デモクラシー

覚え書:「インタビュー:歴史から学ぶ 米コロンビア大学教授、マーク・マゾワーさん」、『朝日新聞』2016年01月13日〔水)付。

- インタビュー:歴史から学ぶ 米コロンビア大学教授、マーク・マゾワーさん 2016年01月13日(写真キャプション)「1821年のギリシャ独立戦争をテーマに、欧州すべてがかかわった大きな物語として描きたい」=ニューヨーク、増池宏子氏撮影 写真・図版 …

覚え書:「考論 長谷部×杉田:『止める力』持つ参院選」、『朝日新聞』2016年01月10日(日)付。

- 考論 長谷部×杉田:「止める力」持つ参院選 2016年1月10日 夏に参院選を控える今年。安倍晋三首相は年頭会見で、憲法改正について「参院選でしっかり訴えていく」と述べた。長谷部恭男・早稲田大教授(憲法)と杉田敦・法政大教授(政治理論)の連続対談は…

日記:「選挙による独裁」こそ民主主義の王道と理解する創価学会の活動家たち

公明党を応援することで様々なことが目に見えなくなって、私自身に対しても昨年の7月からストーカーのごとき粘着行為を繰り返してきた、グンマーのゴカンさん(後閑由治 @gokonowsky 創価学会男子部アクティブ)が、見事な民主主義理解をしておりましたので…

覚え書:「憲法のある風景 公布70年の今/5止 忍び寄る『軍学共同』 日本の研究に米国防機関が食指」、『毎日新聞』2016年1月6日(木)付。

- 憲法のある風景 公布70年の今/5止 忍び寄る「軍学共同」 日本の研究に米国防機関が食指毎日新聞2016年1月6日 (写真キャプション)研究室で人工筋肉の実験装置を前に話す平井利博・信州大名誉教授。「人々の生活を豊かにしたい」との思いを持ち続ける…

覚え書:「インタビュー:台湾の未来 台湾の作家・龍應台さん」、『朝日新聞』2016年01月09日(土)付。

- インタビュー:台湾の未来 台湾の作家・龍應台さん 2016年01月09日 台湾のベストセラー作家、龍應台さんは、時代に翻弄(ほんろう)される民衆の姿をいたわりをこめた筆致で描き、中国語圏で大きな影響力を持つと言われる。大陸から台湾に移り住んだ外省人…

日記:市民連合シンポジウム「2016年をどう戦い抜くか」1/23SAT〜

いよいよ本日14時からです! シンポジウム「2016年をどう戦い抜くか」 柄谷行人先生の講演がございます。 ぜひお越しください! 詳細は → https://t.co/ny7lK3OGlc pic.twitter.com/C7j0nmpB1y— 市民連合 (@shiminrengo) 2016, 1月 23わたしたちが野党共闘を…

日記:憲政の常道(立憲政治)を取り戻す国民運動委員会」(略称・民間「立憲」臨調)発起人の一人として……。

市民団体「立憲政治を取り戻す国民運動委員会」を結成! https://t.co/x6OuJH3vk7 メンバーには、SEALDsの奥田愛基、精神科医の香山リカ、俳優の宝田明、弁護士の宇都宮健児など pic.twitter.com/4SUyzOiQ8F— VOTE for DEMOCRACY (@supportV4D) 2016, 1月 19…

吉野作造研究:吉野作造記念館2015年度前期企画展 戦後70周年記念「日本国憲法の誕生と吉野作造」

催しのご案内吉野作造記念館2015年度前期企画展 戦後70周年記念 日本国憲法の誕生と吉野作造期間:2015年6月7日(日)〜8月2日(日) 会場:吉野作造記念館 企画展示室 大正デモクラシーの指導者・吉野作造の最後の弟子は、憲法学者・鈴木安蔵…

覚え書:「本音のコラム:安全保障の切れ目=山口二郎」、『東京新聞』2015年05月17日(日)付。

- 本音のコラム 安全保障の切れ目 山口二郎 安倍政権は、安全保障に関する法案を閣議決定し、これから国会審議が始まる。すでに多くの論者が指摘している通り、これらの法案は憲法を事実上作り替えるものであり、おざなりな審議で通してはならない。 私にと…

日記:「戦争反対」でパクられてぶちのめされる世界のおぞましさについて

授業すんで国分寺で呑んでから帰宅しましたら、小学六年生の子どもが『はだしのゲン』を読んでいましたよ。漫画ではなく絵本でしたが(GWに購入したやつ)。 中沢啓治さんの作・絵による「絵本」もあることは知りませんでした。安倍晋三と公明党とそれを支援…

日記:「9条の下、専守防衛を堅持」「公明が厳格な歯止め」、『公明新聞』2015年05月15日(金)付。え?

