2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

覚え書:「文化の扉 有田焼400年 初の国産磁器、挑み続ける伝統」、『朝日新聞』2016年07月10日(日)付。

- 文化の扉 有田焼400年 初の国産磁器、挑み続ける伝統 2016年7月10日有田焼400年<グラフィック・永井芳> 日本で最初の国産磁器は肥前有田(佐賀県有田町)で産声を上げた。それが有田焼。伝統に彩られ、気品に満ちた磁器のクールな輝きは、いまなお…

覚え書:「【東京新聞の本】文豪に学ぶ 手紙のことばの選びかた 中川 越」。

- 【東京新聞の本】文豪に学ぶ 手紙のことばの選びかた 中川 越筆不精さんも筆まめさんも、文豪の知恵を拝借して、ちょっと気の利いたお便りを書いてみませんか? 「いまどきLINEとかメールがあって、通信手段には事欠かないのに、わざわざ手紙なんて!…

覚え書:「【東京エンタメ堂書店】 もうひとつの「君の名は。」 文字で味わう新海誠作品」、『東京新聞』2016年10月17日(月)付。

- 【東京エンタメ堂書店】もうひとつの「君の名は。」 文字で味わう新海誠作品 2016年10月17日 話題の映画「君の名は。」。皆さんはもうご覧になりましたか? 監督の新海誠(しんかいまこと)さんは、自分の作品を自分で小説にすることでも知られています。…

覚え書:「書評:〆切本 左右社編集部 編 」、『東京新聞』2016年10月09日(日)付。

- 〆切本 左右社編集部 編 2016年10月9日 ◆言い訳にも文学の豊かさ [評者]池内紀=エッセイスト ふつう生産者と消費者のあいだに取り次ぎがいて、納期をきめる。会社に「納期厳守」のビラが貼ってあったりする。守れないと迷惑をかけ、たびかさなると、取…

日記:私はあなたを管理する。

- 権力とそこからの解放 これまでの話に共通しているのは、ケアする側は権力を持っていて、患者や入居者を管理する発想に陥りがちだということです。何度も繰り返します。ユマニチュードは個人の自由と自律を尊重し、だからこそ絆を重視します。 私はあなた…

覚え書:「科学の扉:宇宙の謎に迫る加速器 粒子衝突、ビッグバン直後再現」、『朝日新聞』2016年07月10日(日)付。

- 科学の扉:宇宙の謎に迫る加速器 粒子衝突、ビッグバン直後再現 2016年7月10日写真・図版 宇宙の謎に迫る加速器<グラフィック・大屋信徹> 宇宙の謎を解くカギ「対称性の破れ」について世界的成果を上げた高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)の…

覚え書:「書評:アメリカ政治の壁 渡辺将人 著」、『東京新聞』2016年10月9日(日)付。

- アメリカ政治の壁 渡辺将人 著 2016年10月9日 ◆リベラル混迷、見えぬ明日 [評者]横山良=神戸大名誉教授 著者はかつてバラク・オバマについての優れた評伝において、党派政治からアイデンティティ政治、さらには国境までも越えていくオバマへの期待を表…

覚え書:「書評:「建築」で日本を変える 伊東豊雄 著」、『東京新聞』2016年10月9日(日)付。

- 「建築」で日本を変える 伊東豊雄 著 2016年10月9日 ◆地方をフィールドに [評者]市川紘司=建築史家 東日本大震災以後、日本の建築が変わりつつある。「建築」という存在を、単体の建築物から、それが拠(よ)って立つ地域やコミュニティ、あるいは竣工…

覚え書:「書評:鉄道唱歌と地図でたどる あの駅この街 今尾恵介 著」、『東京新聞』2016年10月9日(日)付。

- 鉄道唱歌と地図でたどる あの駅この街 今尾恵介 著 2016年10月9日 ◆線路でつながる今昔 [評者]原口隆行=文筆家 国文学者で当代随一の売れっ子だった大和田建樹が作詞した『地理教育 鉄道唱歌』第一集「東海道編」が世に出たのは、一九〇〇(明治三十三…

覚え書:「終わりと始まり 普天間基地の20年 沖縄は日本の植民地か 池澤夏樹」、『朝日新聞』2016年07月06日(水)付夕刊。

- 終わりと始まり 普天間基地の20年 沖縄は日本の植民地か 池澤夏樹 2016年7月6日 先日、『沖縄への短い帰還』という本を那覇の出版社から出したのを機に沖縄に帰った。 ぼくはかつて十年に亘(わた)って沖縄に住んだが、それも今は昔、その後はいつ行っ…

覚え書:「怒ってみたら… 女性参政権から70年:6 人任せの意識、捨てよう」、『朝日新聞』2016年07月08日(金)付。

- 怒ってみたら… 女性参政権から70年:6 人任せの意識、捨てよう 2016年7月8日佐藤きよ子さん ■初の女性国会議員、佐藤きよ子さんに聞く 70年前の衆院選で初めて誕生した女性国会議員は39人いた。今も健在なのは1人。兵庫県宝塚市の佐藤(旧姓三木)…

