2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

覚え書:「フェアな未来へ―誰もが予想しながら誰も自分に責任があるとは考えない問題に私たちはどう向きあっていくべきか [編]W・ザックス、T・ザンタリウス [評者]水無田気流(詩人・社会学者)」、『朝日新聞』2014年02月16日(日)付。

- フェアな未来へ―誰もが予想しながら誰も自分に責任があるとは考えない問題に私たちはどう向きあっていくべきか [編]W・ザックス、T・ザンタリウス [評者]水無田気流(詩人・社会学者) [掲載]2014年02月16日 [ジャンル]社会 国際 ■「予防的公正」は処方箋…

覚え書:「くらしナビ 『介護民俗学』の取り組み」、『毎日新聞』2014年02月20日(木)付。

- くらしナビ 「介護民俗学」の取り組み(写真キャプション)「すまいるほーむ」のリビングで、メモを手にお年寄りの話を聞く六車さん(右から2人目)。家族だんらんのような雰囲気だった=静岡県沼津市で 静岡県沼津市のデイサービス「すまいるほーむ」の…

覚え書:「Listening:<そこが聞きたい>秘密保護法基準案の検討 清水勉氏」、『毎日新聞』2014年02月19日(水)付。

- Listening:<そこが聞きたい>秘密保護法基準案の検討 清水勉氏 2014年02月19日(写真キャプション)インタビューに答える清水勉さん=東京都新宿区で宮間俊樹撮影 ◇経過の公開、非常に重要−−弁護士・情報保全諮問会議メンバー、清水勉氏 今年中…

覚え書:「日雇いの街・釜ケ崎、人々の緊張感写す 国立で写真展、来月16日まで /東京都」、『朝日新聞』2014年02月22日(土)付。

- 日雇いの街・釜ケ崎、人々の緊張感写す 国立で写真展、来月16日まで /東京都日雇い労働者の街・釜ケ崎(大阪府西成区)の人々をとらえた写真展「釜ケ崎劇場」が、国立市西2丁目の居酒屋「キノ・キュッヘ(木乃久兵衛)」で3月16日まで開かれている。 …

覚え書:「書評:演劇の力 蜷川 幸雄 著」、『東京新聞』2014年02月16日(日)付。

- 演劇の力 蜷川 幸雄 著 2014年2月16日 ◆鬼才の青春期明かす [評者]長谷部浩=演劇評論家 この一月、作家古川日出男の飛躍と奇想にあふれた『冬眠する熊に添い寝してごらん』を蜷川幸雄が演出した。時空をまたぎ、自然の力を掘り起こす戯曲を大胆に視覚化…

覚え書:「書評:むしろ素人の方がよい 佐瀬 昌盛 著」、『東京新聞』2014年02月16日(日)付。

- むしろ素人の方がよい 佐瀬 昌盛 著 2014年2月16日 ◆防衛トップ人間力は [評者] 平川祐弘=東京大名誉教授 戦後八十人出た防衛省(庁)のトップには「言語に絶する惨状を呈した」大臣もいたという。民主党の一川保夫、田中直紀の両相は仕事が何かわから…

書評:東京新聞社会部編『憲法と、生きる』岩波書店、2013年。

東京新聞社会部編『憲法と、生きる』岩波書店、読了。東京新聞で半年に渡って連載された特集「憲法と、」の待望の単行本化。正反のイデオロギー論争の本ではない。「憲法とともに戦後を生きてきた人々の営みの記録」。 焦臭い今こそ手に取りたい一冊だトータ…

覚え書:「発信箱:感涙スイッチ=小国綾子」、『毎日新聞』2014年02月18日(火)付。

- 発信箱:感涙スイッチ=小国綾子 毎日新聞 2014年02月18日 「全ろうの作曲家」とされる佐村河内守さん(50)の騒動に「感涙スイッチ」の話を思い出した。「何かの刺激で思い出が走馬灯のように巡ると感涙スイッチが入り、人は泣かずにいられない」という…

覚え書:「書評:遊動論 柳田国男と山人 柄谷 行人 著」、『東京新聞』2014年02月16日(日)付。

- 遊動論 柳田国男と山人 柄谷 行人 著 2014年2月16日 ◆山人に見いだす「社会主義」 [評者]安藤礼二=多摩美術大准教授 民俗学という学問を独力で創り上げてしまった柳田国男について、現在ではこう述べられることが多い。柳田は初期に研究しようとしてい…

覚え書:「書評:渡良瀬 佐伯 一麦 著」、『東京新聞』2014年02月16日(日)付。

- 渡良瀬 佐伯 一麦 著 2014年2月16日 ◆生活の起伏を辿る楽しみ [評者]勝又浩=文芸評論家 ほぼ二日間、この頃では珍しい、豊饒(ほうじょう)な読書の時間を持つことができた。三百八十ページに近い大冊だが、小説は終始乱れのないテンポを保っていて、本…