歴史の記録として2015年5月15日付の『公明新聞』と『聖教新聞』の安保法制に関する記事を張っておく。 「9条の下、専守防衛を堅持」「公明が厳格な歯止め」(公明新聞、そして、聖教新聞も右に倣え)だそうな。これ虚構新聞もしくはソ連時代のプラウ…

日記:「まったく個人的であり、だからこそ奥底で普遍に通じる、そんな力が」

ちょうど赤坂真理さんの『愛と暴力の戦後とその後』(講談社現代新書)読み終えた。個人の記憶との対話から戦後の歩みを読み解く秀逸な論評。「まったく個人的であり、だからこそ奥底で普遍に通じる、そんな力が」と結ばれる。先験的な理念から批判する大上…

覚え書:「寄稿:憲法という経典 作家・島田雅彦」、『朝日新聞』2015年05月02日(土)付。

- 寄稿:憲法という経典 作家・島田雅彦 2015年05月02日 日本が自国のことのみならず、他国の戦後復興、人道支援にも貢献し、「世界の赤十字」たらんとしてきたことで獲得できた世界的信用は大きな財産である。外国人が日本人に対して抱く好印象もまた、平和…

覚え書:「くらしの明日 私の社会保障論 平和のための戦争=湯浅誠」、『朝日新聞』2015年04月29日(水)付。

- くらしの明日 私の社会保障論 平和のための戦争 自衛隊海外派遣へ新法案湯浅誠 社会活動家 象徴的なネーミングだと思った。 「国際平和支援法」のことだ。内容は、有事の際に米国等に後方支援を行うこと。要は、空爆するための戦闘機が飛び立つ空母に弾薬…

覚え書:「ニュースの追跡:安倍政権の意に添わぬ 海外メディア・識者 『政府から圧力』相次ぐ告白」、『東京新聞』2015年04月14日(火)付。

- ニュースの追跡 安倍政権の意に添わぬ 海外のメディア・識者 「政府から圧力」相次ぐ告発特派員記事で本社へ抗議 識者「信用できない」耳打ち(写真キャプション)日本外国特派員協会の機関誌「NUMBER1 SHIMBUN」最新号。ゲルミス記者の記事が掲載されてい…

日記:生き方としての民主主義

- 生き方としての民主主義 現在の政治状況に対して多くの人が感じる無力感は、民主主義というものを、国会とか選挙といった制度的な側面から捉えていることによって生じているのではないだろうか。デューイにとって民主主義とは、もっと豊かな意味を持つもの…

覚え書:「松尾貴史のちょっと違和感 『八紘一宇』持ち上げる与党銀 言葉のチョイスは生命線では」、『毎日新聞』2015年03月22日(日)付日曜版(日曜くらぶ)。

- 松尾貴史のちょっと違和感 「八紘一宇」持ち上げる与党議員 言葉のチョイスは生命線では 元女優の与党議員が、予算委員会で質問をしている様をぼんやりと見ていた。先日、新幹線からホームに降り立つ彼女と出くわしたばかりだった。その時にも感じたのだが…

日記:「紹介したい大切な価値観、八紘一宇」(三原じゅん子代議士)、ええと……「日本の理想を生かすために、一先ず此の国を葬って下さい」(矢内原忠雄)

参議院予算委員会にて三原じゅん子議員、皆様にご紹介したい言葉として「八紘一宇」だそうな。おいおい。— 氏家法雄 (@ujikenorio) 2015, 3月 16租税回避を防ぐ理念が八紘一宇ってお前なあ(´・_・`)— 氏家法雄 (@ujikenorio) 2015, 3月 16国会議員の劣化幼稚化…

日記:【ご案内】吉野作造記念館 戦後70周年記念「大崎市岩出山出身写真家 岡本央が見てきた中国」

「親切と楽天」(牧野英一)、「人道の戦士、吉野作造」(赤松克麿)、「学者、思想家のガウンを著けた大親分」……。1933(昭和8)年の今日、吉野作造博士が逝去。その遺徳をしのびつつ、吉野作造ゆかりの催し物をご紹介します。 - 催しのご案内 吉野作造記念…

吉野作造研究:社会経済的な格差の是正のための政治的平等を目指した民本主義

- 「民本主義」の党か「資本家」の党か 一九二〇年に全国的に盛り上がった普通選挙運動が東京、大阪、京都、神戸をはじめとする都市部を中心とするものだった以上(松尾尊禱『普通選挙制度成立史の研究』一五四〜一五五頁)、約三四〇万人の都市中間層の多く…