覚え書:「悩んで読むか、読んで悩むか 自分の心と周囲の人に誠実なら 三浦しをんさん [文]三浦しをん(作家)」、『朝日新聞』2016年10月09日(日)付。

- 悩んで読むか、読んで悩むか 自分の心と周囲の人に誠実なら 三浦しをんさん [文]三浦しをん(作家) [掲載]2016年10月09日 76年生まれ。作家。『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、『あの家に暮らす四人の女』で織田作之助賞 ■相談 交際や結婚に興味と意…

覚え書:「悩んで読むか、読んで悩むか 意味があると信じて生きていく 穂村弘さん [文]穂村弘(歌人)」、『朝日新聞』2016年10月02日(日)付。

- 悩んで読むか、読んで悩むか 意味があると信じて生きていく 穂村弘さん [文]穂村弘(歌人) [掲載]2016年10月02日 ほむら・ひろし 62年生まれ。歌人。近著に『穂村弘の、こんなところで。』『鳥肌が』など ■相談 「努力が足りない」と言われショック ピ…

覚え書:「ひもとく 相模原事件が問うもの 少数派の排除、暴力を生む [文]熊谷晋一郎」、『朝日新聞』2016年10月16日(日)付。

- ひもとく 相模原事件が問うもの 少数派の排除、暴力を生む [文]熊谷晋一郎 [掲載]2016年10月16日 「津久井やまゆり園」の正門前に設けられた献花台に花を手向ける人=7月28日午前、相模原市 7月26日、相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で、…

日記:土人シナ人発言の機動隊員の応援に血眼になっている公明党支援アクティブ界隈。彼らは是々非々という言葉を知らないのだろうか。権力とは何かを全く理解していない。

久しぶりにではないですけど、「後閑シリーズ」を記録として残しておきます。この後閑さんは創価学会のアクティブで熱烈に公明党を応援する界隈の方ですが、公明党を応援することが手段ではなく目的になっておりますので、その政策や思想、そしてそのブレに…

覚え書:「2016参院選 3分の2の世界 大山礼子さん、飯田健さん、御厨貴さん」、『朝日新聞』2016年07月08日(金)付。

- 2016参院選 3分の2の世界 大山礼子さん、飯田健さん、御厨貴さん 2016年7月8日イラスト・竹田明日香 憲法を与野党が四つに組んで議論しているとはおよそ言えない選挙戦。そんな中、「改憲勢力」が憲法改正発議に必要な3分の2に届く勢いという。そ…

覚え書:「マイナス金利政策―3次元金融緩和の効果と限界 [編著]岩田一政・左三川郁子・日本経済研究センター [評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)」、『朝日新聞』2016年10月02日(日)付。

- マイナス金利政策―3次元金融緩和の効果と限界 [編著]岩田一政・左三川郁子・日本経済研究センター [評者]諸富徹(京都大学教授・経済学) [掲載]2016年10月02日 [ジャンル]経済 ■デフレ打開の切り札?弱点は? 9月に日銀は、政策目標の軸足を資金供給量…

覚え書:「ユリシーズを燃やせ [著]ケヴィン・バーミンガム [評者]円城 塔 (作家)」、『朝日新聞』2016年10月02日(日)付。

- ユリシーズを燃やせ [著]ケヴィン・バーミンガム [評者]円城 塔 (作家) [掲載]2016年10月02日 [ジャンル]文芸 ■発禁・密輸の本が古典になった アメリカへの持ち込みが禁止された。ついてはカナダ経由の輸送が計画され、アーネスト・ヘミングウェイが密輸…

覚え書:「文庫この新刊! 福永信が薦める文庫この新刊! [文]福永信(小説家)」、『朝日新聞』2016年10月09日(日)付。

- 文庫この新刊! 福永信が薦める文庫この新刊! [文]福永信(小説家) [掲載]2016年10月09日 (1)『ロレンザッチョ』 ミュッセ著 渡辺守章訳 光文社古典新訳文庫 1253円 (2)『短篇五芒星』 舞城王太郎著 講談社文庫 626円 (3)『論理パラドク…

覚え書:「寂聴 残された日々:14 善い、悪いの命 「殺せ」命じる宗教などない」、『朝日新聞』2016年07月08日(金)付。

- 寂聴 残された日々:14 善い、悪いの命 「殺せ」命じる宗教などない 2016年7月8日寂庵の庭に咲いたアジサイ=京都市右京区 熊本の大地震の被害もまだおさまらないところへ、また衝撃的なニュースが飛びこんできた。バングラデシュの首都ダッカで、武装集…