覚え書:「記者の目:『憲法をよむ』を連載して 自民改正草案の危うさ=遠藤孝康(大阪社会部)」、『毎日新聞』2014年02月18日(火)付。

- 記者の目:「憲法をよむ」を連載して 自民改正草案の危うさ=遠藤孝康(大阪社会部) 毎日新聞 2014年02月18日 東京朝刊(写真キャプション)1946年11月3日、皇居前広場で開かれた日本国憲法公布記念の祝賀会。昭和天皇と香淳皇后が出席した 本紙朝…

覚え書:「みんなの広場:残念なNHK会長らの発言」、『毎日新聞』2014年02月17日(月)付。

- みんなの広場 残念なNHK会長らの発言 無職・80(滋賀県栗東市) NHKの会長と経営委員の問題発言が相次いでいます。籾井勝人会長は就任記者会見で従軍慰安婦についての持論を展開したり、政府が右といっているものを左とはいえないと述べたりしたこ…

覚え書:「今週の本棚・MAGAZINE:『中央公論 2月号』」、『毎日新聞』2014年02月16日(日)付。

- 今週の本棚・MAGAZINE:『中央公論 2月号』 毎日新聞 2014年02月16日 東京朝刊 (中央公論新社・900円) 日本の大学は改革を迫られている。文部科学省は2013年11月に国立大学改革プランを発表した。大学が社会の変化に対応すること、国際…

覚え書:「今週の本棚:富山太佳夫・評 『警察調書−剽窃と世界文学』=マリー・ダリュセック著」、『毎日新聞』2014年02月16日(日)付。

- 今週の本棚:富山太佳夫・評 『警察調書−剽窃と世界文学』=マリー・ダリュセック著 毎日新聞 2014年02月16日 東京朝刊 (藤原書店・4410円) ◇模倣を端緒に“書く意味”を問う 私がまず眼(め)を引かれたのはこの本のサブ・タイトルの方である−−『剽窃…

日記:「全国のホテルに古事記を置こう!」プロジェクトのいかがわしさについて……

竹田研究財団が『古事記』編纂1300年を記念して「全国のホテルに古事記を置こう!」プロジェクトを立ち上げたそうですが、少しだけコメンタリーを残しておこうと思います。同webによると概要は次の通り。 - 一般財団法人竹田研究財団 『古事記』編纂1300年記…

覚え書:「みんなの広場 ツイッターの正しい使い方」、『毎日新聞』2014年02月15日(土)付。

- みんなの広場 ツイッターの正しい使い方 高校生・17(東京都世田谷区) 毎日新聞 2014年02月15日 東京朝刊 最近ニュースなどでツイッターを正しく使えていないケースをよく見る。特に気になるのが、迷惑行為をツイートしているものだ。 若者が写真つきで…

覚え書:「今週の本棚・新刊:『三省堂国語辞典 第七版』=見坊豪紀ほか編」、『毎日新聞』2014年02月16日(日)付。

- 今週の本棚・新刊:『三省堂国語辞典 第七版』=見坊豪紀ほか編 毎日新聞 2014年02月16日 東京朝刊 (三省堂・3045円) 三国(さんこく)の名で親しまれる小型辞典、六年ぶりの新版だ。新語など四千を増補。国語辞典は新語をどれだけ載せるか競う風潮だ…

覚え書:「今週の本棚:持田叙子・評 『心訳・「鳥の空音」−元禄の女性思想家、飯塚染子、禅に挑む』=島内景二・著」、『毎日新聞』2014年02月16日(日)付。

- 今週の本棚:持田叙子・評 『心訳・「鳥の空音」−元禄の女性思想家、飯塚染子、禅に挑む』=島内景二・著 毎日新聞 2014年02月16日 東京朝刊 ◇持田叙子(のぶこ)評『心訳(しんやく)・「鳥の空音(そらね)」−元禄の女性思想家、飯塚染子、禅に挑む』 (…

覚え書:「みんなの広場 横暴な政権、公明党はどう見る」、『毎日新聞』2014年02月17日(月)付。

- みんなの広場 横暴な政権、公明党はどう見る 会社員・60(北海道北広島市) NHK経営委員の百田尚樹氏が東京都知事選応援演説で対立する候補を「人間のくず」と発言した件を問われ、安倍晋三首相は「そこで聞いていたわけではない。聞いていないから感…

覚え書:「みんなの広場 無責任極まりない出直し選」、『毎日新聞』2014年02月15日(土)付。

- みんなの広場 無責任極まりない出直し選 無職・72(堺市堺区) 橋下徹・大阪市長が辞職して再度市長選に立候補するという。何を血迷ったことを、と思う。 自らが提唱する大阪都構想の制度設計を議論する法定協議会で、進め方について野党から反対されて…