覚え書:「くらしの明日 私の社会保障論 福祉国家を支える教育=本田宏」、『毎日新聞』2014年12月24日(水)付。

- くらしの明日 私の社会保障論 福祉国家を支える教育 最低の投票率だった衆院選 本田宏 埼玉県済生会栗橋病院院長補佐 今月14日に実施された第47回衆院選の投票率は戦後最低の52・66%となった。今回の総選挙は、安倍晋三首相が掲げる経済政策「ア…

日記:自らの言説を飾り立てるために死者を都合良く利用する有象無象たち

選挙期間中に、中山なりあき氏(次世代の党・落選)が次のようなツイートを投下していてぶったまげた。曰わく遊説中、高倉健さんの出身地中間市を通った。菅原文太さんも亡くなった。どちらも男臭さを売り物にしていたが、考え方は全く違った。健さんは文化…

書評:ミシェル・ワルシャウスキー(脇浜義明訳)『国境にて イスラエル/パレスチナの共生を求めて』つげ書房新社、2014年。

ミシェル・ワルシャウスキー(脇浜義明訳)『国境にて イスラエル/パレスチナの共生を求めて』つげ書房新社、読了。「越えてはならない国境もあれば、むしろ破るべき国境もある」。本書はマツペンを経てAICで反シオニズム闘争を続ける「国境をアイデンテ…

覚え書:「わたしの争点:2014衆院選/9止 『在日』ありのままに誇り 日韓修復、互いを認めて」、『毎日新聞』2014年12月12日(金)付。

- わたしの争点:2014衆院選/9止 「在日」ありのままに誇り 日韓修復、互いを認めて 毎日新聞 2014年12月12日 東京朝刊「在日の視点は大切」と語る作家の深沢潮さん=東京都渋谷区で、内藤絵美撮影 主要政党の公約で東アジア各国との関係にどう言及? …

覚え書:「くらしの明日 私の社会保障論 本物の『成長戦略』とは 赤穂浪士の考現学=宮武剛」、『毎日新聞』2014年12月10日(水)付。

- くらしの明日 私の社会保障論 本物の「成長戦略」とは 赤穂浪士の考現学 宮武剛 目白大大学院客員教授 唐突な解散の末、総選挙の投票日は14日に迫った。ちょうど赤穂浪士討ち入りの日に重なる(元禄15年)。単なる偶然だが、あの四十七士は、年齢や経…

書評:想田和弘『熱狂なきファシズム 日本の無関心を観察する』河出書房新社、2014年。

想田和弘『熱狂なきファシズム』河出書房新社、読了。ファシズムに必然するのが狂気的熱狂だ。しかし著者は今日のファシズムを「じわじわと民主主義を壊していく」低温火傷という。「ニッポンの無関心を観察する」(副題)と、憲法改正、特定秘密保護法、集…

日記:先験的に中立や公正が実在していると素朴に考えていることの「きつさ」

- 衆院選:自民、細かに「公平」要請 選挙番組構成でTV各局に 毎日新聞 2014年11月28日 東京朝刊 自民党がNHKと在京民放テレビ局に対し、選挙報道の公平中立などを求める要望書を渡していたことが27日分かった。街頭インタビューの集め方など、番組の…

覚え書:「くらしの明日 私の社会保障論 『全額社会保障に』のウソ=本田宏」、『毎日新聞』2014年11月26日(水)付。

- くらしの明日 私の社会保障論 「全額社会保障に」のウソ 公約無視の消費増税は許されない 本田宏 埼玉県済生会栗橋病院院長補佐 消費税が今年4月から3%引き上げられ8%になったが、経済政策「アベノミクス」は功を奏さず、契機は低迷している。ついに…

日記:首相が保守速報を「ソース」に語る「美しい日本」

【保守速報 安倍で検索された方へ】保守速報とは外国人などに関するデマで差別を煽る投稿だらけのまとめサイトで、反ヘイトスピーチ裁判でも訴えられているほどです。一般市民でもシェアすると周りから人格を疑われかねないほどの悪質サイトの記事をシェアす…

覚え書:「引用句辞典 トレンド編 [政治家の質の劣化]=鹿島茂」、『毎日新聞』2014年11月23日(日)付。

- 引用句辞典 トレンド編 [政治家の質の劣化] 鹿島茂唯一の防御策は間接選挙の導入ワシントンの下院議場に入ってみれば、この大会議場の俗っぽさに驚愕の思いをするであろう。(中略)この議場のすぐそばに上院の扉が開いており、その狭い議場の中にアメリ…