ったのは、私が…

覚え書:「火論:無名市民の抵抗=玉木研二」、『毎日新聞』2016年1月19日(月)付。

- 火論 無名市民の抵抗=玉木研二毎日新聞2016年1月19日 <ka−ron> 戦後ドイツでは事実上「禁書」になっていたヒトラーの著作「わが闘争」が8日、出版された。著作権切れによるが、偏狭な歴史観と野望、人種観などナチズムの骨格となった内容に出版に…

覚え書:「18 私たちも投票します:認められぬ同性婚、なぜ切ない? AKBと学ぶ」、『朝日新聞』2016年1月18日(月)付。

- 18 私たちも投票します:認められぬ同性婚、なぜ切ない? AKBと学ぶ 2016年1月18日 ■第2回 立法の仕組み 同性婚問題から考える 6月から新たに選挙権を得るAKB48の3人が、憲法学者の木村草太(そうた)さんと政治の仕組みを学ぶシリーズ「私た…

覚え書:「石田純一さん(俳優)と読む『原発メルトダウンへの道』」、『朝日新聞』2016年01月17日(日)付。

- 石田純一さん(俳優)と読む『原発メルトダウンへの道』 [掲載]2016年01月17日 (写真キャプション)石田純一さん(俳優) 54年生まれ。79年、NHKドラマ「あめりか物語」でデビュー。ABC「おはよう朝日です」などに出演=山本和生撮影■今こそ求…

覚え書:「大人って? 羽田圭介さんが選ぶ本 [文]羽田圭介(作家)」、『朝日新聞』2016年01月10日(日)付。

- 大人って? 羽田圭介さんが選ぶ本 [文]羽田圭介(作家) [掲載]2016年01月10日 ■かっこ悪さは消えないけれど 去年二九歳時に芥川賞という、純文学の書き手に与えられる新人賞を受賞した。世間への認知度の点でいえば純文学界隈ではこれより有名な文学賞も…

覚え書:「鉄道への夢が日本人を作った−資本主義・民主主義・ナショナリズム [著]張イクマン [評者]原武史(明治学院大学教授・政治思想史)」、『朝日新聞』2016年01月10日(日)付。

- 鉄道への夢が日本人を作った−資本主義・民主主義・ナショナリズム [著]張イクマン [評者]原武史(明治学院大学教授・政治思想史) [掲載]2016年01月10日 [ジャンル]社会 ■近代を規定する根強い物神崇拝 鉄道は、学校や軍隊などとともに、近代になって初め…

日記:自公政権は、権力を維持するためには、何でもやっていく。つまり節操が無いわけですよ。これに立ち向かうには、ホントに、本気にならないと勝てないですよ。

東京朝刊(2/10)こちら特報部「シールズ高校生版に対抗?」「「高校生未来会議」どんな組織」#AO義塾安倍首相に近い人物が支援する「全国高校生未来会議」が参加者を募集している。https://t.co/XAHjXI6u7a pic.twitter.com/nLviGp0WBz— rima (@risa_mama117)…

覚え書:「今こそ山田耕筰:日本語のオペラ創作、夢見て」、『朝日新聞』2016年01月18日(月)付。

- 今こそ山田耕筰:日本語のオペラ創作、夢見て 2016年01月18日 戦争に、音楽の灯を消させてなるものか。軍の懐で音楽家を守るという「反戦」もあった。 「赤とんぼ」「からたちの花」。豊かな情感で、世代を超えて人々の心をとらえる童謡作曲家、山田耕筰。…

覚え書:「ゲルダ−キャパが愛した女性写真家の生涯 [著]イルメ・シャーバー [評者]大竹昭子(作家)」、『朝日新聞』2016年01月10日(日)付。

- ゲルダ−キャパが愛した女性写真家の生涯 [著]イルメ・シャーバー [評者]大竹昭子(作家) [掲載]2016年01月10日 [ジャンル]ノンフィクション・評伝 ■生を燃焼させる魔力に魅入られ 戦争写真が人々の目に触れるようになったのはスペイン内戦からである。新…

覚え書:「植物は〈知性〉をもっている−20の感覚で思考する生命システム [著]S・マンクーゾ、A・ヴィオラ [評者]細野晴臣(音楽家)」、『朝日新聞』2016年01月10日(日)付。

- 植物は〈知性〉をもっている−20の感覚で思考する生命システム [著]S・マンクーゾ、A・ヴィオラ [評者]細野晴臣(音楽家) [掲載]2016年01月10日 [ジャンル]科学・生物 社会 ■石炭も薬も、人類を育んだ歴史 人間は木々や花を愛(め)でる一方で、生活の…

覚え書:「プーチンの実像−証言で暴く「皇帝」の素顔 [著]朝日新聞国際報道部 駒木明義、吉田美智子、梅原季哉 [評者]星野智幸(小説家)」、『朝日新聞』2016年01月10日(日)付。

- プーチンの実像−証言で暴く「皇帝」の素顔 [著]朝日新聞国際報道部 駒木明義、吉田美智子、梅原季哉 [評者]星野智幸(小説家) [掲載]2016年01月10日 [ジャンル]政治 社会 国際 e ■強権志向者が抱える孤独 長らくチェチェン紛争からロシアを見てきた私には…

覚え書:「社説:ヘイト条例 大阪から議論加速を」、『朝日新聞』2016年01月18日(月)付。

- 社説:ヘイト条例 大阪から議論加速を 2016年1月18日 ヘイトスピーチ(憎悪表現)の抑止を目指す全国初の条例が大阪市で成立した。 約7万人の在日韓国・朝鮮人が暮らす大都市が「ヘイトスピーチを許さない」との意思を明確に示した意義は大きい。 条例は…

覚え書:「時代の風:新しい知の共有=京都大学長・山極寿一」、『毎日新聞』2016年1月17日(日)付。

- 時代の風 新しい知の共有=京都大学長・山極寿一毎日新聞2016年1月17日 学生の発想生かしたい 山極寿一(やまぎわ・じゅいち) この度、京都大学で学生チャレンジコンテストという試みを開始した。学生たちがそれぞれ魅力的な教育研究活動、課外活動、社会…

覚え書:「ウォーク・イン・クローゼット [著]綿矢りさ [評者]市田隆(本社編集委員)」、『朝日新聞』2016年01月10日(日)付。

- ウォーク・イン・クローゼット [著]綿矢りさ [評者]市田隆(本社編集委員) [掲載]2016年01月10日 [ジャンル]文芸 ■主人公の内面の起伏に一喜一憂 著者が描く若い世代の物語に、50代中年男の私でも、ついつい引き込まれてしまうのはなぜか。 本書所収の…

覚え書:「樺太(サハリン)が宝の島と呼ばれていたころ [著]野添憲治」、『朝日新聞』2016年01月10日(日)付。

- 樺太(サハリン)が宝の島と呼ばれていたころ [著]野添憲治 [掲載]2016年01月10日 [ジャンル]歴史 かつて「宝の島」と呼ばれた樺太(現ロシア・サハリン)。1905〜45年、北緯50度以南は日本領土だった。資源に恵まれ、出稼ぎに行った人は多いが、記録は…

覚え書:「「自傳」をあるく [著]窪島誠一郎」、『朝日新聞』2016年01月10日(日)付。

- 「自傳」をあるく [著]窪島誠一郎 [掲載]2016年01月10日 [ジャンル]文芸 自伝に本当のことが書かれているとは限らないが、虚であれ実であれ、本人の自発的暴露には違いない。4人の自伝を取り上げ、「『自傳』ほど、読み手にとって作家の余罪(?)を追…