覚え書:「今週の本棚・本と人:『シベリア抑留者たちの戦後』 著者・富田武さん」、『毎日新聞』2014年02月16日(日)付。

- 今週の本棚・本と人:『シベリア抑留者たちの戦後』 著者・富田武さん 毎日新聞 2014年02月16日 東京朝刊 (人文書院・3150円) ◇躊躇を払い、踏み出した一歩−−富田武(とみた・たけし)さん シベリア抑留を巡っては、大学人による研究が立ち遅れた。本…

覚え書:「今週の本棚・新刊:『戦争記憶の政治学』=伊藤正子・著」、『毎日新聞』2014年02月16日(日)付。

- 今週の本棚・新刊:『戦争記憶の政治学』=伊藤正子・著 毎日新聞 2014年02月16日 東京朝刊 (平凡社・2940円) 2000年6月27日、韓国のハンギョレ新聞社を約2400人が取り囲み、襲撃する事件が起きた。彼らはかつてベトナム戦争に参戦した軍…

書評:エルンスト・ヴァイス(瀬野文教訳)『目撃者』草思社、2013年。

- エルンスト・ヴァイス(瀬野文教訳)『目撃者』草思社、2013年、読了。日本ではなじみが薄いが20世紀ドイツ文学に最重要の位置を占めるヴァイス、待望の邦訳。モラビア出身のユダヤ人精神科医にしてカフカの友人は、ナチズム勃興期の市民生活の息吹を「…

覚え書:「ひと:小柳雅樹さん=核兵器の非人道性を訴える被爆3世」、『毎日新聞』2014年02月12日(水)付。

- ひと:小柳雅樹さん=核兵器の非人道性を訴える被爆3世 毎日新聞 2014年02月12日 東京朝刊 ◇小柳雅樹(こやなぎ・まさき)さん(16) 13日にメキシコで始まる「第2回核兵器の人道的影響に関する会議」に日本政府代表団6人のメンバーとして出席し、核…

覚え書:「今週の本棚:池澤夏樹・評 『葭の渚 石牟礼道子自伝』=石牟礼道子・著」、『毎日新聞』2014年02月16日(日)付。

- 今週の本棚:池澤夏樹・評 『葭の渚 石牟礼道子自伝』=石牟礼道子・著 毎日新聞 2014年02月16日 東京朝刊 (藤原書店・2310円) ◇楽園と近代の間に湧き出す、豊饒なる言葉 自伝は小さいながらも歴史である。 自分の人生を文章にする。基礎には史実があ…

覚え書:「今週の本棚・新刊:『岩波茂雄と出版文化 近代日本の教養主義』=村上一郎・著、竹内洋・解説」、『毎日新聞』2014年02月16日(日)付。

- 今週の本棚・新刊:『岩波茂雄と出版文化 近代日本の教養主義』=村上一郎・著、竹内洋・解説 毎日新聞 2014年02月16日 東京朝刊 (講談社学術文庫・756円) 「あの」村上一郎が、1960−61年ごろに書いた岩波書店創業者、岩波茂雄の評伝である。村…

覚え書:「記者の目:英国という監視社会=小倉孝保(欧州総局・ロンドン)」、『毎日新聞』2014年02月14日(金)付。

- 記者の目:英国という監視社会=小倉孝保(欧州総局・ロンドン) 毎日新聞 2014年02月14日 東京朝刊(写真キャプション)記念館になっている旧政府暗号学校。暗号解読に使用された機器が展示されている=英ブレッチェリーで2014年2月4日午前10時、…

覚え書:「特定秘密保護法に言いたい:情報機関の権限、強大に=ジャーナリスト・青木理さん」、『毎日新聞』2014年02月11日(火)付。

- 特定秘密保護法に言いたい:情報機関の権限、強大に ジャーナリスト・青木理さん 毎日新聞 2014年02月11日 東京朝刊 ◇青木理さん(47) 特定秘密保護法の立法作業を担当した内閣情報調査室トップの「内閣情報官」は歴代、警備・公安警察の出身者で占めら…

覚え書:「ナチュラル・ナビゲーション―道具を使わずに旅をする方法 [著]トリスタン・グーリー [評者]角幡唯介(ノンフィクション作家・探検家)」、『朝日新聞』2014年02月09日(日)付。

- ナチュラル・ナビゲーション―道具を使わずに旅をする方法 [著]トリスタン・グーリー [評者]角幡唯介(ノンフィクション作家・探検家) [掲載]2014年02月09日 [ジャンル]社会 ■自然の摂理、理解するための知恵 最近の探検界では現代機器に頼らず自然物を利用…

覚え書:「幸せのメカニズム [著]前野隆司」、『朝日新聞』2014年02月09日(日)付。

- 幸せのメカニズム [著]前野隆司 [掲載]2014年02月09日 [ジャンル]人文 新書 アリストテレスの昔から、幸福について考えるのは哲学の領域だった。本書では、ロボット学者が理系のアプローチで、先哲を悩ませてきた難問に挑む。 工学者らしく、ものごとが働…