病院日記
勤務先が精神科の認知症病棟なので、……その問題は理解しているのでツッコミは不要でお願いしますが……、仕事の大半がガッツリ「介助」。僕自身は、介助の際になるべくコミュニケーションを大切にしています(そして、お前、偉そうに、馴致されてないようなこ…
久しぶりの「病院日記」。 病棟から「総活躍」について考えてみた。精神科(認知症閉鎖病棟)に移って一週間経ちましたが、これほど「きつい」とは思ってもおりませんでした。医療だけでなく介護・福祉の現場の離職率が「高い」というのを肌で実感した次第で…
先日、勤務先の精神科閉鎖病棟の保護室10年選手の統合失調症の患者さんが「退院」しました。ただ「退院」といっても、実際は「転院」という話ですが(涙。戦場で殺し合いやらなくても、この国では、人間の「値打ち」をランク付けして、正常/異常という人…
介護の話題で耳目をひくのは老々介護の話題ですけど、病院で仕事をしていると、老々介護ならぬ老老子介護とでもいえばいいでしょうか、その光景を目の当たりにするに、非常に切ないものを感じてしまいます。 ※そして「切ないもの」を感じてしまう「傲慢さ」…
ほんと、思うのは、言葉を大切にしない人間は人間をも大切にしないのだなあ、と。
4月に精神科に移動して激増したのが高齢の患者さんの「たわいもない話」を聞くこと(看護師が忙しいから。ほんと、そこには感動の大団円もなければ、ものすげえ悲惨な話もない。しかし、ひとに聞いてもらえることで「安心」する、自分が自分であることを肯…
4月に精神科に移動して激増したのが高齢の患者さんの「たわいもない話」を聞くこと(看護師が忙しいから。ほんと、そこには感動の大団円もなければ、ものすげえ悲惨な話もない。しかし、ひとに聞いてもらえることで「安心」する、自分が自分であることを肯…
4月に神経内科から精神科へ移動して、多くなったのが「見守り」という仕事です。要は患者さんが、誤って転倒したりしないように、食事中なんかも見守る訳です。パターナリズムの「悪性」は承知しておりますが、それでもそれを「巨悪」を見つけたが如くに全…
今週で精神科勤務、2週間目をクリア。なんとなく仕事のペースをつかみ、やっと看護師さんや入院している方の名前も覚え、あちらさんからも「氏家さん」と呼んでもらえるようになったのだけど、ほんと、神経内科と違ってじっくり丁寧に仕事ができる。そして…
- これは、産業社会で財とサーヴィスの生産を必然的に補足するものとして要求する労働である。この種の支払われない労役は生活の自立と自存に寄与するものではない。まったく逆に、それは賃労働とともに、生活の自立と自存を奪いとるものである。賃労働を補…
twのまとめに少々手をいれたものですが、いちおう、「病院日記」として残しておきます。4/1付で、看護助手の業務、神経内科から精神科(閉鎖病棟)へ移動しました。その初日の印象です。OJT無しのいきなり独り勤務なので「お客さん」状態だとは思う…
- レヴィナス 私の本(引用者注−−『実存から実存者へ』のこと)が言おうとしたのは、存在は重苦しい、ということです。 ポワリエ それは無に対する不安ではないのですか。 レヴィナス それは無に対する不安ではありません。実在の《在る》に対する恐怖なので…
ようやく帰宅。やっぱりというか、ものすごい疲れた。入浴介助だけなら、「ものすごい」と形容しないのだろうけど、そのあとGMSで24時過ぎまで仕事すると躰に堪えるなあ、と。何というか若くないことを痛感する。朝から夕方までの入浴介助だけでも、足腰が…
今日はキツイ一日だった。2時間睡眠二日酔いにて入浴介助。しかも今日はストレッチャーではなくてキャリー一人介助が多かったので腰に効て、風邪が悪化。そのままGMSの職場へ行くと、冷凍機故障にて商品撤去を独りで。そんで、休憩時間にiPhoneに保存したレ…
なんというか、結局、看護助手の仕事は、医師や看護師と違って責任はないので気楽な仕事で、汗を流せば済むから、楽と言えば楽なのだけど、やっぱり体力勝負なので疲れる。特に、下の世話なんかをしていると、時々、「ああ、おれ、何やってンだろう」っても…
少しtwに連投した殴り言で、かつ、内容が錯綜はしているのですが、記録として残しておきます。そのうち、議論を整理して幾つかに分けて掲載し直そうとは思いますが(汗 さて……。帰宅った。今季最大の猛暑にてかなりへろへろ。看護助手は屋内業務なのに仕事…