覚え書:「2016参院選 20年、待機の児童たち 大堀恵さん、萱野稔人さん、田中俊之さん」、『朝日新聞』2016年07月07日(木)付。

- 2016参院選 20年、待機の児童たち 大堀恵さん、萱野稔人さん、田中俊之さん 2016年7月7日待機児童問題をめぐる各党の公約 「待機児童」の数を政府が発表し、対策を始めたのは1995年。それから21年、問題は解消されないままだ。幼児や児童は一…

覚え書:「ウルトラQの精神史 [著]小野俊太郎 [評者]市田隆(本社編集委員)」、『朝日新聞』2016年10月02日(日)付。

- ウルトラQの精神史 [著]小野俊太郎 [評者]市田隆(本社編集委員) [掲載]2016年10月02日 [ジャンル]社会 ■怪獣番組が映した社会の矛盾 円谷プロの空想特撮シリーズの第1弾として1966年にテレビ放映された伝説的ドラマ「ウルトラQ」。本書はその全2…

覚え書:「光炎の人(上・下) [著]木内昇 [評者]末國善己(文芸評論家)」、『朝日新聞』2016年10月02日(日)付。

- 光炎の人(上・下) [著]木内昇 [評者]末國善己(文芸評論家) [掲載]2016年10月02日 [ジャンル]歴史 人文 社会 ■時代に翻弄(ほんろう)される技術者の野心 愛媛県出身の秋山好古、真之兄弟と正岡子規を主人公にした司馬遼太郎『坂の上の雲』は、日本が下…

覚え書:「鉱山のビッグバンド [著]小田豊二 [評者]斎藤美奈子(文芸評論家)」、『朝日新聞』2016年10月02日(日)付。

- 鉱山のビッグバンド [著]小田豊二 [評者]斎藤美奈子(文芸評論家) [掲載]2016年10月02日 [ジャンル]ノンフィクション・評伝 岐阜県飛騨市の山中に位置する神岡鉱山。イタイイタイ病の発生源だった時代もあったけど、現在はニュートリノ観測装置「スーパー…

日記:沖縄県高江で機動隊員が「土人」「シナ人」と差別発言を行ったこと「自体」が国家が市民に対して「せんそう」を現在進行形でしかけていることを物語っている

「どこつかんどんじゃボケ。土人が」 高江の機動隊員が発言 作家・目取真俊さんに https://t.co/rpbzY9linc #okinawa #沖縄— 沖縄タイムス (@theokinawatimes) 2016年10月18日【音声】機動隊員が沖縄で「土人」発言 高江ヘリパッド建設現場: https://t.co/u7…

覚え書:「耕論 日本人も「敵」の時代 高岡豊さん、佐伯武さん」、『朝日新聞』2016年07月06日(水)付。

- 耕論 日本人も「敵」の時代 高岡豊さん、佐伯武さん 2016年7月6日 バングラデシュ・ダッカのテロ事件で、日本人7人が犠牲になった。現地報道などによると、日本人男性が「私は日本人だ。撃たないでくれ」と懇願するなかでの惨劇だったという。日本人も「…

覚え書:「自治体がひらく日本の移民政策―人口減少時代の多文化共生への挑戦 [編著]毛受敏浩 [評者]加藤出」、『朝日新聞』2016年10月02日(日)付。

- 自治体がひらく日本の移民政策―人口減少時代の多文化共生への挑戦 [編著]毛受敏浩 [評者]加藤出 [掲載]2016年10月02日 [ジャンル]政治 社会 「今はジェットコースターでいえば、先頭車両が下を向きかけたぐらいに過ぎない」。だが「全車両が下向きのスロ…

覚え書:「戦争まで―歴史を決めた交渉と日本の失敗 [著]加藤陽子 [評者]保阪正康(ノンフィクション作家)」、『朝日新聞』2016年10月02日(日)付。

- 戦争まで―歴史を決めた交渉と日本の失敗 [著]加藤陽子 [評者]保阪正康(ノンフィクション作家) [掲載]2016年10月02日 [ジャンル]歴史 ■この国はなぜ3回誤ったのか 太平洋戦争への道筋で世界が日本に、「貴国はどちらを選択するのか」と問うたときが3回…

覚え書:「日本語のために―日本文学全集30 [編]池澤夏樹 [評者]蜂飼耳(詩人・作家)」、『朝日新聞』2016年10月02日(日)付。

- 日本語のために―日本文学全集30 [編]池澤夏樹 [評者]蜂飼耳(詩人・作家) [掲載]2016年10月02日■祝詞から憲法までの言葉の姿 思考と文体は相互に影響し合う。リテラシー(読み書き能力)は時代とともに変化する。日本語はどのように変遷してきたのか。…

覚え書:「2016参院選 投票前に考える 『主権者教育』縛られた教室で」、『朝日新聞』2016年07月06日(水)付。

- 2016参院選 投票前に考える 「主権者教育」縛られた教室で 2016年7月6日時間の中の主権者/憲法前文 新たに18、19歳の有権者が誕生したことで、にわかに「主権者教育」がうたわれるようになった。だが、主権者は本来、年齢とは何の関係もない。主…